閉じる

ここから本文です。

子育てQ&A

最終更新日 2024年2月14日

子育てQ&A

卒乳

卒乳

PDFはこちら(PDF:884KB)
「まだおっぱいあげているの?」と言われて悩んだり、「保育園にも入るし、そろそろ卒乳したほうがいいのかしら」と、
卒乳の時期に悩まれるお母さんは少なくありません。保育園に入園しても、夜だけ授乳するという方法もあります。
いつ、どんな方法が良いか、それぞれのご家庭に合った時期、一番良い方法を選べるとよいですね。

【授乳期間について】
ユニセフ・WHOでは、母乳を生後2歳までは“赤ちゃんが欲しがる間、欲しがるように与える”ことを推奨しています。

【「断乳」と「自然卒乳」のちがい】
・お子さんが自然に母乳を飲まなくなることを「自然卒乳」、日にちを決めてその日から授乳をやめることを「断乳」と言います。
どちらも授乳からの「卒業」です。人生で最初の「卒業式」をうまく迎えたいものですね。
・「断乳」には、スケジュールをたてて取り組むことが大切です。
「おっぱいをやめるんだ」という心構えを固め、お子さんの頑張りに向き合ってあげてください。
・どちらの方法を選んでも、卒乳後のお母さんの乳房の手入れをお勧めします。

【関わりヒント】
★断乳のすすめ方
・お子さんへしっかり伝えることが大切です。
断乳の2週間くらい前より「もうすぐおっぱいをやめる」ことを伝えつつ、家族みんなで断乳するんだという心構えを固めましょう。
お母さんが思う以上にお子様は状況を理解しています。お母さんもお子さんも元気で、乳房のトラブルもない時がおすすめです。
★泣いたとき、夜中に目を覚ました時の対応
・泣いたからと動揺して「おっぱいをあげたほうがいいか?」と迷わなくて大丈夫です。
「おっぱいがなくなったから、なかなか寝られないよね。寝られるまでそばにいるからね。」と優しく声をかけてください。
お母さんが頑張りを認めてくれていることでお子さんは安心できます。歌をうたってあげることもおすすめですよ。
しばらくは夜中に目を覚ますことがありますが、お茶やお水などの飲み物を飲ませてあげたり、背中をやさしくトントンなでてスキンシップを図ると落ち着つくことも多いようです。
★卒乳後の乳房の手入れ
・乳房に乳汁がたまることで分泌が減ります。卒乳後1~2日我慢してから、搾乳しましょう。
その間で痛いときは、軽く搾ったり冷やすことも有効です。その後は、だんだん搾乳の間隔をあけていきます。
・うまくできないときは、助産師に頼ることも一つの方法です。
区役所での相談や直接マッサージをご希望の場合は地域で開業している助産師もおります。困ったときは気軽にご相談ください。

歯みがき

歯みがき

PDFはこちら(PDF:905KB)
歯みがきの始めどきや、みがき方など赤ちゃんもお母さんも初めてでわからないことが多いですよね。
【歯みがきの準備をはじめましょう!】
・子どもの口の中はとても敏感です。
まずは、歯が生える前からほっぺたやお口のまわりをさわって、さわられる感覚になれさせましょう。
・保護者の方も笑顔いっぱいで、やさしくタッチしてみてください。
【上の前歯が生えたら、歯みがきをはじめましょう!】
・赤ちゃんの歯は下の前歯から生えてくることがくることが多いです。
・下の前歯は唾液に触れる機会が多く、虫歯菌が繁殖しにくい環境のため、上の歯に比べてむし歯になりにくいです。
・逆に上の前歯は、むし歯になりやすいため、生え始めたら歯みがきが必要になります。
・乳幼児期から歯みがきの習慣をつけていくことが大切です。

