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はじめに

最終更新日 2018年10月31日

「小学生が描いた「20~30年後の鶴見区」のつるみ」のページへ

『鶴見のまちづくり』

(横浜市都市計画マスタープラン・鶴見区プラン)は,区づくりの目標である「やさしさとゆとりが実感できる活力ある街 - つるみ」をめざし,身近なまちづくりを進めるための指針です。

この指針は,まちづくりを進めるうえで,関係者が互いに連携・協働するための糸口として,共有するものです。

この『鶴見のまちづくり』は,都市計画法第18条の2に定める「市町村の都市計画に関する基本方針」に該当するものです。

『鶴見のまちづくり』は,社会の変化や住民のまちづくりへの期待や要請に対応して,必要に応じて見直しを行い,常に,生きている指針となるようにします。

鶴見区で考える都市マスタープラン -住民と行政が一緒に作業し,作成したまちづくりの指針-

『鶴見のまちづくり』は,次の4つの視点に立ち,住民と行政が一緒に作業してつくりました。

(1) 身近なまちづくりの情報を整理する

住民自らが身近なまちの情報を出し合い,共有し,あわせて,既にある様々な行政計画もわかりやすく整理し,「住民にわかりやすい行政」を進める基礎となるものです。

(2) 地域の将来像を共有する

住民と行政が共有できる地域の将来像を明らかにし,中長期的なまちづくりの指針となるものです。

(3) 地域を総合的に把握する

普段住み慣れたまちの地域特性や課題・魅力を総合的に把握することで,「まちの使いこなし方」(地域の上手な利用方法)を考える手がかりとなるものです。

(4) 地域の「まちづくり」を進めるための役割分担を考える

地域の「まちづくり」を進めるために,企業を含む住民と行政の役割や責任の分担を一緒に考え,体制やしくみを検討することを通じ,それぞれが主体的にまちづくりに取り組む方向を示すものです。

プランの全体構成と策定の経緯

全体の構成図

(1)鶴見区の将来像

鶴見のまちができあがってきた歴史的背景や,地形的な特徴,さらには,市街地環境のうつりかわりをふまえ,区の将来像を明らかにしました。「将来の都市構造」と,「将来の土地利用の方向」で構成しています。

(2)テーマ別プラン

区の将来像を実現するために,重点テーマごとに,まちの現状と課題をふまえ,目標と方針を明らかにするものです。また,地域をこえて共通することがらについても,ここに掲載してあります。

(3)地域別プラン

身近なまちづくりの目標や実現の方向を,地域別に総合的にまとめたものです。また,内容については,懇談会で出された意見を尊重し,特に多く出された意見や,関心の高いことがらを重視して掲載してあります。

(4)「まちづくり」のすすめ方

まちづくりをプランに沿って具体化していくため,住民,企業や行政の役割分担や協働のしかた,地域プロジェクト(具体的なまちづくりを進めるしくみ),まちづくり行政の展開の仕方について述べています。

●策定の経緯

(1) 懇談会等による検討

懇談会の様子2

地域別プランの案を検討するために,区内の地域的なまとまりや市街地としての同質性を考慮し,7地域に区分し,懇談会等を開催しました。

地域別懇談会では,まちの資源や課題を共有し,企業を含む住民と行政が一緒に進めるまちづくりについて,参加者全員が知恵を出し合い,検討・提案しました。

また,テーマ別プランや地域プロジェクトについても,意見交換会を開き,プランの内容やプロジェクトの成立可能性や方向性について検討しました。

(2) 懇談会等や意見交換会の参加メンバー

策定の経緯図

地域別の懇談会をはじめるにあたり,参加メンバーは,地区連合町内会から推薦されたメンバー(1/2)と公募による参加メンバー(1/2)を基本にしました。

2回目以降は,懇談会等での検討内容にあわせて,随時,新たな参加者(専門的な知識を持つ住民,商業・工業関係者等)の呼びかけも行いました。

地域のまちづくりに実績ある専門家グループ(横浜プランナーズネットワーク)が,地域別懇談会等を進行し,地域資源の掘り起こしやまちづくりのテーマや進め方に関する提案,地域プロジェクトの立ち上げ等の支援をしました。

(3)策定のスケジュール

地域別懇談会の開催時期は,地域によって異なりますが,平成12年度中には6地域でスタートし,各地域で4回ずつ行いました。

テーマ別プランについては,平成12年度末から平成13年度にかけて,地域プロジェクトの検討会も兼ねた意見交換会を開催しました。

臨海地域では,鶴見区内4地区の「京浜工業地帯再整備推進地区協議会」と意見交換をおこないました。これらの合計で36回の懇談会等を開催しました。

懇談会や意見交換会等で出た意見を尊重して,区がプランの原案を作成しました。

このあと,この原案について,幅広く,区民の意見をつのり,それをもとに原案をまとめました。

原案は,その後,横浜市都市計画審議会に諮った上で決定しました。

このページへのお問合せ

鶴見区総務部区政推進課

電話:045-510-1680

電話:045-510-1680

ファクス:045-510-1891

メールアドレス:tr-kusei@city.yokohama.jp

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