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月報について
最終更新日 2024年4月1日
このページでは、測定局・測定項目ごとに、1か月分の測定結果を表の形にまとめたデータ集である「月報」について説明しています。
1 月報とは...
- 大気汚染の常時監視では、二酸化窒素や浮遊粒子状物質などの汚染物質について、1時間ごとにその1時間における平均濃度である1時間値を算出します。
- そして、各測定局における測定結果は、1か月ごとに測定局別・測定項目別に集計されて、1か月分の1時間値を記載したデータ集である「月報」と呼ばれる表を作成(印刷)します。
- 月報に記載されている1時間値は、常時監視において最も基礎的な測定値です。
一日24時間の平均値である日平均値は1時間値から算出します。 - また、月平均値、年平均値などの月間や年間の統計値も、PM2.5以外の物質では1時間値から算出します。(※ PM2.5だけは日平均値から算出します。)
- そして、4月から翌年の3月までの12か月分の月報の測定値をもとに、年間測定結果(年平均値など)が記載された「年報」を作成します。
2 月報のレイアウト
- 月報は、測定年月、測定局、測定項目ごとに、1枚の紙(B4横程度)に1か月分の1時間値を記載した帳表であり、日平均値や月平均値などの統計値も記載されています。
- 一般的な月報のレイアウトは、下の例に示すように、上部の標題部分とその下のデータ部分(表)に分かれています。
- 上部の標題部分には、測定年月、測定局の名称、測定項目及びその単位が示されています。
- 下部のデータ部分には、31日×24時間分(月の日数が31日の場合)の1時間値の数値が、表の形式で記載されています。
3 月報における単位
- 月報を作成するとき、小数点を含むデータは文字数が多いので、一行にデータが24時間分並ぶと、表が用紙幅(B4横など)に入り切らなくなることがあります。また、0.001ppm のようにゼロが続く数値が表の中に多数並んでいると、一見しただけでは数値の大小を比較しにくくなります。
- このため、月報では、小数点を含む数値は、小数点以下の桁数が何桁あるかに応じてその数値を10倍、100倍、あるいは1000倍して、整数に変換して(文字数を少なくして)扱うことが一般的です。
- 例えば、二酸化窒素(NO2)の濃度は、一般的には ppm の単位を用いて、0.123ppm のように小数点以下3桁(全部で5文字)で表示しますが、月報の場合は、小数点を含む ppm の単位ではなく、ppm の数値を1000倍した単位である ppb を用いて、123ppb と3桁(3文字)で表示します。
《月報の例》
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