【歯みがきを実施する上でのヒント】
・まずは歯ブラシに慣れることから。始めは清潔なガーゼなどで口の中を触るなどして、徐々に慣らしていきましょう。
・大人の膝にこどもの頭をのせ、口の中が良く見えるようにすると磨きやすいです。
上唇小帯(上唇をめくるとある筋)に当たると、嫌がるこどもが多いので、気をつけましょう。
大人は歯ブラシを鉛筆もちにするとやさしい力で行えますよ。
・お話したり、歌をうたうなどして楽しい気持ちで行いましょう。
この歌が終わるまでなど終わりを決めてあげると、最後まで頑張れるかもしれません。
・そして、歯みがきできたら、「ピカピカだね!」「きれいになったね!」とたくさん褒めてあげてください。
・港南区のHP ~子育てが楽しくなるコツ~
 子育てコラムの9月号により詳しい内容が載っています。
 歯みがきのヒントがたくさんあるので、是非参考にしてください!!

赤ちゃん返り

赤ちゃん返り

PDFはこちら(PDF:760KB)
急に赤ちゃん返りが始まるとどうしたらいいの?と考えてしまいますよね。
【赤ちゃん返りとは】
・下の子が生まれたり、転居や進級など生活に大きな変化があったときに見られます。
・登園渋りや、卒乳していたのにおっぱいを欲しがる、おしゃぶりを使おうとする、やたら抱っこをせがむなど、様々な形で行動に現れます。
【どうして赤ちゃん返りするの】
・赤ちゃん返りは、両親の気持ちが自分からそれているのではないかという不安のサインとも言われています。
・気持ちが落ち着けば、そうした行動も減ってくることが多いので、安心してくださいね。
【赤ちゃん返りがあるお子さんと関わるヒント】
・「赤ちゃん返り」は一時的な姿と考え、「わがままなのでは?」と思っても子どもの要求にできるだけ応えてあげるようにしましょう。
手が離せないときは、「~が終わったらね」と声を掛け、終わったらすぐに対応するようにしましょう。
約束したら必ず守り、「待っていてくれてありがとう!」と伝えるのも忘れずに。
・不安な気持ちを受け止めてあげましょう。抱っこなどのスキンシップは不安を和らげます。
・「あなたのことが大好きだよ」というメッセージを子どもがわかるように言葉や動作で伝えてあげましょう。
・下の子が寝ている時などに「上の子のためだけの時間」を作ってあげられると良いですね。

抱きぐせ

抱きぐせ

PDFはこちら(PDF:771KB)
ずっと抱っこをするのは大変ですよね。他にすることもある中で、どうしたらよいかわからなくなりますよね。

【「抱きぐせ」・「抱っこぐせ」とは?】
・以前は抱っこをしすぎると抱きぐせがつくとの考え方があり、赤ちゃんが泣くとすぐ抱っこするのはあまりよくないと思われていたことがありました。しかし、最近はその心配はなく、むしろ赤ちゃんは抱っこしてもらうことで安心感や信頼感を覚え、情緒が安定すると言われています。
・他にも赤ちゃんの自立を促すなど、発達のさまざまな面でよい影響を及ぼすことが、近年の研究によりわかっています。
抱っこを求めるのは赤ちゃんがしっかり成長している証拠です。
・また、赤ちゃんとのスキンシップは「幸せホルモン」のオキシトシンの分泌を活発にするといわれています。
たくさん抱っこすることで親子で穏やかな気持ちで過ごせると良いですね。

【関わりヒント】
赤ちゃんは抱っこされることで愛情を感じ、安心します。心配しないでたくさん抱っこしてあげてくださいね。
抱っこヒモを活用
・両手が空くので、おんぶや抱っこをしながら家事ができます。
やさしく声をかけて
・手がはなせない時には声をかけてあげましょう。
・大好きな人の声をきくことで赤ちゃんは安心できます。
・歌をうたってあげることもおすすめですよ。
肩や腕が痛くなる前に
・ずっと抱っこしているのも大変です。赤ちゃんを寝かせてベッドメリーや絵本を一緒に楽しむのもおすすめです。
大好きな人がそばにいることで赤ちゃんも安心できますね。

