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横浜市の平均寿命と健康寿命
最終更新日 2019年3月18日
健康寿命と平均寿命の推移
健康寿命は、厚生労働省が3年ごとに実施している国民生活基礎調査における横浜市分のデータを元に、人口と死亡数から算出しました。
健康寿命と平均寿命の推移(表1)をみると、平成22年の健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)は、男性70.98年、女性75.65年であり、全国と比較すると、男女とも全国値(男性:70.42年、女性:73.62年)よりも高い値となっています。
男性 | 女性 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
平均寿命 (全国) | 平均寿命 (横浜市) | 健康寿命 (全国) | 健康寿命 (横浜市) | 平均寿命 (全国) | 平均寿命 (横浜市) | 健康寿命 (全国) | 健康寿命 (横浜市) | |
2004年 | 78.64 | 79.26 | 69.47 | 69.66 | 85.59 | 85.53 | 72.69 | 71.17 |
2007年 | 79.19 | 79.68 | 70.33 | 70.36 | 85.99 | 86.12 | 73.36 | 72.09 |
2010年 | 79.55 | 80.42 | 70.42 | 70.98 | 86.30 | 86.98 | 73.62 | 75.65 |
人口 | 死亡数 | |
---|---|---|
平成16年 | 平成16年人口動態 年齢(5歳階級)別 | 平成16年人口動態 性・年齢(5歳階級)別 |
平成19年 | 平成19年人口動態 年齢(5歳階級)別 | 平成19年人口動態 性・年齢(5歳階級)別 |
平成22年 | 平成22年国勢調査 年齢(5歳階級)別 | 平成22年人口動態 性・年齢(5歳階級)別 |
平均寿命と健康寿命の差
平成22年の平均寿命と健康寿命の差(日常生活が制限される期間)(表2)は、男性は9.44年、女性は11.33年となっています。
今後の保健策施策の中で、単に寿命を延ばすだけではなく、健康寿命を延ばすことが重要です。
平均寿命と健康寿命の差をいかに縮められるかが課題です。
女性は男性よりも1.89(11.33-9.44)年長いことがわかりました。
男性 | 女性 | 男女差 | |
---|---|---|---|
平均寿命(年) | 80.42 | 86.98 | 6.56 |
健康寿命(年) | 70.98 | 75.65 | 4.67 |
平均寿命と健康寿命(年)の差 | 9.44 | 11.33 | 1.89 |
平成22年の65歳以上における日常生活が制限される期間(表3)は、65歳男性5.46年、女性7.56年と女性は男性の約1.4倍長く、85歳男性2.87年、女性4.73年であり、男性の約1.6倍でした。
男性 | 女性 | 男女差 | 女性/男性 | |
---|---|---|---|---|
65歳 | 5.46 | 7.56 | 2.10 | 1.4倍 |
70歳 | 4.78 | 6.75 | 1.97 | 1.4倍 |
75歳 | 4.27 | 6.44 | 2.17 | 1.5倍 |
80歳 | 3.93 | 5.48 | 1.55 | 1.4倍 |
85歳 | 2.87 | 4.73 | 1.86 | 1.6倍 |
健康寿命について、平成16年と22年を比べると(表4)、男性は、69.66年から70.98年へと1.32年、女性は71.17年から75.65年へと4.48年延びています。
同時期の平均寿命の延びをみると(表4)、男性は1.16年、女性は1.45年延びており、健康寿命の増加分が平均寿命の増加分より大きい結果でした。
健康寿命 | 平均寿命 | |||
---|---|---|---|---|
男性 | 女性 | 男性 | 女性 | |
2004年(平成16年) | 69.66 | 71.17 | 79.26 | 85.53 |
2010年(平成22年) | 70.98 | 75.65 | 80.42 | 86.98 |
平成16年と平成22年との比較(延び) | 1.32 | 4.48 | 1.16 | 1.45 |
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