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生ごみバイオガス化の検討

最終更新日 2022年3月31日

ヨコハマ3R夢プランでは、生ごみの減量化について、リデュースを中心とする取組を進めていますが、なお残る生ごみは、燃やすごみの中に3割以上と最も多く含まれており、これらについて資源化を検討しています。

これまでの検討の経緯

これまでの経緯。実証実験・試算・検討の図

費用対効果等の試算

焼却工場にバイオガス化施設を併設する場合を想定して創エネルギー効果やコスト等を試算し、焼却工場のみを設置する場合と比較しました。
収集した燃やすごみから、機械によって生ごみ(紙類含む)を選別した後、様々な工程を経てガス化させます。発生したガスは発電等によってエネルギーを取り出します。
一方、機械選別されなかった大部分の燃やすごみは工場にて焼却処理されますが、ごみ発電によって電気としてエネルギーを取り出します。

バイオガス施設検討のながれの図

バイオガス化施設を設置し、そのガスを創エネルギー効果が最も高い燃料電池で発電する場合、バイオガス化施設を併設しない場合よりも約1,600kWh/日の創エネルギー量の増加が見込まれます。
これは、約130世帯が使用する電力量に相当します。
一方、総事業費は、バイオガス化施設を設置しない場合に比べて20年間で約105億円(年間で約5億円)追加となります。
以上のように、現在のバイオガス化技術では、創エネルギー効果と比べて、総事業費の増加によるコスト面でのデメリットが大きいことなどから、現時点でのバイオガス化施設の導入は難しいと判断しています。

今後の取組

施設が稼働している他都市の実績や、メーカーのバイオガス化技術に関する調査、国の補助制度に関する情報収集などの取組を進め、将来の焼却工場更新時など、長期的なスパンで実現可能性を探っていきます。

このページへのお問合せ

資源循環局政策調整部政策調整課調査等担当

電話:045-671-4565

電話:045-671-4565

ファクス:045-550-4239

メールアドレス:sj-chousa@city.yokohama.jp

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