MulitilingualPage

Machine Translation

閉じる

ここから本文です。

環境への取組

最終更新日 2026年10月7日

生物共生型護岸の整備

整備概要

 生物共生型護岸とは、本体となるコンクリートの箱、いわゆるケーソンの壁面に、波を穏やかにするスリットを設け、上部は日が差し込む構造とし、中には自然石を敷いて、海藻や海生生物が生息する自然の岩礁を、深さを変えて再現する護岸です。これにより、海藻類が繁茂し、稚魚の成育や産卵の場としていきます。
 新本牧ふ頭では、横浜港の水環境や多様な生物の生息に配慮し、この生物共生型護岸を整備しています。

特徴
①護岸マウンド水深の嵩上げ(貧酸素帯の回避)
②階段状スリットによる多様な生物生息場の形成
③護岸内部に自然石を設置し、岩礁性藻場を形成
④環境に配慮したブロックの設置
⑤水際線緑地の創造・市民への開放

確認できた海草や海生生物

 環境調査結果で確認できた海草及び海生生物の一部をご紹介します。

ブルーカーボンの取組

取組内容

 市街化が進んだ横浜市では、大規模な森林を新たに造成することは困難であるため、アマモなどの海草・海藻等がCO2を吸収する「ブルーカーボン」の拡大に向け藻場・浅場の形成を進めています。
その取り組みの一環として、全長約140kmに渡る水際線を有する横浜港の特長を生かすため、直立護岸を活用し護岸前面に海藻(※ワカメ)を繁茂させる実証実験を実施しています。
※ワカメを選定した理由
 横浜港内護岸の藻類既存調査では、アオサ、アオノリ、ワカメ、ホンダワラ、ハバノリ等が確認されています。これらの海藻類のうち、ブルーカーボン量が見込め、かつ種苗生産が行われている大型海藻として「ワカメ」を選定しました。

実験概要


実証実験の概要

・ 護岸前面にワカメを巻き付けたロープを設置し、胞子の着生を促します。
・ 成長したワカメを採取し、重量やリン・窒素の含有量等を計測し、CO2吸収量や水質浄化等の根拠を検証します。

実験箇所(7箇所)


実験箇所

〇令和5年12月設置
・新本牧ふ頭生物共生型護岸 2箇所
・よこはま新港合同庁舎前 1箇所
・横浜赤レンガ倉庫前 1箇所

〇令和6年12月設置
・杉田臨海緑地前 1箇所

〇令和7年1月設置
・臨港パーク前 1箇所

〇令和7年12月設置
・末広町護岸 1箇所

実験結果

【令和5年度】
 種苗の初期成育不良や食害等の影響によりロープからワカメが育たなかったため、期待した成果が得られませんでした。

【令和6年度】
 幼体期における食害の影響を考慮し、ワカメを5~10cm程度の大きさまで育ててからロープに設置し、さらに、一部のロープを食害防止ネット(スカリ)で防護しました。

 新たに設置したロープ全てにおいて、ワカメの成長が確認されました。

【令和7年度】
 横浜赤レンガ倉庫前にて、令和6年度に成長したワカメから放出された胞子が着生し、護岸壁面からの繁茂が2株確認されました。

 横浜赤レンガ倉庫前では、護岸壁面以外に、海底やロープなどからもワカメの繁茂が6株確認されています。

 そのほかの実証実験箇所では、護岸壁面からの繁茂は確認されていませんが、今後も継続して調査していく予定です。

このページへのお問合せ

港湾局政策調整部新本牧事業推進課

電話:045-671-7390

電話:045-671-7390

ファクス:045-550-4186

メールアドレス:kw-shinhonmoku@city.yokohama.lg.jp

前のページに戻る

ページID:932-541-568

  • LINE
  • Twitter
  • Facebook
  • Instagram
  • YouTube
  • SmartNews