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横浜市医療局総務部職員課
電話:045-671-4822
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ファクス:045-664-3851
メールアドレス:ir-ishiboshu@city.yokohama.jp
横浜市行政医師(公衆衛生医師)を募集しています。
最終更新日 2023年7月18日
■ 勤務条件等
・勤務時間
・休暇
・給与・手当
・昇任
・福利厚生
■ 選考から採用までの流れ
・手続きの流れ
・選考申込書類の提出方法
■ 横浜市で働く医師の紹介
・医療局総務部医務担当部長(保健医療医務監)
・医療局地域医療部がん・疾病対策課事業推進担当課長
(健康福祉局地域福祉保健部健康推進課医務担当課長兼務)
・青葉福祉保健センター長
・港南福祉保健センター医務担当課長(こども青少年局地域子育て支援課医務担当課長兼務)
・緑福祉保健センター医務担当課長(医療局医療政策課医務担当課長兼務)
横浜市は、370万人以上が暮らす我が国最大の都市です。横浜市で働く行政医師(公衆衛生医師)は、横浜で暮らし、働く全ての人々の医療と健康、そしてその命を支える仕事をしています。誰もが自分らしく安全・安心に暮らすことができるよう、保健・医療・福祉の充実を図っています。
新型コロナウイルス感染症対策において、公衆衛生の分野が改めて注目されました。横浜市では、ポストコロナ社会を見据え、令和5年度から「平時から新興感染症発生時まで、市民の皆様が安心・安全・健康に生活できる環境づくり」を推進するため組織体制を見直し、保健所機能と医療分野の連動による健康危機管理体制の一元化を図りました。 これにより、新興感染症に対する保健所の対応と病床確保、入院調整などの機動的な対応と、市内医療機関等の医療ネットワークとの連携強化の体制が整い、より一層保健行政に力を入れていきます。
また、保健所機能としては、いわゆる県型の保健所が行う保健事業(防疫等)と市町村が行う保健業務(乳幼児健診等)の両方について市民サービスを提供しています。保健所は1か所で、大規模な感染症や食中毒が発生したときにも迅速で的確な対応ができるよう、横浜市全域を所管する横浜市保健所を設置し、指揮命令系統を一元化しており、18区には「保健所支所」の機能ももつ「福祉保健センター」を設置しています。保健と福祉の連携による福祉保健相談からサービス提供までを総合的に展開し、感染症対策や生活習慣の改善や生活習慣病の重症化予防、乳幼児健診での成長の見守りやの育児支援など、地域の保健福祉の基盤づくりと区民の健康・安全を守るセーフティネットとしての役割を果たしています。
これらの施策の企画・推進には保健行政に携わる医師が参加し、他職種の職員と連携しながら活躍しています。医師が関わる分野は広く、今後もその活躍は大いに期待されています。横浜市は、公衆衛生はもちろん、臨床で培った知識・経験を含め、医師としての力を十分発揮できる職場であると考えています。
※その他、関連局に勤務することもあります。
係長以上への昇任については、勤務実績等を考慮し、条例、規則等に基づき行われます。
次の書類を提出先まで郵送または持参して下さい。
※ 郵送の場合は、封筒にも住所・氏名を明記し、封筒の表に「行政医師選考申込」と朱書きして下さい。
行政医師が働く職場の見学やWEB説明会を行っています。
◇職場見学
行政医師が活躍している職場を見学することができます。
本市で働く行政医師がご案内します。
<開催日時>
毎週 火曜日~金曜日(祝祭日除く)の
9:00から17:00の間に開催(12:00-13:00を除く1時間程度)
お時間がありましたら、医師の勤務場所をご覧いただくためにも、ご来庁をお勧めします。
市庁舎で直接お話を伺い、質問にお答えします。
その後、市庁舎と市庁舎近傍の区役所を見学することも可能です。
◇WEB説明会
本市で働く行政医師が、行政医師業務、社会医学系専門医等について、
Zoomを使用しご説明します。個別の質問も大歓迎です。
<開催日時>
