【記者発表】令和５年上半期　火災・救急概況

①全火災の出火原因は「放火（疑いを含む）」が第1位
　住宅火災では５年連続「こんろ」が最多、火災による死者は７割が高齢者
・全火災件数は378件で、前年同期と比べて42件増加し、出火原因は「放火(疑いを含む)」が68件で第１位となりました。住宅火災件数は140件で、前年同期と比べて10件減少し、出火原因は「こんろ」が32件で５年連続最多となりました。
・火災による死者は７人で、そのうち５人（７割）が高齢者の方となりました。
② 救急出場件数、搬送人員ともに、過去最多を記録した昨年を上回るペースで増加
・　救急出場件数は116,999件で、過去最多を記録した前年同期と比べて3,772件（3.3％）増加しました。
・　搬送人員は94,436人で、過去最多を記録した前年同期と比べて2,604人（2.8％）増加しました。搬送人員の割合を年代別にみると高齢者が56.4％、傷病程度別にみると中等症以上が52.4％となりました。
・　特に７歳未満の「新生・乳幼児」は7,971人で、前年同期と比べて2,045人（34.5％）増加しました。
・　発熱のある方の搬送人員が急増し、６月は前年同月と比べて1,335人（24.4％）増加しました。