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横浜港の港務艇

最終更新日 2023年7月24日

「港務艇」ご存知ですか?

横浜市港湾局では、「港務艇(こうむてい)」を保有しています。
水域管理課は海を良い状態に保つために様々な仕事を行っており、そこで大活躍している船です。

港務艇のご紹介

横浜市港湾局には、4隻の港務艇があります。
おおとりひばりパトロール艇01号、02号

全長18mほどで、
乗組員を含めて30人乗れます。
二階建てになっていて、二階部分が操舵室、一階部分は客室で窓が大きく、会議室のような作りになっています。

全長15mほどで、
乗組員を含めて12人乗れます。
こちらは一階のみで、バスのような室内になっています。
実際の観光バスと同じ座席が使われています。

全長8mほどで、
乗組員を含めて8人乗れます。
モーターボートタイプの小型のもので、
同じ形の船が2隻あります。


港務艇のお仕事紹介(パトロール)

この4隻を使って、我々がパトロールしているエリアを港湾区域といいます。
港湾区域は、「横浜港の海の部分」で、約7,220ヘクタール、横浜スタジアム2,000個分以上の面積になります。
この広いエリアを港務艇4隻で分担し、土日祭日も含めて毎日パトロールしています。

しかし、実は港湾区域だけではなく、河川区域の一部もパトロールの対象です。
神奈川県と連携して、パトロールを実施しています。

主なお仕事
流出油対応注意喚起漂流物対応放置船対応
海上保安庁や消防局と連携して対応します。
油を吸うマットなどを使って油が広がるのを防ぎます。

不法行為や、
危険行為の抑止です。
例えば、
・ごみを捨てようと
 している方
・海岸沿いの立入禁止エリア
 に入っている方
・泳いではいけない場所で
 泳いでいる方

走っている船にぶつかったら大変なので、
委託事業者と協力して、
いち早く発見し撤去することを心がけています。
 
※ぜひ 「横浜港の海上清掃 ~安全できれいな海を守るために~」もご覧ください。

持ち主が適切に管理せず、
許可を得ずに止まっている船への対応です。
適正なマリーナへの移動等を促しています。

実はパトロール以外にも、お仕事があります

「横浜港を物流拠点として利用したい!」と考えていただいている会社の関係者の方に
港務艇に乗船していただき、横浜港をご案内しています。海外からのお客様も多いです。

また、全国各地の自治体の方が視察に来られます。同じ海を管理する立場として、
情報共有することは、新しい発見がありますし、刺激にもなります。

残念ながら一般の方が観光目的で乗船することはできないのですが、
横浜港への企業誘致、横浜港のPRや視察の対応は、港務艇の大事な仕事です。

さいごに:FMヨコハマに船員2名が出演しました


収録風景

この度、FMヨコハマ Kiss&Ride「守ろう!私たちの綺麗な海」に船員2名が出演しました。

今までお話してきた港務艇は、一般の方々に乗船していただくことはできませんし、

見かけることも少なく、横浜市にこのような船があることをご存知ない方も多いのではないでしょうか。

陰で活躍している港務艇の存在、役割を少しでも知っていただけたら嬉しく思います。

こちらでインタビューロングVerが聴けます。

特設サイト「海を守ろう」: https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/(外部サイト)

このページへのお問合せ

港湾局港湾管理部水域管理課

電話:045-671-7130

電話:045-671-7130

ファクス:045-641-8749

メールアドレス:kw-suiiki@city.yokohama.lg.jp

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ページID:661-769-037

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