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令和2年度 港北区予算

令和2年度港北区「個性ある区づくり推進費」(自主企画事業)について

最終更新日 2020年4月10日

「自主企画事業」とは?

「自主企画事業」とは、地域の身近な課題や区民の皆様の要望にこたえて、区役所が独自に特色ある取組を行う事業です。
2年度の港北区の予算額は、1億1,888万7千円です。

どんなことをやっているの?

1 安心して暮らせるまちづくり【32,855千円】

(1)災害に強いまちづくり推進事業[20,110千円]

震災や風水害などの大規模災害時における円滑な避難行動を促すため、啓発用リーフレット作成や風水害時の指定緊急避難場所を明示した案内表示板の設置を行います。あわせて、東京2020オリンピック・パラリンピック開催期間中の区危機管理体制の強化を図ります。また、前年度に引き続き、ストレスの少ない長期避難生活実現のため、様々な避難者に配慮した避難生活環境改善備品の整備を進めます。

(2)災害時医療整備事業[277千円]

区防災計画(震災対策編)における災害時医療等の対策を講じるため、関係機関との各種会議の開催や医療救護隊等の訓練を実施するとともに、医療救護隊の活動環境を充実させるために必要な物品を配備します。
29年7月より変更した医療救護体制について、引き続き周知を図ります。

(3)快適な暮らしの衛生応援事業[639千円]

食の安全や各種施設の衛生確保、動物の適正飼育や災害時のペット対策の啓発を行います。

(4)交通安全 無事故でカエル事業[5,431千円]

交通安全意識の向上を図るため、交通安全関係団体と協力した啓発活動を行います。特に、子どもと高齢者に対象を絞って事業を実施します。

(5)放置自転車対策事業[5,387千円]

放置自転車の台数は、10年前に比べ全体的には約2割にまで減少していますが日吉駅や綱島駅、新横浜駅は来街者も多く放置自転車も目立つことから、集中的に監視活動や撤去作業を行うとともに、各駅の自転車等放置防止推進協議会と協力しながら対策を進めます。

(6)港北AAA(安全で安心な明日を)地域防犯力向上作戦事業[1,011千円]

地域の要望にあわせた防犯関連物品等の提供を行い、区民が主体となって防犯活動を行うことができるような支援を行います。あわせて、区内の犯罪発生状況を迅速に提供することで、地域の防犯活動に役立てていただき、地域の防犯力の向上と安全で安心なまちの実現を目指します。

2 活気にあふれるまちづくり【51,457千円】

(1)大規模スポーツ大会開催機運醸成事業[3,750千円]

元年に開催されたラグビーワールドカップ2019™、2年度に開催される東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に、区の魅力と区民のふるさと意識の向上を図ることを目的とし、大会開催機運醸成及び大会開催後のレガシーの定着に向けた取組を地域や関係機関と連携して実施します。

(2)地域スポーツ推進事業[1,450千円]

区内における地域スポーツの推進・活性化を図るため、港北区体育協会への活動補助金交付及び、港北駅伝大会実行委員会への事業補助金交付を行います。

(3)港北区商店街活性化事業[1,380千円]

生活と地域コミュニティの中心となる場である商店街及び商店街店舗の認知度並びに来訪者数を高めていくため、幅広い年代が参加できるイベントの開催や、商店街による情報発信の継続的支援を行います。

(4)ウォーキングから始まる健康づくり事業[1,104千円]

ウォーキングをきっかけに健康づくりを推進するため、区民にウォーキングの楽しさや魅力をPRするとともに、継続できるよう支援します。

(5)育もう「ふるさと港北」事業[9,315千円]

転入者の多い港北区において、区民の「ふるさと」意識を育み港北区への愛着を深めるために、世代間・地域間交流の場を提供します。地域資源・歴史的遺産を活用し、区民各層の交流の促進を図るほか、港北区に根差したJ1クラブである横浜F・マリノスとの連携・応援等を通じて、港北区の魅力を内外にアピールします。

(6)地域のチカラ応援事業[3,281千円]

地域住民による地域課題の解決に向けた主体的な取組を支援するため公益的な活動を行う団体に対して、補助金交付や広報、有識者からの活動に対する助言を行うことによる支援を行います。
また、交流の場の提供などによる団体間の連携促進の取組を行います。

(7)港北魅力発見事業[3,385千円]

港北区の魅力を発信し、区民の地域への愛着を深めるためのイベントを実施します。

(8)芸術文化振興事業[2,000千円]

区内の芸術文化振興を図るため、質の高い芸術に触れる機会を提供する鑑賞型事業と、区民の文化活動の発表の場を提供する参加型事業を実施します。
なお2年度は、文化の祭典でもある東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を記念し、鑑賞型事業として、狂言公演とコンサート2事業の計3事業を実施します。

(9)区民活動支援事業[1,498千円]

区民の地域活動・生涯学習を支援するため、区民活動支援センターの運営、情報紙「楽・遊・学」の発行、まちの先生事業、地域団体の育成の取組を実施します。

(10)地域振興活動事業[2,870千円]

住みよい地域を目指し、研修会等の実施を通じて、住民が協力し合って活動している自治会町内会の活動を支援するとともに、自治会町内会永年在職者の表彰などを通じて、住みよい地域づくりの推進を図ります。

(11)読書活動推進事業[800千円]

「港北区読書活動推進目標」に沿ったイベントの開催や、読書関係団体のネットワークづくりや各種活動を支援することで、区の地域性に応じた読書活動を推進します。

(12)こうほく3R推進事業[1,626千円]

