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微生物Q&A

最終更新日 2023年10月4日

Q
水再生センターで汚れた水をきれいにする主役は、何ですか。
A

活性汚泥(かっせいおでい)です。
活性汚泥は細菌、原生動物、後生動物などが集まったもので、茶色い泥のかたまりのように見えます。

活性汚泥がビーカーそこに沈んでいる様子を撮影したものです。
活性汚泥のようす

Q
微生物のエサはなんですか?
A

下水中の有機物や無機物(窒素、りんなど)です。
また、原生動物や後生動物には、細菌類や原生動物を捕食するものがいます。
これらは食物連鎖の関係にあります。

Q
活性汚泥が下水中の汚れを食べているときに空気をふきこむのはなぜですか。
A

微生物が呼吸できるようにしています。また、汚れた水と活性汚泥がよく混ざるようにする効果もあります。

Q
活性汚泥の中の微生物はどこからやってきたのですか。
A

活性汚泥の中の微生物たちは、普段は水の中や土の中などいろんな場所に住んでいます。
これが下水と一緒に水再生センターに流れつき、反応タンクの中に住みついたと考えられています。
微生物たちは、水の中や土の中では、水の汚れや動物のフン、枯れ葉などを食べています。つまり水再生センターで下水をきれいにしてくれているのと同じように、微生物たちは自然環境をきれいにする重要な仕事をしています。

Q
水再生センターによって微生物の種類や数が違うのはなぜですか。
A

水再生センターに流れてくる下水の濃度(エサの量)や水質(エサの内容)が違うからです。
また季節によっても出現する微生物が異なります。

Q
活性汚泥やその中にいる微生物を見ると、どのようなことがわかるのですか。
A

微生物の種類や数は下水処理の状況の目安になります。
処理の状態がよいとボルティセラという微生物が、汚れがひどい(エサの量が多すぎる)とゾウリムシが、反対に汚れが少ない(エサの量が少なすぎる)とワムシという種の微生物が多くあわられるなど言われています。

このページへのお問合せ

下水道河川局下水道施設部水質課

電話:045-621-4343

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ファクス:045-621-4256

メールアドレス:gk-suishitsu@city.yokohama.lg.jp

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