いそご元気ニュース【39】

磯子区では、『地域運営補助金』制度により、自治会町内会と子ども会、老人クラブ、ＰＴＡなどの様々な団体が連携し、地域課題の解決に向けた、多世代交流や青少年育成などの取組みを応援しています。
「上笹下健康推進協議会」はこの制度を23年度から３年間活用し、自然に恵まれた氷取沢近辺の市民の森を拠点に、「自分の健康は自分で考える」をテーマに健康づくりに取り組みながら、同じ地域に集う仲間を増やすことを目的として活動してきました。

昨年度までで補助金の交付は終了しましたが、その後もランニングとプチヨガの活動を独立させて、活動を継続しています。

今回は、その一つである『ＫＲＣ（上笹下ランニングクラブ）』の活動の様子をご紹介します。

ＫＲＣのメンバーは、「元気なココロとカラダを楽しもう」をキャッチフレーズに、氷取沢農業専用地区や円海山などを中心に、自然を満喫しながら、老若男女おそろいのＴシャツ姿で走っています。

各自の練習に加えて、氷取沢農専陸上運動部として、毎月１回集まって、記録会や練習会を行って、それぞれ自己記録の更新に励んでいるとのこと。昨年からは、小学生が毎週火・金曜日の２日、朝６時から農業専用地区内の道路で朝練を行っており、子どもから大人まで幅広い年齢層でのランニング仲間の輪がどんどん広がっています。

取材にお邪魔したこの日は、２週間後に控えた磯子区民駅伝大会に向けた練習会となりました。

平成26年11月30日（日曜日）、第６回磯子区民駅伝大会が（株）ＩＨＩ横浜事業所で開催されました。今年は、ＫＲＣから小学生３年生、４年生、連合男子、シニア男子の４チームが出場し、日頃の成果を出し切りました。快走する勇姿に応援団も必死になって声援を贈ります。

各チーム大健闘の末、『ＫＲＣ ＫＩＤＺ ４Ｇ（４年生チーム）』が小学生３・４年生部門で第３位入賞という輝かしい成績を収めました。他の３チームも精一杯、頑張りました。

スタート前はみんな「緊張する！」と落ち着かない様子だった子ども達。走り終えた後の爽快な笑顔が印象的でした。

みんなで走り抜いたぞ！

ＫＲＣ監督の平野さんからは「感動をありがとう！来年もまた頑張ろう！」との挨拶が。

そして、平野さんは「走ることの楽しみだけではなく、この地区に住む人達が、この恵まれた自然の有難さを実感し、将来に向けて素晴らしい自然を残していけるようにしたい」と意気込みを語ってくれました。

（現在の活動内容・お問合せは『ＫＲＣ（上笹下ランニングクラブ）（外部サイト）』のホームページまで）

※『上笹下健康推進協議会（外部サイト）』のホームページにも25年度までの活動の様子が詳しく掲載されています。ぜひご覧ください。

※いそご元気ニュースでは、地域の元気な活動などを随時ご紹介していきます。

発信元：区政推進課地域力推進担当