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道路側溝や水路に廃水などを流さないでください
最終更新日 2024年1月24日
横浜市内の河川については、公共下水道が普及したことなどにより、良好な水質となっています。
しかし、白濁水や油が流れるなどの水質汚濁事故がたびたび発生しています。
調査をすると、建物の改修や工事の現場で、塗料の残液・刷毛洗いの水を道路側溝や雨水ます、水路に流すことなどにより発生しています。
道路側溝や雨水ますなどへ廃液などを流すと、直接、川へ流れ出てしまいます。
良好な水環境を保つため、廃液などは道路側溝や雨水ますなどに流さず、産業廃棄物又は汚水として適正排出するよう皆様の御協力をお願いします。
塗料や油などを流したら何が起きるの?
自然環境や生活環境に悪影響を与えることになります
- 塗料や油は、川岸や水辺の植物に付着しながら流れ、河川や海を汚染します。
- 水田に流れ込み、農作物に影響を与えることがあります。
- 川や海の魚介類を死滅させ、自然破壊を引き起こすことがあります。
水質汚濁事故を防ぐために
- 道路にある側溝や雨水ますは、降った雨を河川や海に放流するためのものです。
塗料や油などの排水を側溝や雨水ますなどに流すと、直接、河川や海に流れ込みます。
道路側溝
道路側溝
雨水ます
雨水ます
水路
水路
- 塗料や油などは、廃液が出ないように残さず使い切りましょう。
- 塗料の残液やハケを洗った後の汚水は、古布に染み込ませるなどして、適正に処理してください。
- 設備や建設機械、管路の劣化などによる油流出防止のために、日常の点検や安全確認をしてください。
河川の白濁
河川の白濁
水田の白濁
分流式下水道について
- 泉区では、雨水と汚水を分けて流す「分流式下水道」を採用しています。
「分流式下水道」では、雨水は下水処理場を通らずに、直接、河川や海域に流入します。
そのため、塗料、油類、薬品、生活排水などを道路側溝や雨水ますへ流すと、雨水管を通り、直接、河川や海域に流れ、大きな影響を与えることがあります。 - 家庭の台所や風呂、洗面所、トイレなどで使用した生活排水は、地下の汚水管に流れ、水再生センター(下水処理場)で浄化されてから、川や海に放流されます。
万が一、水質汚濁事故を起こしてしまった場合には、速やかに汚濁の拡大防止措置をとるとともに、土木事務所へ連絡をお願いします。
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