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食物アレルギー
最終更新日 2024年12月23日
食物アレルギーとは?
人が食物を食べたとき、身体が食物に含まれるタンパク質を異物として認識し、自分の身体を防御するために過敏な反応をおこすことです。
じんま疹、湿疹、下痢、嘔吐、腹痛、咳、鼻・眼粘膜症状、呼吸困難等の症状がおこります。ひどいときにはショック症状(アナフィラキシーショック)を起こしてまれに死に至ることもあります。
食物アレルギーは、人によって原因物質や反応を引き起こす量が違います。また、同一人であっても体調によりその反応が変わります。
食物アレルギーは生まれながらにある場合もありますが、成長過程の中で発症する場合も少なくありません。小児では年齢を経るとともに治癒することも多いのですが、逆に成人になってから発症する人もいます。乳児では5-10%、学童以降が1.3%程度、全年齢を通しては推定1-2%程度の人が食物アレルギーだといわれています。(※1)
アレルギー発症数の順位(※2)は、
- 鶏卵(全体の約39%)
- 牛乳・乳製品(約16%)
- 小麦(約8%)
- そば(約4%)
- えび(約4%)
- ピーナッツ(約3%)
となっています。
また、ショックの発症数(※2)では
- 鶏卵(全体の約26%)
- 牛乳・乳製品(約22%)
- 小麦(約17%)
- そば(約7%)
- ピーナッツ(約4%)
- えび(約3%)
の順となっています。
(※1) 国立病院機構相模原病院臨床研究センター「食物アレルギーの診療の手引き2005」より
(※2) 平成16年7月「アレルギー物質を含む食品に関する表示について検討報告書(外部サイト)」の表から算出
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