でも、時には助けも必要です。一人で全部がんばろうとせず、身近な存在に協力してもらいましょう。
地域の保健師や保育園の育児相談、サポートを活用してみるのもいいですね。

トイレトレーニング

トイレトレーニング

PDFはこちら(PDF:1,175KB)

保育園、幼稚園の入園にむけて、トイレトレーニングを始める方もいらっしゃるかと思います。
トイレトレーニングをするにはこどもの成長に合わせたタイミングで始めることが大切です。

【トイレトレーニングの始め時は?】
こんなサインがそろったらトイレトレーニングを始めてみましょう。
・おしっこの間隔があき、おむつが2時間程度ぬれない。
・トイレに自分で座ることができる(座位が保てる)。
・おしっこ、うんちが出たことを教えてくれる(自分で出たことがわかっている)。
・個人差が大きいので、こどものペース合わせて進めていきましょう。

【トイレトレーニングをすすめる上でのヒント】
・おしっこを溜められるようになってきたら、トイレトレーニングを始めていきましょう。
・みんなたくさん失敗しながらできるようになっていきますので慌てなくても大丈夫です。
・朝起きた時、お昼寝の後、遊びが途切れた時など生活の節目で声をかけていきましょう。
・トイレに行きたい時、動きや表情に現れることがほとんどです。

もぞもぞした動きをする、眼や手の動きが止まるなどのサインがあったら、見逃さずに誘ってみてください。
・トイレが嫌な場所・怖い場所にならないように、こどもの好きなものを飾ったりして、ゆったりとした気持ちで誘いましょう。
・トイレでできた時には、褒めてあげましょう。こどもの次のやる気につながります。

生活リズム

生活リズム

PDFはこちら(PDF:812KB)
こどもが夜中に何回も起きる、朝なかなか起きずにいつもバタバタするなど…こどもの生活リズムを整えるは本当に難しいですよね

【生活リズムを整えるためには?】
・生まれたばかりの赤ちゃんは脳の働きが未熟で昼と夜が分からず、リズムが作れません。
・生後3か月くらいになると脳が昼夜のリズムを作れるようになります。
・日中は光(太陽・電気)にあてる、夜は真っ暗にして寝かしつけるなど太陽のリズムに合わせた生活ができるとよいです。
・生活リズムを整えていくためには、基本的生活習慣を身につける乳幼児期が基本になります。
・特に夜の睡眠は様々なホルモンが分泌され、からだの成長だけでなく、情緒の安定や体の成熟などに大きな役割を果たします。

早寝・早起きの習慣づけをすることが生活リズムを作るには大切になります。

【生活リズムを整えるヒント】
・朝起きる時間を同じにしましょう!
 ⇒もし前夜が遅くてもいつもの時間に起きるようにします。
・昼の生活を充実させましょう
 ⇒外遊びやほかのお子さんとの遊びをたくさんしましょう。
・昼寝は長くても3時間以内に。また、夕方にずれこまないようにしましょう。
・夜、入浴後は静かに過ごし、決まった時間に部屋を暗くし、寝る準備をしましょう。

寝る前にいつも同じことを行う(絵本を読むなど)「入眠儀式」は、スムーズに眠る習慣づけに効果的です。
・夜遅くに、お子さんと触れ合う時間を持っているご家族は、触れ合う時間を朝や週末に変えていけると良いですね。

指しゃぶり

指しゃぶり

PDFはこちら(PDF:804KB)

何か不安があるのかな、歯並びに影響がでないかなど心配になりますよね。
厳しく禁止するよりも、まずはお子さんの気持ちに寄り添うことや、指以外に関心を向けることが大切です