毎週 火曜日~金曜日(祝祭日除く)の
9:00から20:00の間に開催(12:00-13:00を除く1時間程度)
<ご注意>
・カメラ付き通信機器をご用意いただき、カメラをONにしてご参加ください。
・個人情報保護のため、通話の録音・録画は禁止としております。
・データ通信量は、Zoomを使用した場合、1時間で約600MBです。
・説明会開始の約1時間前に、ご登録いただいたメールアドレス宛にzoomの招待メールをお送りします。
「 ir-ishiboshu@city.yokohama.jp」からのメールが受け取れるよう、事前に設定をお願いします。
・電話によるお問い合わせは、平日9:00から17:00までの間を基本とさせていただきます。
・職場見学やWEB説明会は、複数名の希望者と合同となる場合があります。
・市役所等へお越しいただく際の交通費は、自己負担となります。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
横浜市医療局総務部職員課 行政医師(公衆衛生医師)募集担当
・横浜市行政医師(公衆衛生医師)採用選考募集案内(PDF:658KB)
※HP掲載の内容をPDFにしています。
次の書類を提出先まで郵送または持参して下さい。(再掲)
約376万人の横浜市民の命、健康を守り、皆様が安心して生活を送れるように、令和5年4月1日現在、36名の行政医師が、感染症などの健康危機管理対応、健康寿命延伸に向けた健康増進、がん対策の推進、子どもの成長の見守り、こころの健康の保持増進といった、それぞれの専門のフィールドで活躍しています。
この36名のバックグラウンドですが、公衆衛生を専攻していた医師は10名に満たず、別の診療科からの転職者が大半を占めています。その診療科も、外科系・内科系、眼科、精神科、法医学、放射線診断科と様々です。このように、公衆衛生学教室に属したことがない医師であっても、行政医師として問題はありません。
私は研修医時代も含めて、外科医を3年間、眼科医を4年間務めていました。治療により、治癒、回復された患者さんの笑顔や、お礼の言葉は、一生の宝物でした。
しかしライフイベントの事情で、臨床を継続することが困難となり3か所目の勤務先が、この横浜市役所の公衆衛生でした。もう、人を治すこともなく、このまま、大人しく過ごそうという心境での入庁だったのですが、最初に赴任した職場の上司の医師(以降、T先生)に出会い、それは一変しました。
臨床時代の私は、子どもが生まれても、目の前で吸うくらいのヘビースモーカーで、過去に禁煙に5回挑戦しても、失敗を繰り返していました。そのT先生が、大のタバコ嫌い。私が喫煙者であることを知ったT先生と2人になった時、「(臨床医であった)今までは、人を治す医者だったけど、(公衆衛生医になった)これからは、人に健康を勧める医者になるんだよ。その医者がタバコを吸ってていいのかな」と、とても優しく、後ろから肩に手を添えられました。その手は私には岩の塊のような重さであり、まるで魔法を掛けられたように、禁煙することができました。
禁煙の素晴らしさを知った私は、喫煙対策・禁煙支援、特に、未成年の喫煙防止対策を、毎年実施しています。コロナ対応で、多忙を極めていた頃でも高校から依頼があり、水を得た魚のように出掛けていました。効果判定こそ行っていませんが、年々、喫煙率が低下している理由のひとつには、このような地道な啓発活動も含まれていると思っています。
一度に多くの人の命、健康を守れるのが、公衆衛生です。
横浜市の行政医師は、保健所長はもちろんのこと、過去には局長・区長にまで昇任した医師もおります。
ぜひ、公衆衛生業務に興味のある医師を、横浜市はお待ちしております。
◇現在の職場
医療局がん・疾病対策課においてはがん検診事業(検診企画係)、がん対策事業(がん対策推進係)と、重症化予防などの疾病対策事業を、兼務の健康福祉局においては難病対策事業、公害保健に関する事業、健康づくりに関する諸事業に関わっています。その他、保健医療医務監を補佐して、行政医師の取りまとめや社会医学系専門医の研修の支援なども行っています。
プライベートも充実しています!
