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医療局健康安全部中央卸売市場本場食品衛生検査所
電話:045-441-1153
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ファクス:045-441-8009
メールアドレス:ir-honjo@city.yokohama.jp
最終更新日 2019年3月23日
食中毒の原因物質となるウイルスにはA型肝炎ウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなどがありますが、代表的なものはノロウイルスです。
平成27年の全国における食中毒発生状況では、ノロウイルスによる食中毒は病因物質別にみて事件数・患者数ともに第1位となっています。
ノロウイルスはヒトの腸管粘膜で増殖し、吐き気、嘔吐、急性下痢症(胃腸炎)、腹痛などの症状を引き起こします。
感染後、通常24時間から48時間の潜伏期(感染してから発症するまでの時間)を経て症状が現れ、ほとんどが3日以内に回復します。一年を通して発生はみられますが、冬場(おおよそ12月から3月)に多発します。
ノロウイルスにはワクチンが無いため、治療は対症療法に限られます。
特に、2のように食品取扱者を介した事例が近年多く発生しています。ノロウイルスは不顕性感染(感染していても症状を示さない)するケースがあるため、食品取扱者は特に注意が必要です。
生カキと取り出した中腸腺
(次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度200ppm)がウイルスの失活化に有効です)
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