ここから本文です。
横浜市の国際平和施策について
最終更新日 2022年9月16日
横浜市の国際平和施策 -横浜市の基本姿勢-
世界では依然として地域紛争や国際的なテロ等によって多くの命が失われており、市民の生命や財産にとって重大な問題となっていますが、特に世界の平和と安定に深刻な脅威を与える核兵器については、国際社会において、その廃絶が強く求められています。
また、地球規模で生じる飢餓や貧困、環境破壊等の人類の生存と人間の尊厳にかかわる諸課題を解決するためには、国家による外交活動のみならず、地域や市民による国際交流や国際協力等の国際平和への貢献がこれまで以上に求められています。
横浜市がこれまでに行ってきた「国際交流」「国際協力」「多文化共生」といった、横浜市の国際政策全てが国際平和につながると位置付けている「横浜市国際平和の推進に関する条例」を踏まえた取組を行い、国際平和の実現に貢献しています。
国際平和の推進に関し、横浜市及び市民の皆様の役割を明らかにするとともに、市の施策の基本となる事項を定めることにより、国際平和の推進に関する施策を総合的に実施し、市民の平和で安心な生活及び国際平和に寄与することを目的として、平成30年6月に議員提案により制定されました。
横浜市会は、次の国際平和に関する決議等を行っています。
過去の決議は平和都市に関する決議等からご確認ください。
横浜市は、都市と都市とが国際親善や相互理解を深めることが世界の平和につながるという考えのもと海外姉妹都市度との連携を長年にわたり進めてきました。また、国際連合によって国際平和年と定められた1986年(昭和61年)、横浜市は「国際平和年よこはま記念事業実行委員会」を組織し、平和シンポジウムや子ども平和大使国連派遣事業等、様々な国際平和に関する事業を実施しました。
これまでの横浜市の取組や上記事業が評価された結果、1987年(昭和62年)に国際連合からピースメッセンジャーの称号を授与されました。
平和首長会議は、加盟都市相互の緊密な連帯を通じて核兵器廃絶の市民意識を国際的な規模で喚起するとともに、人類の共存を脅かす飢餓・貧困等の諸問題の解消さらには難民問題、人権問題の解決及び環境保護のために努力し、もって世界恒久平和の実現に寄与することを目的として、昭和52年に広島・長崎両市が中心となって設立された組織です。
横浜市は、平成22年4月に加盟しました。
5 国際平和啓発事業
市民の皆様に、横浜市の国際平和の取り組みについてお知らせし、国際平和の大切さについて考えていただくため、国際平和講演会の開催や小学生等を対象とした平和学習プログラム、国際平和の理解を深めるリーフレットや動画を活用した国際平和パネル展等を実施しています。
平和啓発ツール「世界の平和のために横浜ができること!-誰一人取り残されることのない世界の実現に向けて-」
横浜市では、本市の国際交流、国際協力、多文化共生等の取組を通じた国際平和への貢献を目指していますが、その考え方をわかりやすくご紹介する動画とリーフレットを平成30年に作成しました
幅広い世代の方々に国際平和に関心を持っていただけるよう、親しみやすいデザインとわかりやすい表現を用いた内容となっております。日本語版と併せて英語版も作成しておりますので、是非、ご覧ください。
6 核実験反対・中止要請
核実験を行った国に対して、核実験中止、核兵器廃絶、恒久平和の実現に向けた取組を要請する抗議文を、市長名で実施国元首あてに送付しています。
このページへのお問合せ
ページID:256-904-618