【指しゃぶりはなぜするの】
・指しゃぶりは赤ちゃんの成長過程で自然にみられるもので、赤ちゃんは手に触れたものを口に運び吸うことで安心でき、

触れたものが何なのか確認しています。
・3歳以降は欲求の表れのことがあります。
・3歳を過ぎての指しゃぶりは、1~2割程度のお子さんにみられます。

指への執着心のほか、眠い時や体調がすぐれない時、退屈な時やさみしい時などに見られ、

お子さんが安心感を求めているサインなのかもしれません。

【指しゃぶりをするお子さんと関わるヒント】
・退屈な時や手持無沙汰な時にしていることが多いので、遊びに誘ったり、お手伝いを頼んだりと何か「すること」を与えて気分を切り替えてあげましょう。
・指摘したり、叱ったりせずそっと外してあげましょう。
・タオルやハンカチが離せないときは、手に持つ(すぐにしゃぶれる)→お腹に入れておく(持ってはいるが、すぐに出せない)→置き場所を決めて置いておく(体から離す)というように徐々に肌から離していくというステップを踏むのも良いでしょう。
・歯並びが気になる時は、歯科医に相談しましょう。

こだわり、癇癪、イヤイヤ

こだわり、癇癪、イヤイヤ


PDFはこちら(PDF:784KB)

何を言っても「イヤイヤイヤ!」説得するのにとても時間がかかってしまう‥ そんなことが一日に何度も繰り返されると疲れてしまいますよね。こどもの成長過程を知った上での関りができると良いです。

【こだわり】について
・2~3歳頃から少しずつ自我(自分)が芽生え、こども自身の「こうしたい」という思いが出てきます。
・その中で、大人にとっては取るに足りないようなことに強いこだわりが現れることもあります。
【癇癪】について
・成長段階にあるこどもは感情の起伏が激しく、理性で感情をコントロールすることが困難です。
・「もうおしまい」「ダメ」など自分のやりたい事を押さえつけられると怒りの感情が湧いてきます。

怒りを言葉で表すのが難しいため、大声を出したり叩いたりする等の行動で表現します。

【こだわりへの対応】
・こどもが繰り返ししている遊びを観察し、関連した遊びや似たような遊びに誘ってみましょう。

大好きな大人が楽しそうに遊んでいるのを見て興味を持つかもしれません
・前もって予定を知らせておくと切り替えがスムーズにいくこともあります。
・「どっちにする?」と複数の選択肢を用意しておいて、自分で決めさせてあげると納得して切り替えられることもあります。

【癇癪への対応】
・こどもが「駄々をこねれば言うことを聞いてくれる」と誤った学習をしないように大人が根負けしないで、一貫した対応をしましょう。
・大人がまず冷静になり(深呼吸する・水を飲むなど)こどもの気分が変わるような声かけをしたり褒めたりしながら無理は通らないことを言い聞かせましょう。
・別の人に代わると、あっさりやめることも…大人がバトンタッチするのも一つの方法です。

偏食

偏食

PDFはこちら(PDF:883KB)

好き嫌いが多いと心配ですね。どうしたら食べてくれるのかしら?毎日のメニューに頭を悩ませてしまいますね。

【偏食とのつきあい方】
・離乳食の時は何でも食べていた子もなぜか嫌がる食材が出てきます。

でもそれは自分で選ぶ力がついてきたという成長の証。見慣れることで徐々に食べられるようになっていきます。
・親は主食やおかず、野菜をそろえた食事を用意しましょう。
・その中で、こどもに何をどのくらい食べるのか選ばせてあげましょう。
・1食単位では食べられなかったときも、一日の中で補えるような組み合わせとし、2~3日に平均で食べられていれば大丈夫です。
・親子ともにストレスにならないよう工夫し、食卓は楽しく過ごす場所となるようにしましょう。

【偏食に対してのヒント】
・家族や友達がおいしく食べている姿を見ることで、「食べてみようかな?」という気持ちが芽生えることもあるので、そういう機会を作ることもいいですね。
・細かく刻んで食材が目立たないようにしたり、煮込んで柔らかくしたり、味をしみこませたりすることで、苦手な食材でも食べやすくなることもあります。
・少しでも食べられたらほめてあげましょう。
・食べ物の好き嫌いは大人にもあります。食べないからといって無理強いすることなく、ゆったりとした気持ちで見守りましょう。
・調理前の野菜(食材)を見せたり触らせてみたり、食材が出てくる絵本を一緒に楽しむことは、食べることに興味を持たせるのに効果的です。
・たくさん体を動かして、食事時におなかがすいているようにしましょう。

