令和３年度運営方針

　 ～ 愛あふれる❤ふるさと港南に ～
　・地域の皆さまと協働でつくる「安全で誰もが安心して元気に暮らせるまち」
　・区民生活の基本となる「行政サービスを正確・丁寧に提供する区役所」

　地域の皆さまと共に策定した「第４期港南ひまわりプラン（地域福祉保健計画）」を推進しながら、「withコロナ」でも顔の見える関係を維持し、地域の中で見守り、支えあい、誰もがいきいきと暮らしていくことができる「協働による地域づくり」を進めます。

　施策１　安全・安心のまちづくり
　施策２　見守り・支えあいのまちづくり
　施策３　誰もが元気で健やかに暮らせるまちづくり
　施策４　住み続けたいまちづくり

【協働を進めるための取組】
　港南区連合町内会長連絡協議会など関係団体の皆さまと共有した「港南区協働による地域づくりの取組の方向性」をもとに、区役所も地域に寄り添い、一緒に取り組んでまいります。

　＜地域でつながりを強めるための取組方針＞
　１　活動者同士の顔の見える関係づくりを継続させましょう！
　２　一人ひとりができる範囲で地域のためにできることをしましょう！
　３　地域と行政などが一緒になってそれぞれの役割を考え共に取り組みましょう！

　新型コロナウイルス感染症対応を最優先の業務としてとらえ、区の総力を挙げて取り組んでまいります。
　区民生活の基本となる行政サービスを、お一人おひとりの気持ちに寄り添い、正確・丁寧に提供します。
　郵送・オンラインによる手続やマイナンバーカードの活用など、来庁いただかなくても行うことができる手続を積極的に広報し、区民の皆さまの利便性向上に努めます。

　地域に寄り添った組織運営！

　地域に寄り添う姿勢を大切に、チーム港南として庁内横断的に目標達成・地域課題の解決に向けて取り組みます。

　区民の皆さまに寄り添った窓口応対！

　一人ひとりが区役所の顔であることを意識し、区民の皆さまの気持ちに寄り添い、正確かつ丁寧な窓口応対を行います。

　積極的な情報発信！

　イベントや事業等の取組のほか、区民生活に必要な情報を積極的に区民の皆さまに向け発信します。

　人材育成・働き方改革の推進！

　日頃から個々の能力を存分に発揮できる職場づくりにより、皆さまに信頼される人材を育成します。
　また、お互いに協力しあい、効率的な業務遂行により働き方改革を推進します。

　自分の身は自分で守る「自助」、となり近所の助けあいなどの「共助」への理解が進むような啓発を積極的に行い、地域・事業者との連携により、安全・安心のまちづくりを進めます。

【災害に強いまちづくり】
　・地域防災拠点や風水害避難所への感染症対策物品の配備を進めます。
　・災害発生時に避難所開設情報などを電話でお問い合わせいただける情報発信システムを強化します。
　・食料や飲み水の備蓄に加え、トイレパックの備蓄や家具転倒防止対策の充実により、いざという時にも住み慣れた自宅での避難ができるような「在宅避難」の備えをＰＲします。
　・夏休みの小学生向け防災イベントや改訂版「港南区防災ガイド(小学生・中学生編)」を活用した授業により、子ども・子育て世代の地震や風水害等に対する防災力アップに向けた取組を実施します。
　・「みんなにやさしい避難所づくり」をテーマとしたワークショップの実施により、要援護者や女性の視点を取り入れた地域防災活動の支援を行います。
　・地域防災拠点でのペット同行避難訓練への支援や、災害時のペットに関する啓発パネル展を行います。

【「もしも」の見守り・支えあい】
　・いざというときに、災害時要援護者（避難誘導や避難生活などで支援が必要な方）への支援が円滑に行われるように、地域の中での取組をサポートします。
　・福祉避難所版HUG（避難所運営ゲーム）を作成し、福祉避難所運営訓練の充実を図ります。

【防犯・交通安全の推進】
　・特殊詐欺の被害や子ども・高齢者の交通事故を防ぐため、地域や警察と連携した取組を進めます。

【ICT活用の推進】
　・地域でのつながりづくりの新たな仕組みとして、オンライン会議などICTの活用を検討する自治会町内会に対し、ICTに関する相談・支援や機器導入費の補助などを行います。

　向こう三軒両隣に「お互い様」の関係ができ、いざというときにも助け合えるよう、様々な担い手による見守り・支えあいの輪が広がるような取組を進めます。
【日頃の見守り・支えあい】
　・ふだんの生活の中で登下校時の子どもを見守る環境づくりを行う「港南ひまわり８３（ハチサン）運動」を地域全体で進めます。
　・「あいさつ」や「声かけ」をきっかけにした、ゆるやかな見守りに協力してもらう見守り協力事業者への呼びかけを地域ケアプラザと連携して進め、事業者の皆さんの取組を「まちの見守り通信」として発信します。
　・高齢者・障害者の万が一のお守り「ひまわりホルダー」の周知を進めます。
　・世界アルツハイマーデイ（９月21日）に合わせたバス車内広告などにより、認知症への理解と見守りを行う取組を進めます。
　・障害理解啓発ポスターなどを活用した啓発や、誰もが一緒に楽しめる障害者スポーツを通じた障害者と地域との交流支援など、地域で障害理解を進める取組を行います。
　・熱中症予防を通じた地域のつながりの場「まちの給水所」の支援を行います。

　「健康アクションこうなん５」の実践を呼びかけ、誰もが健やかに、健康寿命を延ばす取組を進めます。
　また、医療・介護・介護予防・生活支援等が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を進めます。

