市外2.横須賀パワーステーション建設事業環境影響評価方法書に対する市長意見

環保環審　第９号
平成１３年４月２５日

神奈川県知事　岡崎　洋　様

横浜市長　高秀　秀信

「横須賀パワーステーション建設事業」に対する意見について（回答）

平成１３年３月１４日環計第９７号で意見の求めがありました標記について、別添のとおり回答します。

担当：横浜市環境保全局環境影響審査課
電話：０４５－６７１－２９４５

別添

１　全般的事項

　横須賀パワーステーション建設事業（以下「本事業」という。）は、株式会社トーメンパワー横須賀が、横須賀市浦郷町５丁目２９３１番地７０他（以下「計画地」という。）に、電力の卸供給のため、出力２３９、７００ｋＷの排熱回収式コンバインドサイクル発電方式による火力発電所を建設しようとするものである。
　本事業は、横浜市域から約２ｋｍと比較的近接した位置に立地することから、横浜市への影響を考え、適切な調査、予測の方法を選択し、環境影響評価を行う必要がある。

２　個別的事項

(1)　大気質について
　ア　燃料の輸送について、海上輸送する場合は、船舶ばい煙による影響を検討すること。

　イ　計画地周辺は、丘陵地が多く、地形の影響について予測、評価することとなっているが、横浜市側にも円海山等の丘陵地があることから、円海山方面についても予測、評価をすること。

(2)　景観について
　主要な眺望地点については、横須賀市内の３箇所を選定しているが、金沢区内からも検討すること。