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ホントにやせるの?

最終更新日 2020年2月12日

危険ドラッグや覚醒剤(かくせいざい)などには様々な種類があり、作用もさまざまです。
たとえば「覚醒剤」は使用すると、脳内の神経伝達物質であるドーパミンやノルエピネフリンが脳内にあふれ、脳が異常に興奮してしまいます。
脳の興奮は心拍数、呼吸、血圧の上昇をまねき、多くの場合、しばらくは眠ることも物を食べることもできなくなり、食欲がなくなってしまいます。
これは単に空腹感を「忘れている」だけなのです。
“空腹感を忘れている”・・・これに目を付けて「やせ薬」や「ダイエットに効く」と言って売られるようになったのです。

危険ドラッグと言われるものについても同様で、薬物の作用で食欲がなくなります。
食欲不振は拒食症へと進行し、食べ物をまったく受け付けなくなったり、体重が極端に減少し、物を飲み込むことさえ出来なくなったりしてしまいます。

また、麻薬にも副作用として、内臓の機能低下があります。
内臓機能が低下すれば、食事をしても、その消化・吸収についても弱まってしまい、痩せる原因の一つとなるでしょう。

薬物でやつれた女性のイラスト


覚醒剤や危険ドラッグ、麻薬等で痩せる、と言っても、薬の作用で体重が減るだけで不自然な痩せ方にしかなりません。
栄養を得ているわけではないので「やつれる」だけで健康的なダイエットとは大きく異なります。

一度だけなら大丈夫?

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