ラオス国の水道事業改善に向け、JICA、埼玉県、さいたま市、川崎市と協定締結 ～日本の水道事業体等の知見・経験をラオスへ～

　ラオス国では、2030年までに都市人口の９割に対して、24時間安全な水を供給することを国家目標として掲げています。
横浜市水道局は、独立行政法人国際協力機構（JICA）が実施した「水道公社運営管理能力向上プロジェクト（通称：MaWaSU）（平成24年～平成29年）」及び「水道事業運営管理能力向上プロジェクト（通称：MaWaSU2）（平成30年～令和５年）」において、ラオス国の水道公社の事業計画策定能力の強化を支援してきました。
　この度JICAは、第３フェーズとして、ラオスの水道セクターの更なる強化を目指し、「水道事業運営管理能力向上プロジェクト（通称：MaWaSU3）」を実施します。
　そこで、MaWaSU2に引き続き、埼玉県企業局、さいたま市水道局、川崎市上下水道局、横浜市水道局とJICAが、日本の水道事業体等の知見・経験を活かし、連携してラオス国の課題を解決することを目的とし、１月23日（火）付で協定を締結しました。
　横浜市水道局は、MaWaSU3においても職員の派遣や研修員の受入を通じて、経営・財務に関する分野でラオス国の水道事業を支援していきます。