ことばの発達

kotobanohattatu

PDFはこちら(PDF:503KB)


言葉の発達は個人差が大きいです。様々な経験の中で、大好きなお父さんやお母さんと好きなものや楽しいことを共有したいと思うことが話したい気持ちを育てます。

【ことばの育ちに必要なこと】
・ことばの土台作りをしながら、話したい気持ちを育んでいきましょう。
・「ことばを話す力」は様々な基礎が備わってできる力です。
 生活を基礎に順々に積み上げられるようにしていきましょう。
・生活の基礎とは規則正しい生活・体の発達にそった十分な運動・情緒の発達などです。

【ことばの発達を促すヒント】
・ことばをたくさん溜めている時期かもしれません。こどもが話す前に大人が先回りして教えたり話したりせず、少し待ってみましょう。
・指差しなどことば以外で大人に訴えようとしている時、「○○だね」と共感したり、気持ちを汲み取って短い言葉にして話しかけてみましょう。
・こどもの興味ある関心のある事を共感する、こどもが話しやすいことばを使う、こどもの 問いかけに相槌を打つなど、

「楽しい!もっと話したい!」と感じられるような働きかけをしましょう。

スキンケア

PDFはこちら(PDF:666KB)


小さいこどもの皮膚はトラブルを起こしやすく、日々のスキンケアをどのようにしてよいか、分からないことが多いですよね。

【知っておきたい乳児のスキンケア】
・こどもの皮膚は厚さが大人の半分しかなく、保湿成分である皮脂が少ないため、ドライスキンになりやすいです。
・ドライスキンになることで、皮膚のバリア機能が低下し、病原菌やアレルゲンなどが侵入しやすくなります。
・そのためこどもの皮膚トラブル予防には、スキンケアがとても大切です。
・皮膚を清潔に保つために、石鹸をよく泡立てて洗い、保湿剤をたっぷり使うことが大切です。
・医師の指示通りににステロイド外用薬を使用すれば、重い副作用を 生じることはほとんどありません。
・厚生労働省作成の「アレルギーポータル」にも詳しく記載してありますので検索をしてみてください

たたいたり、ひっかいたりしてしまう

たたいたり、ひっかいたり

PDFはこちら(PDF:791KB)

手が出るような場面が多いと不安ですよね。お母さんも外に出かけるのがおっくうになったり、貸し借りの場面にどのようにかかわってよいか悩むことも多いですよね。

【どうして手が出るのかを考えてみましょう】
・まだ、ことばの発達が未熟なこどもは、自身の想いを伝えることができずに、手を出すことで意思表示をする場面があります。
・手が出た場面では、こどもの気持ちになって考えてみると、お母さんと遊びたかった、おもちゃを取られると思ったなど、その行動の理由がわかるかもしれません。

【関りのヒント】
・注意するときはCCQ(Calm,Close,Quiet)+短い言葉で、伝えましょう。
・してほしくない行動をした際は「穏やかに」「近くで」「しずかな声で」、「短い指示で」伝えると、こどもに伝わりやすくなります。
・手が出る前に止められると良いですが、もし叩いてまった時は、こどもの気持ちを推察し、受け止め「~したかったんだよね」と代弁してあげましょう。その後に「でも○○ちゃん痛かったね」「たたかれて悲しかったね」と相手の気持ちを伝え、「今度は~って言おうね」とどうしたら良いかも教えてあげましょう。
・自分のテリトリーに入られるのが嫌で手が出るということもあります。つい立て・シート・箱などで自分だけの空間(居場所)を作ってあげるようにするのも一つのアイディアです。お友だちの分も用意してあげておくと「こっちは○○ちゃん」「こっちは△△ちゃん」と一緒に楽しめます。

親子でできる赤ちゃんとの遊び

親子でできる赤ちゃんとの遊び


PDFはこちら(PDF:882KB)

