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- 1章 緑区の成り立ちとまちづくりの考え方
- 1-2 緑区におけるまちづくりの考え方
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1-2 緑区におけるまちづくりの考え方
最終更新日 2024年1月12日
まちづくりの目標
豊かな自然環境の中で快適な生活を享受できるまち
具体的には、次のことを目指します。
- 身近に緑と水の環境が保全され、その恩恵を享受できる
- 生活を豊かにする機能が身近にそろっている
- 安全で快適に暮らせる住宅地である
「まちのまとまり」とその構造
地形的、歴史的なまちの成り立ち、さらには住民の社会・経済的な活動の動向を考慮し、緑区における基本的な「まちのまとまり」を、駅周辺を拠点として、3つのまちがつながる構造として捉えます。
1 3つのまち
1つの「まちのまとまり」は、川のまち(川沿いの低地)、丘のふもとのまち(丘のふもと)、丘のまち(丘陵地)の3つのまちから構成されます。
- 川のまち:鶴見川、谷本川、恩田川とその周辺の農地、工業地からなります。
- 丘のふもとのまち:低地部であり、商業・業務地と住宅地からなります。
- 丘のまち:丘陵地であり、開発による住宅地、大規模な公園、樹林地や農地などからなります。
2拠点とつながり
丘のふもとのまちにある駅周辺を拠点とし、それと3つのまち、さらには隣の拠点とのつながりを強化します。
- 拠点:商業、業務、文化、行政などの機能が集積し、身近なまちの暮らしを支えます。
- つながり:鉄道、道路などにより3つのまち及び隣の拠点とのつながりを強化します。特に3つのまちは、豊かな生活を実現するため、さらには緑と水の環境が広がるように結びつけられます。
- 〔緑区の構造〕
- 緑区全体では、「まちのまとまり」が4つ連結したものとなります。
土地利用の方針
「まちのまとまり」とその構造及び緑区全体の構造に基づき、土地利用の方針を次のように定めます。
1土地利用に関する基本的な方針
- 川のまちは、農地あるいは工業地として、それぞれの環境の維持・向上に努めます。工場が住宅に建て替えられる場合には、工場と共存するよう誘導します。
- 丘のふもとのまちでは、JR横浜線各駅の周辺を商業業務地とし、高度利用を図ることにより商業・業務・文化・行政などの機能を集積し、さらにその周辺は住宅を主とする土地利用とします。また、幹線道路沿道・鉄道沿線については中高層建築物を誘導します。
- 丘のまちでは、緑の環境を守りながら、計画的に低層又は中高層住宅地、大学等の大規模施設や公園などを配置するとともに、市街化調整区域内の農地や樹林地の保全を図ります。市街化区域内のまとまった樹林地についても保全を進めますが、開発する場合には、緑の環境に配慮した市街地となるように誘導します。
- 川のまち、丘のまちがそれぞれ東西に結びつくことにより、まとまりある農地、樹林地を形成します。
2土地利用の変更に関する方針
- 市街化調整区域は基本的に市街化を抑制しますが、駅周辺あるいは拠点になりうる地域において、都市の成長や活性化などに資する計画的な都市整備が確実に行われる場合には、市街化区域への編入を検討します。一方、市街化区域の緑地や農地で長期にわたり存続することが見込まれ、市街化区域の整備に支障のないものは、積極的に市街化調整区域への編入に努めます。
- 大規模な土地利用転換を行う場合には、その事業者は、従前の環境との関連性を大切にしながら、周辺環境との調和や周辺への負荷を考慮し、良好な市街地環境の形成を行うとともに、その事業が地域の社会経済的な価値を高めることに資するよう努めるものとします。
- 用途地域の見直しについては、全市的な観点からの指定を基本としますが、土地利用の変更の必要がある場合は、地域の課題やまちづくりの状況に応じ、地区計画制度などをあわせて活用します。
- 〔土地利用方針図〕 拡大図(PDF:618KB)
つながりの方針
「まちのまとまり」内のつながり、4つの「まちのまとまり」間のつながり、さらには区外とのつながりについて、次のように方針を定めます。
1「まちのまとまり」内のつながり
- 幹線道路や主要な地域道路により、拠点から川のまち、丘のふもとのまち、丘のまちをつなぎ、また、3つのまちを相互に結びます。
- 鉄道駅から徒歩圏外(駅からおおむね1km以上を想定)の住宅地では、バスなどの公共交通機関によりアクセシビリティを確保します。
- 緑と水のつながり、区民活動のつながりなど様々な方法により「まちのまとまり」内のつながりの強化を行います。
2「まちのまとまり」間のつながり
- 4つの「まちのまとまり」を鉄道及び幹線道路により結びます。
- 緑と水のつながり、区民活動のつながりなど様々な方法により「まちのまとまり」間のつながりを強化します。
3区外とのつながり
- 横浜市の都心部へとつながる幹線道路や、市内を環状に結ぶ鉄道や高速道路、長津田から南北に延びる鉄道により区外とのつながりを強化します。
- 〔つながりの方針図〕 拡大図(PDF:457KB)
ここで述べた緑区のまちづくりの考え方は平成14年版を引き継いでいるものですが、平成25年3月に策定された横浜市都市計画マスタープラン・全体構想における「鉄道駅を中心としたコンパクトな市街地形成」の考え方と軌を一つにするものです。改定版では平成14年版との連続性を重視し「まちのまとまり」という言葉を使いますが、それは全体構想における「コンパクトな市街地」と同じであり、その実現のための方針も緑区まちづくり計画と全体構想とで齟齬のないものにしています。
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このページへのお問合せ
緑区総務部区政推進課 まちづくり調整担当
電話:045-930-2217
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