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苦情事例集 リンゴのべとつき

最終更新日 2019年3月5日

1.概要

リンゴの表皮の油様物質について、ワックス類が使用されているのではないでしょうか。

2.調査結果

ワックス類は使用されていませんでした。
リンゴ試験場での研究により、ジョナゴールドの果皮の粘着性ろう物質として、次のような物質を確認しています。

  • 脂肪酸:パルミチミン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸等
  • パラフィン:ヘキサコサン、ヘプタコサン、ノナコサン等
  • アルコール:テトラコサノール、ヘキサコサノール等

3.結論

リンゴの熟成が進むと、種々の脂肪酸、炭水化物等が増加します。このうち、常温で液状の物質は、リノール酸とオレイン酸です。これらがリンゴのろう物質物であるノナコサン等を溶解し、粘着性が現れたものです。
植物自体がもっている天然物でありますので、衛生上の問題はありません。

4.参考

「ジョナゴールド」「つがる」「千秋」など熟度の進んだリンゴにこれらの現象が見られることが知られています。また、どのリンゴも貯蔵時間が長くなるとこのような傾向が見られます。

5.引用文献

食品苦情処理事例集 全国食品衛生監視員協議会編集

2007年3月8日掲載

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