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下水道事務所 工事の紹介
最終更新日 2021年12月8日
各工事について
シールド工事
トンネル工事のなかで、比較的大きくて長いものによく使われる工法です。
シールドマシンと呼ばれる鋼製の掘削機を地中に掘進させながらトンネルを掘削し、後ろにセグメントと呼ばれるコンクリート製や鋼製のブロックを組み立ててトンネルの壁を作っていきます。このままでは表面がでこぼこなので、コンクリートで内側を丸く仕上げる場合もあります。シールドマシンの搬入、土砂の搬出などのため、立坑を必要とします。
シールドマシン (先端(青い部分)を回転させて土を掘っていきます) | セグメント組み立て後 |
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推進工事
発進立坑から掘る掘進機により掘削し、掘進機のうしろに推進管を接続し、推進管をジャッキで地中に押し込むことで管路を築造するものです。
掘進機の搬入、土砂の搬出などのため、立坑を必要とします。
立坑築造 (土を掘削しながらライナープレート等で土留をしていきます) | 掘進機 |
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掘進状況 (ジャッキで管を地中に押していきます) | 管内推進状況 |
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雨水調整池築造工事(神奈川処理区たちばなの丘多目的雨水調整池築造工事(その9))
雨水を一時的に貯めて、浸水被害を軽減するために雨水調整池築造工事を実施します。
土砂の掘削を行い、コンクリート製の箱型構造物(プレキャストブロック)を設置したのち、埋戻しを行います。
測量 | 全景 | 掘削工 |
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基礎コンクリート打設状況 | 基礎コンクリート打設完了 | プレキャストブロック据付状況 |
プレキャストブロック据付完了 | 端壁築造完了 | 調整池内部 |
水処理施設築造工事
下水を処理する施設を造るため、大規模なコンクリート構造物を築造します。
土留め工、掘削工、鉄筋工、型枠工、コンクリート工と多くの工種が必要となることが多く、工事期間も長くかかります。
構造物ができあがったあとも、下水を処理する機械を設置する設備工事や、地上の建物(管理棟など)を造る建築工事が行われます。
くい打ち工 (構造物の基礎になる鋼管を打ち込んでいます) | 土留め工(矢板工) (長い鉄板を連続して地中に埋め込んでいます) |
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土留め工 (矢板を打ち終わって壁状になっています) | 掘削工 |
鉄筋工 | コンクリート工 |
防食工事
密閉された下水処理施設の中では硫化水素が発生し、施設のコンクリートが徐々に腐食していきます。
腐食を防ぐためにコンクリート表面を酸に強い材料でコーティングする工事です。
すでに腐食が進行した既存の施設では、腐食したコンクリートを削りとって、モルタルで補修した後に防食材料でコーティングします。
浚渫 | 下洗浄 | 劣化部除去 |
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断面修復前プライマー塗布 | 防食被覆工(断面修復) | 防食被覆工(素地調整前プライマー塗布) |
防食被覆工(素地調整) | 防食被覆工(上塗り) | 防食被覆工(トップ) |
管更生工事
古くなった下水管の中に新しい管を作り、管の更新及び耐震化を図ります。
下水の量が少ない夜間に実施することもあります。
製管工 (古い管の表面に新しい材料を巻きたてています) | 支保工 (裏込め注入の際、新しい管を変形させないよう 補強する資材を設置しています) |
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裏込め注入工 (古い管と表面部材の間にモルタルを注入しています) | 完成 |
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このページへのお問合せ
下水道河川局下水道管路部下水道事務所
電話:045-337-3010
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ファクス:045-337-3013
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