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苦情事例集 コーヒーの異味
最終更新日 2023年4月1日
1.概要
コーヒーを飲んだところ、味がおかしく、白い浮遊物がありました。
写真(左:対象品 右:苦情品)
2.検査結果
- 外観:対照品に比べ色が濃く、乳成分の分離が認められました。
- pH:対照品(6.4)、苦情品(5.8)
3.結果
加熱保存の長期化により、乳成分が分離した不良品と推定されます。
変色は、コーヒーに含まれるタンニン、缶内の酸素、缶から溶出してきた鉄などが反応し起こるものです。
沈殿物はミルクの凝固により発生し、製造後1年ほどで見られます。加えて、製品保管温度の変化や製造後2年以上経過すると、酸味を呈することもあります。
2007年3月8日掲載
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