一緒にあそぶ大人が笑って楽しいと赤ちゃんも楽しいものです。がんばりすぎず、気持ちに余裕がある時に一緒に楽しむ気持ちで遊ぶことをお勧めします。

【0歳児にとって「遊び」が大切な理由は?】
・赤ちゃんの成長はめざましいです。成長に合わせた遊びを通じて育ちつつある力を引き出し、心身の発達を促してあげることが大切です。
・遊びは赤ちゃんを楽しませ、喜ばせるためだけでなく、世界を豊かに、色鮮やかにしてくれるものです。
・一人で遊んでいるのを見守ることも良いですが、リラックスした雰囲気で大人と同じものを楽しむ経験は、赤ちゃんの心の成長に大きく影響します。

【赤ちゃんと遊ぶ上でのヒント】
・買い物のついでに少しだけ遠回りして、外気にあたってのお散歩。お散歩をするだけでも五感の刺激になります。
・おんぶして、歌を歌いながら食事の支度。赤ちゃんは、ママの声が大好きです。
・洗濯物をたたみながらタオルや洋服を使って「いないいないばあ」遊びができます。
・5分、10分でも少し時間ができたら「わらべうた」などを歌いながら体を触ってスキンシップ。肌のふれあいやぬくもりに赤ちゃんは安心します。
・夜寝る時の子守歌も心地良いものです。大人もリラックスできます。
・手作りおもちゃもおすすめです。
・小さなペットボトルや空き箱に音が鳴るもの(米・豆・ビーズ・鈴など)を入れたり、引っぱり出せるようなハンカチを入れたりするとおもちゃになります。
※ 誤飲しないように注意してください。

落ち着いて食べてくれない

落ち着いて食べてくれない

PDFはこちら(PDF:777KB)

食事中に食器を叩いて遊んだり、ご飯を床に落としたり、
途中で歩きまわったり・・座ってきちんと食事ができなくて困ってしまいますよね。

【食事に集中するために】
6歳までは、2つのことを同時にはできません。食事に集中できるよう環境と時間に注目してみましょう。
①食事の環境をチェック
・体を安定させ、足首、膝、腰が90度になるようにして足の裏が全部床につくような姿勢をとります。
・テレビは消す。おもちゃは片づけるなど落ち着いて食事ができる雰囲気を作りましょう。
②食事の時間をチェック
・食事の間隔は2時間半から3時間空けて、程よい空腹を作りましょう。
・食事時間は15分から30分を目安にしましょう。


【食事の良いリズムを作るコツ】
・「いただきます」で始まり、「ごちそうさま」で終わる。食事のあいさつをきちんとして、メリハリをつけるようにしましょう。
・親もこどもと一緒にゆっくり座って、一緒に食べるようにしましょう。
・ご飯の時に空腹になっているように、間食や食事の時間を見直してみましょう。
・遊び始めたり、席を離れたりしたら「ごちそうさまだね」と伝えて片付けましょう。すぐに「まだ食べる」と戻ってきたら、座って食べる約束をして、再度食べ始めましょう。
・追いかけて食べさせたり、何度も立ったり座ったりして戻ってきたときに食べさせたりするのはやめましょう。
・日常の中で、食べ物の絵本や料理する前の食材を見せるなど食べ物への興味や食べることへの意欲を育てるようにしましょう。

落ち着きがない

落ち着きがない


PDFはこちら(PDF:788KB)

興味が広がっている時期かもしれませんね。
でも、じっとしていられない、集中力がない、衝動性があるなどがこどもにみられると、関わりが大変ですよね。

・1歳から3歳前半のこどもは、少しずつ見えてくる世界が広がってきます。

おもしろいことや魅力的なものがたくさんあることに気づき、いろいろなものを見たり触ったりする 時期です。
・危険がないように見守りながらたっぷり経験させてあげましょう。
・3歳半から4歳ごろになると多くのこどもは落ち着きがでてきます。

