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里親制度とは

最終更新日 2023年5月16日

里親制度は、「子どものための制度」です。

子どもが健やかに成長するためには十分な愛情が必要です。しかし、親の病気や死別、離婚、虐待等のさまざまな事情により、家庭で生活することのできない子どもたちがいます。「里親制度」とは、そのような子どもたちを家庭に迎え入れ、家族の一員として愛情を持って養育していただく、児童福祉法に基づいた「子どものための制度」です。
家庭の温かい愛情や雰囲気の中で生活することは、子どもの成長にとって、とても大切です。里親家庭では、このような子どもたちを家族の一員として迎え入れ、その子一人ひとりを大切に、愛情をもって養育していただきます。

里親の種別

里親には4つの種別があり、子どもたちの状況によってふさわしい里親に養育を依頼します。
養育里親 実親の家庭で生活することができない、さまざまな状況の子どもを養育します。
縁組里親 特別養子縁組が成立するまでの間、里親として養育します。
親族里親 子どもの祖父母等扶養義務者が養育します。
専門里親 養育里親として経験を積んだ後に、より専門的な知識を持って子どもを養育します。

里親になるための要件

里親を申請される方は、以下の要件をすべて満たすことが必要です。(同居人の方は4~7を満たす必要があります。)

子どもに理解があり、養育に対する熱意と愛情を持っていること

心身ともに健康で、子どもの養育にふさわしい年齢であること

子どもの養育に支障のない程度に収入及び住居のゆとりがあり、健全で、明るい家庭生活が営まれていること
成年被後見人又は被保佐人ではないこと
禁固以上の刑を執行中又は執行猶予期間中ではないこと
児童福祉法、児童買春、児童ポルノに係わる行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律及びその他の国民の福祉に関する法律の規定により罰金以上の刑を執行中又は執行猶予期間中ではないこと

児童虐待又は被措置児童等虐待を行っていない又は児童の福祉に関し著しく不適当な行為を行っていないこと

里親認定までのながれ

まずは、お住まいの区を管轄する児童相談所へご相談ください。
STEP1

児童相談所へ相談、里親制度説明会へ参加
※里親制度に関心のある方に、里親制度説明会や研修についてご案内します。

STEP2

研修・施設見学、児童相談所での面接、里親申請
※里親制度や社会的養護が必要な児童について学びます。また、児童相談所で面接を行ってお話しを伺います。

STEP3

児童相談所による面接・家庭訪問・調査、養育実習、研修
※面接や家庭訪問のほか、養育実習で子どもたちとのかかわり方を学びます。研修では子どもの身体・こころ、実親とのかかわり等、里親として必要な知識を身につけます。

STEP4

児童福祉審議会での審議~認定
※児童相談所の審査を経て、児童福祉審議会で里親として適当かどうかを審議し、承認されると横浜市長が里親として認定します。


このページへのお問合せ

こども青少年局こども福祉保健部こどもの権利擁護課

電話:045-671-2394

電話:045-671-2394

ファクス:045-550-3948

メールアドレス:kd-yo-go@city.yokohama.jp

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