Q分流式下水道のメリット・デメリットは?
最終更新日 2018年8月31日
A
メリット
- 汚水は、雨水と分離して排除され水再生センターで処理されるので、川や海への汚水の流出がない。
- 既存の水路が利用可能なところでは、汚水管だけの布設で済むので建設費が安くなる。
- 下水処理施設の容量は、汚水のみを対象とするので小さくて済む。
デメリット
- 汚水管、雨水管の2本を布設するところでは、合流式に比べ建設費が高くなり、道路が狭いところや、ガス管や水道管などの他の事業の地下埋設物と競合しているところでは施工も難しい。
- 降雨初期に、道路面に付着した汚れや大気汚染物質などが洗い流され、雨水と共に川や海に流される。
- 汚水管の管きょの継手やマンホールから雨水や地下水が浸入したり、宅地排水や路面排水を汚水管へ誤って接続した場合、管きょの流下能力や下水処理能力の超過をきたす恐れがある。
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