長周期地震動による緊急地震速報

南海トラフ地震のような規模の大きい地震が発生すると、周期（揺れが1往復するのにかかる時間）の長いゆっくりとした大きな揺れが生じます。このような地震動のことを長周期地震動といいます。

気象庁が定める、高層ビルを対象とした地震時の人の行動の困難さの程度や、家具や什器の移動・転倒などの被害の程度を基に長周期地震動による揺れの大きさを４つの階級に区分した指標です。

長周期地震動について、​基礎知識や説明動画等が下記リンク先の気象庁ホームページに​掲載されてます。

家具等の転倒や移動、落下の防止対策は、長周期地震動対策としても非常に重要です。特に、揺れが大きい場合には、家具等を十分に固定できず、転倒によって扉がふさがれたり、窓ガラスに衝突して地上に落下したりする可能性があることから、このような事態をあらかじめ想定して、家具等を設置する場所に配慮することも重要です。