◇現在の業務内容:がん・疾病対策課 行政医師のある1日
そんな私のある1日を紹介します。<>内は関係する局・課・係です
◇行政医師になるまで~現在の職場
平成10年に東京都下の私大医学部を卒業後、3年間精神科で臨床に従事したのち、平成13年に横浜市保健所に入庁しました。
入庁後は、区役所福祉保健センターのスタッフ職、本庁感染症所管部署での係長職、区役所福祉保健センターの課長職、部長職を経験し、平成31年度から区役所福祉保健センター長として従事しています。
◇現在の業務内容:1週間のスケジュール例
上記は、とある週の業務内容で、医師としての業務から、区役所幹部職員としての業務等々多岐にわたり、様々な経験を積むことが出来ています。
◇職場環境やライフワークバランスについて
公務員として、時間内の業務を心がけており、新型コロナ禍前には基本は17時半過ぎには定時退庁しておりました。ここ3年の新型コロナ禍においては、正直少なからず時間外でも業務に追われた時期がありましたが、所内の役割分担や連携協力体制を強化し、土日や夜間は電話対応が主で、土日出勤はほとんどありませんでした。また十年ほど前に次男を授かった際には、育児休業も数か月間取得させていただけました。 現在は新型コロナの5類移行に伴い、基本は残業なしの定時退庁、感染症発生時には全力対応(時間外対応を含む)の体制に戻っています。
◇横浜市に入職を希望する皆様へ
横浜市保健所は、政令指定都市設置保健所としても規模も程々大きく、在籍医師数も程々多く、お互いに助け合い、学び合える、とても良い環境です。また、定期的に異動があるため、様々な職種の方とも知り合える良いきっかけとなっています。 区役所勤務(区福祉保健センター)勤務においては、地元の町内会や医師会、区内医療機関を始めとした様々な団体とのお付き合いも楽しめます。
市役所行政、公衆衛生行政の現場も意外と奥深く、日々新しいことを学べる環境を楽しんでおります。
皆さまからのご連絡を心待ちにしております。
◇行政医師になるまで~現在の職場
平成30年12月に横浜市役所に入庁しました。
入庁前は、小児科医師として臨床に従事し、乳幼児健診や、養育支援が必要な御家庭との関わりの中で、健康を左右する社会的要因について意識するようになりました。
その後、米国の公衆衛生大学院で母子保健分野を中心に公衆衛生学を学び、帰国後に横浜市に入庁しました。
初めの配属先は横浜市役所のこども青少年局でした。現在は、港南区福祉保健センターと、こども青少年局の両方で勤務をしています。先輩の行政医師、歯科医師や、保健師、歯科衛生士、栄養士、事務職など、多職種のチームの中で、協力をしながら楽しく業務にあたっています。
◇現在の業務内容
港南区福祉保健センターでは、健康危機管理としての感染症対策、結核対策、乳幼児健診等の親子保健、健康づくり事業、区医師会や医療機関など関係機関との連携など、医師の役割は多岐にわたります。また、こども青少年局では、不妊、妊娠~出産~産後、乳幼児~思春期と、女性のライフコースの様々な場面での支援に関する業務に携わります。
区福祉保健センターでの乳幼児健康診査では、診察医として従事します。臨床医のときに培った医療的な知識、経験、多職種で連携する姿勢などを、十分に生かせる職場です。子育て中の母親としての経験も業務に還元できていると感じています。
学術的な発表の場への挑戦や、社会医学系専門医の取得など、医師としての学びを深められる土壌もあります。
◇職場環境やライフワークバランスについて
私は三人の子どもたちを育てながら働いています。現在の職場は育児への理解がとてもあり、子どもたちとの時間も大切にしながら、仕事と家庭生活ともに充実した毎日を送っています。
◇最後に
市役所、区福祉保健センター等で、様々な経験を積みながら、市民の皆様のお役に立てるように行政医師として研鑽を積みたいと考えています。
◇福祉保健センターでの主な業務内容
福祉保健センターは保健所支所としての健康危機管理関連の業務を担うとともに、健康づくり、こども・高齢者・障害者支援等、幅広く市民の生活に密着した業務を行っています。
私は、主に健康危機管理に従事しつつ、医療的な要素の強い業務に関わっています。
また、週の1~2日ほどは市庁舎で、兼務先の医療政策課で市全体の医療に関する業務に携わる機会があります。
「横浜線と稲穂」横浜市緑区フォトアーカイブ/CC BY 4.0
◇福祉保健センターでのとある 一日
9:00 出勤(フレックスタイムを活用)
9:30 結核の個別ケースに関するカンファレンス
11:00 生活習慣病予防対策の打ち合わせ
12:00 昼休み
13:00 乳幼児健診に従事
15:30 小学校の胃腸炎集団発生に関するカンファレンス
16:30 区の安全衛生委員会に出席
17:45 定時退庁
18:15 保育園で子の迎え
18:30 帰宅
◇最後に
福祉保健センターの業務は多岐にわたり、分からないことも多いですが、多職種が連携して働いている職場であり、各担当者や専門職から学びながら、スムーズに仕事を進めることができます。また、地域の状況をダイレクトに把握することができ、地域保健を実感として捉えて対策を考えることができるのが醍醐味です。
同僚も子育て世代や子育て歴のある方が多く、小さい子どもがいてもお互いに補完し合って勤務することが出来ます。フレックスタイムも充実しているので育児にとても助かっています。
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