いそご元気ニュース【42】

『洋光台交流づくり地域会』は、平成24年度からこの制度を活用し、今年度で３年目を迎えます。
自治会町内会と商店街（サンモール洋光台）、中学校の三者が連携し、将来の社会の担い手となる中学生の育成を中心とした活動を行っています。

平成27年２月３日（火曜日）冷たい風が吹くも、天候に恵まれ、洋光台第一中学校１年生120名及び地域や商店街の方々（約15名）がサンモール洋光台に集合しました。職場訪問インタビューと、地域の方と協力しながら、桜（造花）の飾り付けやこいのぼり・商店街のポスターの色付け、ポスターフレームに中学校の学級ポスターの掲示、地域清掃などの交流活動を行いました。その様子をご紹介します。

職場訪問インタビューは、商店街の人へのインタビューを通して、職場と身近な地域への理解を深めるという目的があり、商店街10店舗の協力を得て、班ごとに分かれた生徒達が各店舗へ訪問し、インタビューを実施しました。
生徒たちは、質問することに慣れていないためか、恥ずかしさで声が小さくなりながらも「お店をやっていて難しいことは？」、「お店をやるために必要なことや資格は？」など事前学習で考えた項目を質問し、お店の方からの話を聞きながら真剣にメモをとっていました。インタビューが終わり、緊張から解放されたからか、ある生徒はにこやかな笑顔で、「緊張したけど、お店の人がどういう気持ちで働いているのか聞けて、お店の人の見る目が変わった」と話していました。また、インタビューが早く終わった班は、お店の了解を得て店内の清掃をしていました。

商店街に飾るこいのぼりとポスターを色付けしました。どの色にするか迷いながらも、それぞれ個性ある仕上がりになり、飾られるときが楽しみです。

活動の様子

綺麗に泳いでくれるといいな	もうちょっとで完成だ

まもなく春を迎え、商店街を利用、通過する地域の人に華やかな気分を味わってもらうために桜（造花）の取り付けを行いました。高所での作業となるため、最後の設置は地域の人が行いましたが、生徒たちも協力して、桜の枝や花を取り付け、商店街を明るく華やぐ雰囲気にしてくれました。

活動の様子

枝をこうやって挿して	本当の桜が咲いたみたい

洋光台交流づくり地域会で商店街の柱や壁に設置したポスターフレームに、洋光台第一中学校1年生３クラスの学級ポスターを設置しました。以前のポスターと学級ポスターの入れ替えを素早くこなしてしていました。

活動の様子

学級ポスターこうやって貼って	みんなに沢山見てほしいな！

洋光台駅前と商店街周辺の地域清掃を行いました。汚れたタイルを一所懸命ブラシで綺麗にしていました。清掃活動をしたことによって、洋光台駅前と商店街周辺が更に綺麗な街並みとなりました。

活動の様子

ブラシでゴシゴシ！タイルがキレイに！	こっちもキレイに！洗浄剤持ってきたよ

すべての活動を地域の人たちと協力しながら頑張っていた洋光台第一中学校の生徒たち。活動を終えた後の生徒と地域の人たちの表情は、皆さん晴れやかな表情でした。地域の事を考え、学校、生徒含めた地域の人たちが自分たちで地域をより良くしていこうとしている姿に、何気なく通った人々が幾度となく足を止め、関心を持って生徒に話しかける光景が印象的でした。
この活動を通じて生徒たちが礼儀やマナーを学び、貴重な地域の人材として、地域のために何が出来るのかを考えてくれたらと思います。

※いそご元気ニュースでは、地域の元気な活動などを随時ご紹介していきます。

発信元：区政推進課地域力推進担当