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横浜市教育委員会児童生徒性暴力等の防止等に関する対策検討委員会について
最終更新日 2025年11月28日
このたび、「横浜市教育委員会児童生徒性暴力等の防止等に関する対策検討委員会(以下「検討委員会」といいます。)」を設置しました。児童生徒を性暴力等の被害から守るため、有識者による専門的知見からの助言を踏まえ、学校現場の状況等を確認しつつ、スピード感をもって実効的な対策を順次実施します。
検討委員会の概要
1 検討委員会の設置
7月15日付で、5名の有識者に検討委員会の委員を委嘱し、委員会を設置しました。
8月14日付で、新たに希咲 未來(きさらぎ みらい)氏に委員を委嘱しています。
| 専門分野 | 役職・氏名 |
|---|---|
| 子どもの心理 | 元神奈川県警少年相談・保護センター所長 |
| 犯罪学 | 神奈川大学法学部教授 |
| こどもの権利擁護 | 川崎ロータス法律事務所 弁護士 池宗 佳名子 氏 |
| 教育専門家・学識経験者 | 学校法人桐蔭学園 理事長 桐蔭横浜大学 教授 溝上 慎一 氏 |
| リスク管理・コンプライアンス | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 GRCコンサルティング部 ディレクター 中嶋 淳一郎 氏 |
若年女性支援 |
社会活動家 希咲 未來 氏 |
2 対策検討・導入スケジュール
3 検討の視点
リスク管理コンサルタントと事前協議し、他都市・民間での先行事例について情報収集したものを精査した上で、委員の専門的知見からの助言を得て、具体的な検討を進めます。検討は、物理的アプローチ、教職員アプローチ及び児童生徒アプローチの3つの視点から行います。
| 検討の視点 | 現時点で考えられる対策 | |
|---|---|---|
物理的 |
私用端末・撮影データに係るルールの明確化 | ・「私用端末の使用ガイドライン」の策定 ・私用端末の管理手法 ・公用携帯電話の増設 ・ICTの有効活用(校内連絡手段、教職員への注意喚起等) |
| 隠しカメラ対策 | ・専門業者による点検 ・隠しカメラ捜索用機器の学校配備 ・学校出入口等への防犯カメラ増設 |
|
教職員 |
教職員の服務規律徹底・研修 | ・犯罪に関する専門家等による研修 |
| 教職員の行動変容・相談体制 | ・教職員同士の議論の場の設定 ・学校管理職と教職員との面談の場の活用 ・コミットメント型の注意喚起・啓発手法 |
|
児童生徒 |
児童生徒の心理ケア・人権尊重 | ・相談窓口の周知徹底 ・スクールカウンセラー等の活用 |
| 児童生徒からのSOSキャッチ | ・複数の教職員に相談しやすい関係づくり ・一人一台端末による「こころの健康観察」の活用 ・児童生徒へのアンケート |
|
【参考】緊急的な対応として実施済の事項
(1)緊急点検・対応(令和7年6月 30 日付教育長通知による指示)
本事案の緊急性を踏まえて、次の4項目について点検等を行うことを指示し、全ての学校で 対応した結果、不審物が発見された等の報告はありませんでした。
□児童等への相談窓口の周知(子どもへのケア)
□複数の教員による校内の隠しカメラの確認
□私用端末の教室持ち込み禁止の徹底
□学校で記録されている画像データの複数人での確認
(2)各学校における主体的な対策例
・保護者向けに「すぐーる(家庭と学校の連絡システム)」で「不審物なし」の結果報告
・隠しカメラ捜索用赤外線カメラの導入・点検 ・教職員間で「不祥事根絶に向けて」の意見交換 等
対策の状況
更新日 |
概要 | 参考資料等 |
|---|---|---|
| 令和7年11月28日 | 横浜市立学校教育公務員の懲戒処分に関する指針を改正し、ホームページで公開しました。 |
横浜市不祥事防止の取組 横浜市ホームページ |
| 令和7年10月10日 | 教職員の理解を深めるための研修動画(3本)を、専門家の助言を受けながら作成しました。 |
|
| 令和7年10月2日 | 「いのちの安全教育」の実施について8月22日に全市立学校に通知し、各学校において取組を開始しています。 |
|
| 令和7年10月2日 | 10月1日より、各学校の「セクシュアル・ハラスメント相談窓口」への相談が、児童生徒の持つ一人一台端末から申し込みできるようになりました。 |
相談窓口チラシ(児童生徒配布用)(PDF:628KB) |
| 令和7年10月2日 | 児童生徒への性暴力等が発生した際の初動対応に関する対応マニュアルを策定し、9月30日に学校に周知しました。 |
横浜市教職員による児童生徒への性暴力等発生時の対応マニュアル |
| 令和7年10月2日 | 「対話をもとにした学校組織マネジメント」に関する研修を、全校長・校長代理に対して9月24日に実施しました。 学校経営支援課 TEL:045-671-3732 |
【日時】 |
| 令和7年9月19日 | 横浜市立学校における情報機器等の利用及び写真等の撮影に関するガイドラインを9月18日に策定しました。 |
横浜市立学校における情報機器等の利用及び写真等の撮影に関するガイドラインver.1(PDF:355KB) |
| 令和7年9月5日 | 9月5日開催の教育委員会定例会において総合対策を報告しました。 |
教育委員会定例会一般報告資料(PDF:4,860KB) |
| 令和7年9月5日 | 教職員向け「LINE 相談窓口」を9月3日に開設しました。 |
|
| 令和7年9月5日 | 隠しカメラの探索機器を8月中に各学校教育事務所等に配備しました。 |
|
| 令和7年8月26日 | 犯罪学から学ぶ不祥事防止に向けた対策検討委員による研修を8月26日から開始しました。 |
|
| 令和7年8月25日 | 当該校で専門業者による点検を8月21日に実施し、校内にカメラ等不審物が無いことを確認しました。 |
|
| 令和7年8月14日 | 教職員による不祥事の再発防止及び子ども一人ひとりを大切にした授業づくりの一層の促進を図ることを目的として、学校組織のマネジメントの在り方やリーダーシップの発揮、教職員の人材育成等について、専門家による校長を対象とした研修を、9月24日に実施します。 |
【日時】 |
| 令和7年8月6日 | 学校における不祥事の未然防止を目的として、コミットメント型の注意喚起メッセージを7月から全校へ一斉に発信しています。 |
|
| 令和7年8月5日 | 児童生徒の性被害に対するケアについて、スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーが各学校で専門的な力をより発揮できるよう、外部講師による研修を8月4日に実施しました。 |
【実施日】 |
| 令和7年7月31日 | 学校における不祥事の未然防止を目的に、犯罪学の視点から人の行動特性や組織のリスク要因、再発防止策などについて学び、対応力と組織マネジメント力の向上を図る機会とするため、令和7年8月26日に校長を対象とした研修を実施します。 |
【日時】 |
| 令和7年7月29日 | 児童生徒を性被害から守るための相談窓口(オンライン又は電話による相談窓口)を令和7年7月22日に開設しました。 |
・児童生徒向け配布資料(小学生への配布を想定したもの)(PDF:1,867KB) |
| 令和7年7月29日 | 各教室や廊下等での隠しカメラ等の点検について、令和7年7月15日付で学校に通知しました。 |
・教員による性的画像撮影事案を踏まえた安全点検表への項目追加について(通知)(PDF:154KB) |
このページへのお問合せ
【検討委員会について】教育委員会事務局法務ガバナンス室
電話:045-671-3256
電話:045-671-3256
ファクス:045-663-5547
ページID:169-570-731