しかし、落ち着きのないこどもを言葉で制止しようとしても難しいこともあります。
・そんな時は、たくさん体を動かして楽しく遊んだ後に、静かな遊びを楽しむなどメリハリをつけてみましょう。

【対応のヒント】
・こどもは目に入るものに興味が移りやすいので、見ていないテレビを消す、使っていないおもちゃを片付けるなど、落ち着いて過ごせる環境つくりをしましょう。
・伝えたいことがある時は、こどもと向き合って、目を見ながら、こどもの気持ちが向いたところで「〇〇するよ」と短くわかりやすい言葉で伝えてみましょう。
・こどもは追いかけられることが好きです。止まってほしい時は追いかけず、危険がないように見守る姿勢も大切です。(危険な時や人に迷惑をかける時は、すぐに止めましょう)
・忙しい中でも生活リズムを整え、こどもとゆっくり過ごす時間を持ちましょう。

叱り方

叱り方

PDFはこちら(PDF:856KB)

何度言っても言うことを聞いてくれないと、ついつい感情的になってしまいますよね。
【叱るとは】
・親が自分の感情をぶつけて「怒る」こととは異なり、子ども自身や周りの人を守れるようになるために必要な行動の規範を教えることです。
・子どもは危険なことやしてはいけないことなど、保護者の方に叱られることで、子どもは社会のルールを学んでいきます。
【どうして何度言っても分からないの?】
・子どもが自分の行動をコントロールできるようになるまでは、その場で具体的に良い行動を伝えることが必要です。
・一見するといたずらのような行動も、子どもにとっては色々なものに興味を持ち、知ろうとしている大事な行動かもしれません。しかし、保護者が言葉で言い聞かせても理解が難しかったり、子ども自身も上手に言葉で自分の気持ちを伝えられない時期でもあります。
・そのため、叱る時は子どもの気持ちを認め、尊重することも大切です。
【叱り方のヒント】
〈言葉・表情・雰囲気をセットで伝えてみる〉
・声のトーンを落として、淡々と伝えてみてください。
・いつもと違う雰囲気を感じて大人の言葉に耳を傾けるようになります。
〈肯定的な言葉や手本でしてほしい行動を繰り返し伝える〉
 ・走っちゃダメ!➡歩こうね
 ・散らかさない!➡ここにしまおうね
 *大人も一緒にしてほしい行動をします。
 〈あらかじめ叱らないで済む環境を作る〉
・開けられて困るものには鍵をつける
・触られて困るものはしまっておく など。
*なかなか伝わらない…
 ・繰り返し伝えてもなかなか伝わらない時もあります。
 ・そんな時はゆっくり大きく深呼吸をするなど、クールダウンできる方法を探してみましょう。
 〇こちらにもヒントが出ています(PDF:4,059KB)

子どもと遊び

子どもと遊び1

子どもと遊び2


PDFはこちら(PDF:1,048KB)

