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準用河川 日野川の治水対策
最終更新日 2021年5月18日
準用河川 日野川の治水対策について
二級河川大岡川水系の準用河川日野川は、港南台の団地付近を源流とする県管理の二級河川日野川上流部にあたる小河川で、港南区日野5丁目(日野橋)で二級河川日野川と接続していまもその後、二級河川日野川は日吉橋下流で大岡川分水路に分水され、上大岡駅前で二級河川大岡川に合流し、横浜港に流れ出ています。
準用河川日野川の流域は、JR根岸線や市営地下鉄ブルーラインによる横浜駅や東京都心部への交通利便性を有し宅地造成の容易な台地・丘陵となっており、昭和40年代以降の高度経済成長により急激な宅地開発が進められました。そのため流域の保水遊水機能低下で日野川への流出量は増大し、河川からの溢水(いっすい)等に対する安全度を高めるため抜本的な治水対策が必要となりました。
一方、市の中心部を流れる二級河川大岡川の下流域は、行政機関や観光地など多様な特徴を持つ横浜の都心部となっており、市街化の進展により河道の拡幅を行うことは困難であったことから、大岡川の治水対策として二級河川日野川上流部で洪水時の流出量をほぼ全量カットし、直接根岸湾へ放流する大岡川分水路が昭和56年に完成しています。
また準用河川日野川については、平成元年に改修事業に着手、平成13年より本格的な日野川改修工事を実施し、概ね時間降雨量50ミリで溢(あふ)れないことを当面の整備目標として改修を進めております。
光明橋上流 | 整備後の光明橋上流 |
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日野立体交差点脇の分水路導水トンネル | 大岡川分水路 |
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