【健康アクションこうなん５の推進】
　・働き世代の健康づくりを進めるため、事業者の皆さまと一緒に「健康経営」に取り組みます。
　・野菜摂取量を測定できる「ベジメータ」を活用し、野菜を通じた健康づくりを支援します。
　・「健口体操」のリーフレットや動画により、オーラルフレイル（お口の機能の低下）の予防・啓発を進めます。
　・がん検診受診率向上のため、受診勧奨リーフレットを区内医療機関で配布するほか、働き・子育て世代に向け、区役所肺がん検診においてインターネットでの受付や一時保育を実施します。
【切れ目のない子育て支援】
　・妊娠期から出産、乳幼児期、就学時にわたり、子育てに関する相談など親子に寄り添った切れ目のない支援を充実させていきます。
　・主に就学前の子育ての不安・負担感を軽減し、地域での子どもの健やかな育ちを支えるため、養育者や支援者に合わせた内容を情報発信し、子育て支援の充実に向けた取組を進めます。
【高齢者が自分らしく暮らせるような支援】
　・高齢者が自分らしく安心して生活できる地域づくりを進めるため、認知症や介護予防、権利擁護の普及啓発を行います。
　・買い物が困難な高齢者等の支援を目的として、事業者と地域が連携した移動販売を支援します。
　　また、移動販売を通じて、外出機会の促進や社会参加、介護予防等につながる取組を進めます。
　・「移動販売」や「まちの給水所」の実施場所にベンチを配置し、日常的な集い・交流の場「まちの縁側」づくりに取り組みます。

　SDGsの視点をふまえ、地域の美化活動やごみの減量化、食品ロス削減、プラスチック対策、地球温暖化対策等の普及啓発を行います。
　また、歩行者の安全に配慮したまちづくりを進めるとともに、まちの魅力を発見・発信し、地域への愛着を高める取組を行います。

【街並みのクリーンアップ】
　・河川のクリーンアップや、道路・公園など地域の中で美化活動をする皆さんの取組を支援します。
【ヨコハマ３R夢プランの推進】
　・フードドライブ(未使用食品を福祉施設や団体等に寄贈する活動)、ローリングストック法(食品を使った分だけ新しく買い足し、常に一定の量を備蓄しておく方法)を活用した食品ロスの削減を中心としたごみの減量化・３Rを推進します。
　・講演会の開催等によりプラスチック削減に向けた啓発を進めます。
【歩行者の安全に配慮したまちづくり】
　・公道の階段に手すりの設置・補修を行うことなどで、安心して外出できる環境づくりを進めます。
　・子どもたちの安全を確保するため、通学路の安全施設や路面表示の新設・補修を進めます。
【まちの魅力発信】
　・「港南区デジタル観光マップ」による情報発信や、子どもたちによるまちの魅力発見を進めます。

　新型コロナウイルス感染症対応を最優先の業務としてとらえ、区の総力を挙げて取り組んでまいります。
　区民の皆さまを心をこめて温かくお迎えし、「来てよかった」と感じていただける区役所づくりを進めます。
　区民生活の基本となる行政サービスを、お一人おひとりの気持ちに寄り添い正確・丁寧に提供します。
【新型コロナウイルス感染症への対応】
　・感染症に関する情報提供や相談対応、区庁舎等における感染予防などに区を挙げて取り組みます。
【区民生活の基本となる行政サービスの提供】
　・手続きが関連する窓口が連携し、区民の皆さまの利便性向上に努めます。
【支援を必要としている方々への対応】
　・各窓口や関係機関が連携して各種制度を的確に運用し、一人ひとりに寄り添った支援を行います。
　・支援に関わる職員がお互いに学び合い、職員力・組織力を高めます。
【わかりやすい情報提供】
　・区民の皆さまに「寄り添った」窓口対応、「伝わる」広報に取り組みます。
　・広報よこはまや区ウェブサイトなど様々な媒体を活用して適切・的確な情報発信を行うとともに、イベント情報や開催の様子等についても積極的に区民の皆さまにお知らせします。

【プランの概要】
　・計画期間：令和３～７年度
　・目標：「一人ひとりがつながり、見守り・支えあえるまちをみんなで育てる」
　

　・目標達成に向けた４つのアクションと12の取組に、区民の皆さん、活動団体、行政等が協力して取り組んでいきます。
　・地区別計画と区計画で構成され、コロナ禍でも地域の皆さまが工夫をして地区別計画を策定しました。
　・プランの浸透に向け、積極的な広報を行っていきます。

　・これまでのような事業実施が難しくなりましたが、オンラインなど代わりの手法・新しい手法を活用しました。
　・令和３年度も、withコロナを前提として工夫をこらして柔軟に事業を進め、地域の課題解決と区民の皆さまの満足度向上に取り組みます。

【施設概要】
　・港南公会堂（２、３階）
　　講堂：525人
　　会議室、和室、ギャラリー
　・区民活動支援センター、港南土木事務所（１階）

　・旧公会堂に比べて舞台機構や音響設備が充実し、多様な演目に対応するとともに、親子室や区民の皆さまの作品を展示できるギャラリーも設置しています。
　・講堂は区の花ひまわりをモチーフにした、ひまわり畑のような空間が作られています。

　「SDGs（エスディージーズ）」は、「SustainableDevelopmentGoals（持続可能な開発目標）」の略で、「誰一人取り残さない」を基本理念とする国際目標です。
　この基本理念は基礎自治体にもあてはまる考えであり、港南区としてもＳＤＧsの17の目標を意識し､あらゆる施策に取り組んでまいります。

令和３年度　運営方針振り返り（PDF：1,374KB）
令和３年度　運営方針（PDF：598KB）