日々子どもと遊ぶ中で、「子どもがまだ小さくて、どうやって遊んであげたら良いのか分からないな」、「いつも同じ遊びで飽きないのかな?」と思うことはありませんか?
【子どもにとっての“遊び”とは】
・子どもが自分から好んで行う自発的な活動です。特に就学前の子どもは、遊びが生活の大半を占めています。
・大人はお膳立てしすぎず、子どもの意思を尊重し、見守りながらじっくりと遊べる時間や環境を作ってあげましょう。
【“遊び”と子どもの育ち】
・夢中になって遊ぶことで、「見たい・知りたい・やってみたい」という知的好奇心が刺激され、自分で考える力や創造性が育ちます。外遊びなど身体を動かす遊びでは、体幹が鍛えられ体力がつきます。
・いろいろな人と遊ぶことで人とのやり取りを学び、コミュニケーション能力が育ちます。
・このように「遊ぶ」ことは、主体的な学びが得られる貴重な機会であり、子どもの力を育む 大切な活動です。
【遊びのヒント】
〇遊びにも成長段階があります。
〈0~1歳の頃〉
・まだ小さな赤ちゃんでも様々なことを感じ、吸収し、日々成長しています。視覚や聴覚がはっきりしてくると、光や音に反応して追いかけるようになります。物が握れるようになると、それを口に入れて確かめようとします。赤ちゃんでも興味を持ったものなどで遊んでいるのです。
・「遊んであげなくちゃ」と気負いすぎず、抱っこでお散歩しながら心地よい風を感じたり、呼びかけに優しく語り返してあげたり…。赤ちゃんも大人も「気持ちいい」と感じられるようにゆったりと一緒に過ごしてあげましょう。
〈2~3歳の頃〉
・何人かの子が同じ場所で遊んでいる時、“ 近くにいて同じことをしているのに友だちとやり取りをせず、それぞれが勝手に遊んでいる”そんな様子が見られます。
・「うちの子は、お友だちと関わるのが苦手なのかしら?」と心配になるかもしれませんが、この頃は、まだ友だちと一緒に何かをするという意識はあまりなく、自分だけの遊びを楽しんでいる段階です。
 ・その子なりの ‟楽しい!“ を大切にしてあげたいですね。
〈4~6歳の頃〉
・社会性が芽生えてきて、だんだん友だちのしていることに興味を持ったり、一緒に
遊ぶ楽しさを味わったりできるようになります。
・時にはぶつかることもありますが、それも経験!大人は口を出しすぎず、見守ってあげましょう。
【保育園にあそびにきませんか?】
・保育園・認定こども園では園庭開放を実施しています。日時等各園の詳しい情報は、港南区のホームページに掲載していますので、こちらをご覧ください。
URL: あそびにきませんか(港南区育児支援事業) 横浜市港南区 (yokohama.lg.jp)
・区のホームページには、園庭開放の様子をご紹介する動画も掲載しています。どうぞ併せてご覧ください。
URL: https://youtu.be/hI0KfxBhJ6U(外部サイト)

ねかしつけ

寝かしつけ

PDFはこちら(PDF:752KB)

子どもがなかなか寝ないと親も大変ですよね。
また、子どもの健康面も気になりますね。
【寝かしつけとは】
・1歳頃までは1日の中で寝たり起きたりを繰り返し、徐々に夜まとまって寝るようになります。私たちは、朝に目が覚めて明るい光を浴びると、夜に眠くなるように体内時計がセットされています。体内時計がずれると、寝付きと目覚めの時間が不規則になります。
・「早起き、早寝」で生活リズムを整えましょう。また、子どもの睡眠習慣は大人の生活スタイルを映す鏡です。家族全員の睡眠環境を整えることが大切です。
・子どもの睡眠は、脳や心身の発達にとって、とても大切です。
生活の夜型化により睡眠不足が続くと、生活リズムの乱れや成長ホルモンに影響が生じ、成長の遅れや注意・集中力の低下するなどの可能性が高くなると言われています。
【寝かしつけのヒント】
〈お部屋の明かりは暗くしましょう〉
・カーテンをひいたり、電気を暗くしてテレビ、
 タブレット、スマホなどの電子機器は消しましょう。
(電子機器の明かりは脳が昼間と錯覚して眠りを妨げます。)
〈心も身体もリラックスできるようにしましょう。〉
・お気に入りのぬいぐるみやタオルを持つと
 落ち着くお子さんもいます。
・穏やかに絵本を読んだりお話しをしたりすると
 落ち着いた雰囲気になります。子守唄もいいですね。
・背中やお腹をさすったり、手や足をマッサージして
 あげるのもいいですね。
・昼間の過ごしかたやお天気、体調など寝付けない理由は様々です。「寝てくれない・・・」と焦らずに、
 親子で身体を休める時間に出来るといいですね。

PDF形式のファイルを開くには、別途PDFリーダーが必要な場合があります。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DCAdobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

このページへのお問合せ

港南区福祉保健センターこども家庭支援課こども家庭支援相談

電話:045-847-8439

電話:045-847-8439

前のページに戻る

ページID:265-871-422

  • LINE
  • Twitter
  • YouTube