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第2回横浜市バリアフリー検討協議会

最終更新日 2019年2月14日

開催概要

開催日時:平成20年11月11日
開催場所:関内中央ビル10階大会議室

次第

  • (議事1)鉄道事業者によるバリアフリーに向けた取組状況について(報告)
  • (議事2)基本構想の作成等の提案制度について
  • (議事3)横浜市バリアフリー基本構想の策定ガイドラインの作成について
  • (議事4)バリアフリー基本構想等の事後評価について
  • (議事5)基本構想の検討状況等について
  • ア 都筑区タウンセンター周辺地区
  • イ (仮称)星川駅周辺地区

議事要旨

鉄道事業者によるバリアフリーに向けた取り組み状況について(報告)

  • ある駅では法令で求められている1ルート確保で完了としているが、もう一方のルートにあるエレベーターの使用時間が限られており、これで完了とは考えないでほしい。
  • 各社サービス介助士の資格取得を進めているが、一方で障害者への不適切な対応が見受けられる。障害者も運賃を払って利用していることを理解してもらいたい。
  • サインで乗降を色分けしている事例があるが、面白い試みである。
  • 聴覚障害者等に対して「筆談で対応する」と案内をしている鉄道事業者もあるが、ぜひ、改札において筆談器で対応してもらうとともに、それを明記してもらいたい。耳マークの設置や音声案内の文字表記もしていただきたい。
  • 駅ボランティアとして乗降補助をボランティアでやることを認める一方で、サービス介助士の資格の取得を進めている。駅構内は、駅員、鉄道事業者が責任を持って行うなど、プロとボランティアとの線引きをして支援を行うべきである。
  • バリアフリー新法のガイドラインでは車いす対応のエスカレーターは、車いす使用者の移動手段とは原則として認めていない。エレベーターやスロープを積極的に進めるとしている。
  • ハンドル型電動車いす(シニアカー)については、使用者と鉄道事業者間で折り合いがついていないが、シニアカーしか運転できない人が申請してステッカーを支給されると、乗車できるようになってきた。

基本構想の作成等の提案制度について

  • 住民からの提案については、地区計画の住民提案制度などを参考すると良い。提案を作り上げていくための支援も重要である。(専門的なコンサルタントの派遣)
  • 行政が提案者とヒアリングしながら、提案を受け付け、庁内で検討して妥当性を判断し、当協議会に報告しながら、作ることを前提に進めていきたい。
  • 市民にとって素案を提案するのは難しい。支援しなければ良いものはできないので、ヒアリングなどのバックアップ体制をとると捉えた。

横浜市バリアフリー基本構想の策定ガイドラインの作成について

  • 3章に「ソフト面の取組」があるが、1章の「基本構想の内容」の後ろの方に含まれるものと思う。「内容」→「方法」→その後の「取組」とした方が良いと思う。
  • 作成にあたり、国が作成した「バリアフリー基本構想作成に関するガイドブック」や交通エコロジー・モビリティ財団が出している「交通バリアフリー法に基づく基本構想策定の手引き」を参考にすると良い。
  • ガイドラインでは、横浜市は基本構想を「駅を中心に行っていく」と限定しているが、バリアフリー新法にある「どこでも行うことができる」とは趣旨が違う。市のみで使うガイドラインであれば理解もできるが、市民による提案制度にも使うのであれば限定するのは疑問だ。

バリアフリー基本構想等の事後評価について

  • 事後評価に市民意見を取り込むのは重要で、マイナス点だけでなく良い点も出した方が良い。特定事業計画や事業実施の部分に外部の人(評価者)が係れるかどうかで、最後の評価に影響する。
  • 基本構想を作った者として、現場を検証したい。全てを見るのは難しいので、何か手立てを考える必要がある。
  • 評価を段階で考えると評価段階は3つある。基本構想のたて方がよかったか、特定事業計画が適切な内容であったか、そして事業が実施された後の事業評価がある。それをどのようなスケジュール、取組で行うか。
  • 実施後の評価について、基本構想の重点整備地区の課題を見て、事業評価するといった考え方もあるが、これだけでは連続性の確保に問題がある。
  • 策定してから実施までのスパンが長い。市民が初期の段階から自分たちの問題として継続して策定から評価まで見ていけるようにする必要がある。
  • 特定事業のハード整備はぶれない。ソフト的な施策や運用面は、ぶれる可能性があり、市民が協力できる部分があると思う。

このページへのお問合せ

道路局計画調整部企画課

電話:045-671-4086

電話:045-671-4086

ファクス:045-651-6527

メールアドレス:do-barrierfree@city.yokohama.jp

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