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脊柱側弯症について
最終更新日 2026年4月1日
脊柱側弯症とは
脊柱側弯症は、背骨が左右に曲がり、ねじれを伴う脊柱の変形です。
姿勢の悪さとは異なり、構造的な変形であることが特徴です。
小児から成人まで幅広い年代にみられ、年齢によって症状や治療方針が異なります。
お子さま・保護者の方へ
小児側弯症の特徴
- 痛みがほとんどない
- 見た目の変化で気づかれることが多い
- 成長とともに進行する可能性がある
気づきやすいサイン
- 肩の高さが左右で違う
- 背中のふくらみに左右差がある
- 服のずれが気になる
学校健診やご家族の気づきが、早期発見につながります。
小児期の治療の考え方
- 軽度:定期的な経過観察
- 中等度:装具療法
- 進行が著しい場合:手術治療を検討
成長が終わるまで適切に見守ることが重要です。
成人の方へ
成人側弯症の特徴
- 腰痛・背部痛が主な症状
- 長時間の立位・歩行がつらい
- 神経症状(しびれ・痛み)を伴うことがある
成人の脊柱側弯症では、子どもの頃からの側弯が残っている場合や、加齢により症状が出てくる場合があります。
成人では、変形そのものよりも症状への対応が治療の中心になります。
脊柱側弯症の早期発見と診断
平成26年4月より市立小中学校での校医による健康診断のうち「脊柱及び胸郭の疾病・異常の有無」の検査項目について、保護者による脊柱側弯症健診アンケートを導入し、側弯症検診(1次検診)の精度の向上を図っています。
側弯症を早期に発見し治療できるよう、横浜市教育委員会が学校から保護者に「受診のおすすめ」を配布してもらい、整形外科医会の先生方に2次検診のご協力をしていただいていているところです。
側弯症の早期発見のために
側弯症を早期に発見するためには、保護者による日々の観察が重要になります。
日常における姿勢の異常に注意するほか、とくに、上半身裸になる機会を利用し、次のような観察を行うことが、早期発見につながります。
こどもは体が柔らかく、図の姿勢でよく観察しても、1センチほどしか差異が出ない場合もあります。
少しでも異常を感じたら、整形外科医の診断を受けることが大切です。
家庭でできる側弯症チェック
(1)後ろ向きに「気を付け」の姿勢で
A.肩か肩甲骨の高さが違う
B.ウエストラインが非対称
(2)両手を合わせてお辞儀の姿勢で、背部の左右の高さが違う
(3)より深いお辞儀の姿勢で、背部の左右の高さが違う
側弯症の診断と治療
他の脊椎脊髄疾患と比較して、脊柱側弯症に対する診断および治療には専門的な知識や技術、経験が必要となります。
放射線被ばくによる健康被害が重大な関心事となっている昨今、特に小児は成人より放射線感受性が高いため、側弯検診でもレントゲン撮像を減らすことが重要です。
当院では、脊椎、腰、股関節の形体・配列の評価を行うことができるX線撮影装置「sterEOS(イオス)イメージングシステム」を県内で初めて(国内で3機目)導入しており、この装置では、通常のX線撮影と比較して50%、CT撮影と比較して95%放射線量を低減した撮影ができます。また、マイクロドーズモードを使用することで、経過観察の小児や、経過治療中に頻回の撮影を必要とする疾患の患者さんに対し、さらなる放射線被ばく低減を可能にします。
sterEOSイメージングシステム
このEOSの画像検査により、低被爆で弯曲のタイプ・進行具合を確実に診断出来るので、治療方針の決定に大いに役立ちます。
外来のご案内
「脊柱側弯症ってどんな病気?」
当院では市民の皆様へ向けた病気の普及啓発をおこなっております。
脊柱側弯症に関する基礎知識をまとめたリーフレットを掲載しますので、お役立ていただければと思います。
このページへのお問合せ
脳卒中・神経脊椎センター医事課
電話:045-753-2500(代表)
電話:045-753-2500(代表)
ファクス:045-753-2904(直通)
ページID:571-349-637





