このページの先頭です

離乳食の進め方について

離乳食の進め方についてご紹介します。

最終更新日 2022年4月1日

紹介動画一覧

さあ、離乳食をはじめましょう

なめらかにすりつぶした状態のおかゆからはじめます。
おかゆをはじめる前に果汁やイオン飲料はあげないようにしましょう。

はじめる目安

生後5~6か月頃で、以下の目安を参考にはじめましょう。

  • 首のすわりがしっかりして寝返りができる
  • 5秒以上座れる
  • スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる
  • 食べ物に興味を示す                                                                            など

  授乳のリズムを整え、食事をしている様子を見せてあげるとスムーズにすすみます。



※出産予定日よりも早く生まれた場合(早産児)は、出産予定日から数える「修正月齢」を離乳食の時期の目安にしてください。



【動画】初めての離乳食~スタートの日の様子~

大人のひざに抱っこ、または背もたれのあるベビーラックなどに乗せます。
動画のモデルは、生後5か月と4日のお子さんです。初めて経験する味にちょっと驚いた様子ですが、とても上手にできています。
はじめは、舌で押し出したり、口からこぼれてしまうことがありますが、だんだん上手になりますので続けていきましょう。


衛生面のポイント

  • 調理の前に手を洗いましょう。
  • 食品は必ず加熱しましょう。土には細菌がたくさんです。土付き野菜は必ずしっかり洗ってから使用しましょう。
  • 食べ残しはあげないようにしましょう。
  • 初めのころは少量なので、3回分くらいを小分けにして、冷凍保存することもできます。                                             その際は、しっかり再加熱したものを冷ましてからあげましょう。
  • はちみつは乳児ボツリヌス症予防のため、1歳を過ぎるまではあげないようにします。
  • 包丁、まな板などの調理器具や食器は、きれいに洗い、煮沸消毒をしましょう。



離乳初期(生後5か月から6か月頃)

目的は、離乳食を飲み込むこと、その舌ざわりや味になれることです。
1日1回あげます。(離乳食の後は、母乳又は育児用ミルクをあげます。)


母乳又は育児用ミルクは、授乳のリズムに沿って欲しがるだけあげましょう。
舌は前後に動きます。くちびるを閉じてごっくんと飲み込むことが目標です。


離乳の開始はおかゆ(米)から始めます。
慣れてきたら、すりつぶした野菜、豆腐、白身魚、固ゆでした卵黄などを試してみましょう。
離乳の開始時期は、調味料は必要ありません。



調理形態

なめらかにすりつぶした状態

食べさせ方

赤ちゃんの姿勢を少し後ろに傾けるようにします。
スプーンを下くちびるの上にのせて赤ちゃんが自分で取り込むのを待ちます。
スプーンは、離乳食用のスプーン(浅くて幅が狭い)を使用しましょう。



離乳中期(生後7か月から8か月頃)

離乳食は1日2回にして生活リズムもつけていきます。
離乳食の後、母乳又は育児用ミルクをあげます。
穀類(主食)、野菜(副菜)・果物、たんぱく質性食品(主菜)を組み合わせた食事とします。


舌の動きが前後から上下になります。
舌と上あごでつぶして食べられるようなやわらかさにしましょう。
スプーンを下くちびるに乗せ、上くちびるが閉じたらまっすぐスプーンを引きます。


調理形態

舌でつぶせる固さ

食べさせ方

平らな離乳食用のスプーンを下くちびるにのせ、上くちびるが閉じるのを待ちます。
舌と上あごでつぶしていくことができるようになります。


【動画】7~8か月頃の食べている様子



離乳後期(生後9か月から11か月頃)

歯ぐきでつぶせる固さのものをあげます。
離乳食は1日3回にします。
離乳食の後、母乳又は育児用ミルクをあげます。


舌は左右に動くようになり、食べ物を歯ぐきの上に乗せられるようになります。
野菜は軟らかく調理し、細かく切りすぎず、歯ぐきでつぶしやすいような大きさにします。


手づかみ食べもできるようになります。持ちやすい長さのものを用意しましょう。
食べ物を触ったり握ったりすることで、その触感を体験し、食べ物への関心や自分の意志で食べようとする行動につながります。


【動画】手づかみ食べスタート

食べたい気持ちはあっても、なかなかうまくいかず、周りが汚れて片付けが大変ですよね。
でも、少しの期間なので、床に新聞紙やレジャーシートなどを敷いて乗り切りましょう。



コップ飲みの練習もはじめてみましょう。
はじめは、こぼすことが多いですが、だんだん上手になっていきます。
大人がコップを支えてあげて、一口ずつ飲む練習からスタートしていきましょう。


【動画】離乳食 コップ飲みにチャレンジ


調理形態

歯ぐきでつぶせる固さ

食べさせ方

さまざまな食べ物の形や感触を手のひらや手指によって覚える時期です。
そのため、目の前の食品をつかむことが多く見られます。
このような動きを止めないようにしましょう。


【動画】9~11か月頃の食べている様子



離乳の完了

離乳の完了とは、形のある食べ物をかみつぶすことができるようになり、エネルギーや栄養素の大半を母乳又は育児用ミルク以外の食べ物から摂れるようになることです。
大人と同じものが食べられるという意味ではないので、3歳くらいまでは離乳食の延長と考え、薄味で食べやすい形態にしましょう。


食事は、1日3回となり時間が空きますので、食事の間に1日1~2回、おにぎりや果物など食事に準じたものをおやつとしてあげます。
母乳又は育児用ミルクは離乳食の進行、完了の状況に応じてあげますが、1歳をすぎると牛乳を飲むことができます。


また、哺乳ビンは卒業してコップを使っていきましょう。
食べ方は、手づかみ食べで前歯でかじり取る練習をして、一口量を覚え、やがてスプーンやフォークなどの食具を使うようになります。
大きくて柔らかいものをしっかりかじり取るようにしましょう。

かぼちゃごはん、鮭のオムレツ、人参ときゅうりのスティック野菜写真
かぼちゃごはん、鮭のオムレツ、人参ときゅうりのスティック野菜

進め方の目安

離乳初期から順番に説明しましたが、一覧にすると下の表のようなイメージです。
お子さんの成長に合わせて、ゆっくり進めていきましょう。

離乳食のすすめ方の表

その他の情報

PDF形式のファイルを開くには、別途PDFリーダーが必要な場合があります。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DCAdobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

このページへのお問合せ

港南区福祉保健センター福祉保健課

電話:045-847-8437

電話:045-847-8437

ファクス:045-846-5981

メールアドレス:kn-kenko@city.yokohama.jp

前のページに戻る

ページID:327-565-740

先頭に戻る