ヨコハマ3R夢プランに基づき、市民・事業者・行政が協働して3Rの推進に取り組むことができるよう、広報・啓発・支援等を行います。特にプラスチックごみの問題が世界的に注視される中、積極的に啓発等を行う必要があります。また、ごみの散乱や不法投棄のない、清潔できれいな街づくりを推進します。

(13)港北エコアクション推進事業[3,176千円]

「温暖化対策」「みどりアップ」「ヨコハマ3R夢プラン」の3つの取組を「港北エコアクション」として一体的に進めます。
また、鶴見川などにおいて、小学生及び一般区民を対象にした環境防災学習講座「港北水と緑の学校」を実施するとともに、地産地消の取組の普及啓発を進めます。

(14)データ活用によるまちづくり推進事業[1,250千円]

「横浜市官民データ活用推進基本条例」の制定及び「横浜市官民データ活用推進計画」の策定を踏まえ、データ活用を通じた地域活性化の取組を進めます。

(15)まちづくり調整費[4,490千円]

区内のまちづくりの円滑な推進や地域の課題の解決に向けた、調査や関係機関との調整を行います。

(16)小机マルシェ実施事業[10,082千円]

東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に併せて、サッカーの試合が行われる横浜国際総合競技場の最寄り駅である小机駅周辺の賑わい創出や横浜の魅力をPRするため、マルシェを実施します。

3 地域で支えあう福祉・保健のまちづくり【21,705千円】

(1)「ひっとプラン港北」推進事業[3,023千円]

身近な福祉保健課題を解決するため、「第3期港北区地域福祉保健計画(ひっとプラン港北)」の区全体計画の推進と13地区ごとに策定した地区計画の推進を支援します。また、現計画の最終年となることから次期計画(3~7年度)を策定します。

(2)地域子育てサポート事業[9,898千円]

港北区は、転入や第一子の出生数が多く、慣れない土地で初めての子育てをする世帯が多い特性がある一方で、地域の子育て支援活動が活発であるという強みがあります。港北区の特性を踏まえ、強みを活かし、子どもが伸び伸び育ち、養育者が安心して子育てできる環境づくりに向けて関係機関との協働の下、推進していきます。

(3)区内保育所施設PR事業[2,275千円]

保育士の確保が困難な保育所を支援するため、学生や潜在保育士を対象とした保育所の見学ツアー等の取組を行います。また、区内の保育所情報を掲載した区独自の保育所等利用案内を作成します。

(4)離乳食教室[1,158千円]

食育の第一歩である離乳食について、支援が最も必要な7~8か月児を対象とした離乳食教室を実施します。また、個々の離乳食の不安や負担感等の軽減を図るために、子どもの個別栄養相談を実施します。さらに、離乳食を円滑に進められるように4か月児健診で離乳食手帳を配布します。

(5)高齢者・障害者支え合い推進事業[4,768千円]

高齢者・障害者支援についての理解を促進するため、区民向けの広報・啓発事業を実施するとともに、関係機関の連携強化やスキルアップを目的に研修等を開催します。
また、昨年度に続き地域起業セミナーを開催し、豊富な経験を有する高齢者等が地域で活躍できる場を拡充するとともに、ビジネス的手法で地域課題の解決に取り組む環境づくりを進めます。
あわせて、かかりつけ医や緊急連絡先等の情報を記載したシートを容器に入れ冷蔵庫で保管する救急医療情報キットを、引き続き作成・配布します。

(6)つなしま相談室・つなしま交流室を活用した多世代交流事業[583千円]

樽町地域ケアプラザの担当エリアの中でも、特に鶴見川以北の綱島地区は、人口約43,000人、高齢者人口約6,800人を抱え、今後の人口増加も見込まれており、過大規模エリアとなっています。このため、区局連携促進事業にて元年7月に樽町地域ケアプラザの分室として、つなしま相談室・つなしま交流室を設置し、地域包括ケアシステムの構築さらには地域共生社会の実現に向けた取組を進めてきました。2年度はこれを活用し、地域の高齢者や子ども、子育て世代の居場所を作り、地域の人たちが顔の見えるコミュニティづくり
を進めます。

4 区民サービス向上に向けた取組【12,870千円】

(1)港北区PR情報発信事業[2,162千円]

港北区キャラクター「港北区ミズキー」の活用をより一層広げ、区のPRを進めます。
「港北区ガイドマップ」を作製し、主に区内転入者に配布し区域の生活に必要な情報を提供します。
あわせてホームページやツイッターによる迅速な情報発信を通じて、的確に行政情報を提供します。

(2)戸籍課案内サービス向上事業[2,654千円]

繁忙期において、来庁するお客様の待ち時間の短縮に向けて、職員を窓口体制の拡充に充てる補完として、電話対応の一部に専門スキルを持ったオペレーターを活用します。また、窓口で転入者等にお渡ししている転入者キット(暮らしのガイドに市政・区政情報を差し込んだもの)についても、区内障害者施設に依頼して、作業の効率化等を図ります。

(3)「仕事力向上」職員育成事業[982千円]

運営方針に掲げる5つの仕事力(「聴く力」、「考える力」、「学ぶ力」、「行動する力」、「伝える力」)を向上させるため、自主企画研修及び人権啓発研修等を実施し、CS(顧客満足度)・ES(職員満足度)の向上に努めます。

(4)区民サービス向上・環境改善促進事業[7,072千円]

区庁舎を始めとした区内の区民利用施設等について、快適に過ごせる環境づくりや施設の機能強化を行います。

自主企画事業の主な内容は、こちらからご覧になれます。

自主企画事業を含む、港北区の個性ある区づくり推進費事業計画書は、こちらからご覧になれます。

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港北区総務部総務課

電話:045-540-2206

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ファクス:045-540-2209

メールアドレス:ko-somu@city.yokohama.jp

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