神奈川水再生センター等建築付帯設備改修

非常放送アンプ

スピーカー

　神奈川水再生センター放送設備改修と平沼ポンプ場照明ＬＥＤ化及び自動火災報知設備の改修で、主に老朽化に伴う更新設計でしたが、各施設の特性を理解し単純な更新設計ではなく、施設担当者からヒアリングを行い、維持管理に配慮した設計を心掛けました。

【神奈川水再生センター】
　既存のスピーカー線は躯体打ち込み配管内での断線等の報告もあり今後の維持管理や修繕を考慮し、可能な限り全ての配管を露出配管にてやり替えました。各スピーカーについては主にプラント機器廻りや高所部に設置してあり、施工するにあたってはプラント機器の保護と施工者の安全に配慮した足場の計画とするため、施設担当者と綿密に打合せを行い、資材の搬入ルート等も含め作業効率を考慮した設計としました。

【平沼ポンプ場】
　照明設計では薬品や浸透水によりどうしても腐食してしまう露出金属配管を可能な限り耐衝撃性硬質塩化ビニル管へ交換し、高い耐食性、耐衝撃性を持たせる設計としました。自火報設備については現行の法律に準処し既存更新としました。