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勤労動員の始まり

最終更新日 2022年5月11日

解説

昭和13(1938)年6月、中等学校以上に「実践的精神教育実施ノ一方法」として、集団勤労作業が実施された。はじめは中等学校の低学年は3日、その他は5日が標準で夏期休暇の前後その他学業に支障のない時期に農事その他簡単な作業を行った。その後、次第に強化され、昭和16(1941)年2月には「国策ニ協力セシムル実践的教育」として、一年を通じて30日以内は、授業を廃して作業を行うようになり、昭和16年12月1日には「国民勤労報国令」が公布され14歳以上50歳未満の男子、14歳以上25歳未満の未婚の女子はすべて国民勤労報国隊を組織し、地方長官、あるいは市町村長の命令によって、適宜動員されるようになった。

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