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消費者向け情報(栄養成分表示)
食品表示をご覧になったことはありますか?食品表示には食品に関する大切な情報がたくさん書かれています。その中の「栄養成分表示」は、食品に含まれる栄養素の量を知ることができ、健康づくりに役立ちます。食品選択の際に栄養成分表示を活用してみましょう!
最終更新日 2024年4月17日
食品表示クイズ~栄養強調表示編~【期間限定掲載 !】
横浜市学校給食基準献立予定表(令和6年3月号)掲載内容
クイズ①
カルシウムたっぷりって、数値の基準があるの?
回答①
〇
解説①
栄養強調表示とは対象となる栄養成分が一定の基準より多い又は少ない含有量であることを表示したものです。
カルシウムが基準値以上含まれる場合には、「カルシウムたっぷり」と表示することができます。
他にも、栄養強調表示には次のようなものがあります。
栄養成分が多いことを強調する場合の表示の基準、栄養成分等が少ないことを強調する場合の表示の基準があり、それぞれ数値の基準があります。
(出典:「栄養成分表示を活用してみませんか?」消費者庁リーフレット(外部サイト))
クイズ②
ノンカロリーは、0キロカロリーってこと?
回答②
×
解説②
必ずしも0キロカロリーではありません。
エネルギーの値が基準値未満の場合には、「ノンカロリー」と表示することができます。
目次
①高血圧症の管理には食塩相当量をチェックしましょう!
②お惣菜などの中食でもバランスの良い献立を考えましょう!
③エネルギーがどれくらいか確かめましょう!
④健康食品は食事を補うためのもの?
⑤高齢者の低栄養予防
⑥「○○たっぷり」や「○%カット」などの栄養強調表示を活用しよう
栄養成分表示に関する広告物はこちら
その他の食品表示に関すること
栄養成分を活用した健康づくり
浜子さん一家が食品表示をどのように活用しているかを参考にしてみましょう。
浜子さん一家
①高血圧症の管理には食塩相当量をチェックしましょう
食塩相当量について
食塩は、ナトリウムと塩素から構成されています。栄養成分表示では、「ナトリウム(mg)× 2.54 ÷ 1000 = 食塩相当量(g)」の計算式で、食品中のナトリウム量を食塩の量に換算して表示されています。
ナトリウムは、体の浸透圧を調整しており、生命機能を維持するために必須のミネラルですが、摂取しすぎると高血圧や胃がんなどの病気を引き起こす可能性があります。
②お惣菜などの中食でもバランスの良い献立を考えましょう
たんぱく質
たんぱく質は、人体の骨格や筋肉などの組織を構成する主要な要素であるとともに、酵素やホルモンの材料として代謝を調整するなど様々な機能を果たしており、生命機能の維持や身体活動に不可欠です。肉、魚、卵、大豆製品、乳・乳製品等に多く含まれています。
脂質
脂質は、細胞膜の維持に不可欠なエネルギー源である一方、摂りすぎると肥満や心疾患のリスクを高めます。脂身の多い肉、油、マーガリン、バター、油を多く使った揚げ物やスナック菓子、洋菓子に多く含まれています。
炭水化物
炭水化物の最も重要な役割は、エネルギー源としての機能です。炭水化物は糖質と食物繊維に分けられ、糖質は体内で分解されるとぶどう糖などになります。脳や神経組織等の組織は、通常ぶどう糖しかエネルギー源として利用できないため、糖質は重要な組織です。しかし、摂りすぎると体内で脂肪に変わり、肥満の原因となります。ごはん、パン、麺、芋、砂糖、菓子に多く含まれています。
③エネルギーがどれくらいか確かめましょう
エネルギーは、生命機能の維持や身体活動に利用されます。エネルギーの摂取量と消費量が等しいとき、体重の変化はありません。健康の保持・増進、生活習慣病予防のために、望ましいBMIを維持するよう摂取と消費のバランスを取ることが大切です。
BMIとは
BMI = 体重(kg)÷ 身長(m) ÷ 身長(m)
目標とするBMI
18~49歳
18.5~24.9 kg /㎡
50~64歳
20.0~24.9 kg /㎡
65歳以上
21.5~24.9 kg /㎡
1日に必要なエネルギー量は下の表を参考に摂取しましょう。1食あたりは1日の約3分の1量を目安にしましょう。
④健康食品は食事を補うためのもの
私たちが口から摂取するものは、食品と医薬品に分けられます。
錠剤やカプセル状の健康食品は、薬のように見えますが、「食品」であり、病気を治したり防ぐ効果はありません。
健康食品には、国の制度に基づき機能性等を表示できる保健機能食品と、それ以外のその他の健康食品があります。
健康の維持・増進の基本は、「栄養バランスのとれた食事、適度な運動、十分な休養」です。
健康食品を利用するときは
◆1日あたりの摂取目安量、注意事項などの表示を確認しましょう。
◆服薬中の方は医師、薬剤師に相談しましょう。
◆安易に健康食品で食事の偏りや生活の乱れを解決しようとせず、補助的なものとして、上手に利用しましょう。
⑤高齢者の低栄養予防
⑥「○○たっぷり」や「○%カット」などの栄養強調表示を活用しよう
栄養成分表示に関する広告物
消費者庁のWEBページ(外部サイト)にも栄養成分を活用した健康づくりに関する内容が掲載されています。
その他の食品表示に関すること
消費者向け情報(食品表示全般)をご覧ください。
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このページへのお問合せ
医療局健康安全部食品衛生課
電話:045-671-3378
電話:045-671-3378
ファクス:045-550-3587
ページID:675-220-160