ここから本文です。

地域での環境活動事例

地域で環境活動されている事例を紹介します。

最終更新日 2023年3月15日

横浜市立鶴見小学校6年1組(令和4年度)の取組をご紹介します

概要

鶴見小学校6年1組のみなさんは、持続可能な鶴見川を目指して総合的な学習の時間に鶴見川の魅力と課題を発信してきました。

学校から川沿いを河口へ下っていくと、たくさんのごみ。しかし、河口にある鶴見川干潟(通称:貝殻浜)につくと、生き物が驚くほどたくさんいました。どうして生きものがたくさんいるのだろうと疑問をもち、鶴見川流域ネットワーキングのみなさんとつながり、水質はきれいで、絶滅危惧種のウナギ、メダカがたくさんいるし、アユも泳いでいることなど、川の歴史や生きものの豊富さを教えてもらいました。

そして、川のごみはまちから風や雨で流れてきたものだということを知りました。

地球を守りたい!鶴見川をもっときれいな川にしたい!そのために、まちのごみを減らしたい!そう考え、ツルスイ(鶴見川水族館)を計画しました。思考しているだけではなく行動しようと、まちのごみ拾いを実施しました。初めはごみ拾いにあまり乗り気ではなかった人も、やってみると楽しくなり、今では登下校のときや放課後の公園で遊んだ後に、ごみ拾いをするようになりました。「まずは、やってみよう!」という気持ちで挑戦すれば、心は後からついてくることに気付きました。

ごみ拾いをしている様子

過去のツルスイでは10代、20代の来場者が少ないことを知り、SNSでの情報発信を考えました。そんなときに、音楽家のAkeboshiさんとの出会いがありました。「拾ったごみを楽器にして録音し、音楽にして自分たちの思いを言葉にして発信したらどうか」と提案してくれたのです。自分たちの思いや願いを伝え、人とつながる努力をしながら協力していけば、課題解決に近づくことを実感しました。

鶴見川をきれいな川にしたい!まちのごみを減らしたい!という課題は、自分たちだけでは解決できません。活動に共感してくれる人を増やし、継続していくことが大切です。だから私たちは「鶴見STG’sラボ」を立ち上げました。このコミュニティーは誰でも参加でき、毎年3月の春分の日にまちのごみ拾いや干潟の生態調査を開催する予定です。これからも、みなさんと共に未来の鶴見川を創造していきたいと思います。

集合写真

活動紹介動画

このページへのお問合せ

資源循環局政策調整部3R推進課

電話:045-671-3593

電話:045-671-3593

ファクス:045-550-3510

メールアドレス:sj-3rsuishin@city.yokohama.lg.jp

前のページに戻る

ページID:911-365-874

  • LINE
  • Twitter
  • Facebook
  • Instagram
  • YouTube
  • SmartNews