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病院長あいさつ

最終更新日 2024年2月28日

 横浜市立脳卒中・神経脊椎センターは、脳卒中を中心とした脳血管疾患、心不全等の循環器疾患、パーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの神経疾患、学齢期から成人期までの脊柱側弯症を含む脊椎脊髄疾患、高齢者に多い変形性膝関節症など膝関節疾患等に対して、超急性期から回復期までの高度かつ専門的な治療を提供しています。

 脳血管疾患の多くは突然発症し、迅速に治療を行うことが必要です。当院はMRI(3.0T)やCTなど専門的な医療機器を備え、24時間365日診療できる体制を整えており、血栓溶解療法や血栓回収療法といった先進の治療を行っています。地域の脳卒中急性期医療の中核を担う病院として、一般社団法人日本脳卒中学会から「一次脳卒中センター(PSC)コア施設」にも認定されており、横浜市の脳血管疾患医療において中心的な役割を果たしています。

 脊椎脊髄疾患は、歩行障害・腰痛・肩こり・手足のしびれなどの症状をきたします。これに対しては、X線撮影装置「sterEOSイメージングシステム」やMRI、筋電図などの医療機器を駆使し、専門の医師による正確な診断のもと、適切な治療を行っています。

 膝関節疾患では、適確な診断に基づき、最適な保存療法や手術を実施して機能再建を図っています。特に手術については、ナビゲーションシステムや手術支援ロボットを導入しており、正確かつ安全な人工関節設置を実施しています。

 なお、手術室については、感染リスクを最小限にするためバイオクリーンルームを設置しています。

 リハビリテーションについては、専門スタッフを多数配置し、入院直後から脳血管疾患や運動器疾患、心不全など患者さんの状態に合わせた医療を365日提供するなど、早期の在宅復帰を支援しています。

 こうした高度で専門的な医療機能を活用し、地域の医療水準の向上に寄与するため、地域医療機関からの依頼に基づいて専門的医療機器を用いた検査を実施し、あるいは研修会・意見交換等を行うことで、地域の医療機関との連携を推進しています。また、脳ドックなどによる脳卒中の予防及び早期発見にも積極的に取り組んでいます。

 「安心・納得できる安全・誠実で、高度な専門医療をめざします」という当院の理念に基づき、すべての患者さんから「この病院へ来て良かった」と喜ばれるよう、職員が一丸となって努力してまいります。

横浜市立脳卒中・神経脊椎センター病院長
齋藤 知行(さいとう ともゆき)

このページへのお問合せ

脳卒中・神経脊椎センター総務課

電話:045-753-2500(代表)

電話:045-753-2500(代表)

ファクス:045-753-2859(直通)

メールアドレス:by-no-somu@city.yokohama.jp

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