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女性の健康づくり応援
最終更新日 2026年2月27日
女性はライフステージごとに、生理(月経)・更年期・骨粗しょう症など、特有の健康課題に直面しますが、これらは個人だけの問題ではなく、家庭、職場、地域社会にも影響する社会全体の課題です。
この課題に対応するため、横浜市では、
・はまエル、区役所等での骨密度測定など、働き・子育て世代の健康を守る取組
・Instagram等を活用した、情報の届きにくい若い世代にも届く情報発信
・必要な時にいつでも相談できる体制の確保
などを進めています。
女性がどの世代でもいきいきと健康に生活しているまち 横浜を目指して、取組を進めていきます。
女性の健康づくりを推進する背景
女性のライフステージと健康

女性は、ライフステージごとに女性ホルモンの量が劇的に変化するという特性があり、年代別にかかりやすい病気が違ってくるため、それぞれの健康課題を踏まえた健康づくりが必要です。
横浜市の女性の健康寿命は短縮傾向

健康寿命とは、日常生活に制限がなく自立して健康的に生活できる期間のことです。 横浜市は、男性が伸びているにもかかわらず、女性は短縮傾向です。
一方で、全国の女性の健康寿命は、順調に伸びています。また、都道府県別にみると、神奈川県の女性健康寿命はワースト3位です。
症状・病気
生理(月経)のトラブル
生理の前後や生理中は、女性ホルモンの影響で心や身体にさまざまな不調があらわれることがあります。
代表的なものに「月経前症候群(PMS)」と「月経困難症」があります。
月経前症候群(PMS)
月経前の3~10日間に起こる心身の不調で、月経が始まると軽くなることが特徴です。
▸主な症状(200種類以上あります)
・こころの症状:イライラ、不安、気分の落ち込み、集中力の低下、眠気・不眠など
・からだの症状:肌あれ、腹痛、頭痛、乳房の張り、だるさ、食欲の変化など
月経困難症とは
生理痛が強く、日常生活に支障が出る状態をいいます。
症状は生理が終わるころには軽くなることが一般的です。
特定の病気が原因ではない「機能性月経困難症」と子宮内膜症などが原因の「器質性月経困難症」があります。
▸主な症状
・強い下腹部の痛みと腰痛
・その他には、腹部膨満感、吐き気、頭痛、だるさ、イライラ、下痢など
対処方法(PMS・月経困難症共通)
月経周期や症状、痛み止めの効果などを記録しましょう。月経管理アプリの活用もおすすめです。
生活リズムを整え、リラックスできる時間をつくり、適度な運動や睡眠時間をしっかりとるようにしましょう。
痛みが強い時は市販の痛み止め(NSAIDs)を利用することで、対処できます。
日常生活に支障がある場合や市販薬が効かない場合は、婦人科を受診するようにしましょう。
※婦人科では、必要に応じて他の病気の有無の確認、低用量ピルやホルモン剤、漢方薬などの処方も受けられます。
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若い世代の婦人科受診への不安や迷いを解消するためのポスターを作成しました!
横浜市では、学校法人岩崎学園 横浜デジタルアーツ専門学校と連携し、若い世代が生理の悩みがある際に、ためらわずに受診できるよう、当事者目線でデザインしたポスターを作成しました。
生理の症状がつらい場合は、無理をせず婦人科を受診しましょう。
婦人科受診啓発ポスター うさぎ
婦人科受診啓発ポスター チェックリスト
【ダウンロード】婦人科受診啓発ポスター_うさぎ(PDF:1,649KB)
【ダウンロード】婦人科受診啓発ポスター_チェックリスト(PDF:208KB)
また、女性の健康週間(3月1日~3月8日)に合わせ、健康横浜21Instagramにて、同専門学校生制作の女性の健康づくり応援Instagramも配信します。
若い世代の感性を生かしたデザインにより、PMS(月経前症候群)などの対処についてわかりやすく伝える内容となっています。
Instagram1枚目
Instagram2枚目
Instagram3枚目
Instagram4枚目
Instagram5枚目
Instagram6枚目
【ダウンロード】女性の健康づくり応援Instagram(PDF:1,900KB)
更年期症状
更年期の症状の現れ方は、千差万別です。別の病気が隠れている可能性もあるので、症状が軽くても、辛いけど我慢するのではなく、気になる不調があれば、早めに婦人科や女性外来などを受診しましょう。
更年期とは
日本人の閉経(最後の月経から1年以上月経がない状態)の平均年齢は50.5歳と言われており、この前後約5年間(おおむね45~55歳)を更年期と呼びます。
更年期は、女性ホルモンの分泌量が急激に、かつ大きくゆらぎながら低下することが原因で心身のバランスが崩れやすくなります。それ以外にも、性格や体質、環境的な要因などが更年期症状の現れ方に関係していると言われています。
また、この時期には骨粗しょう症、皮膚の乾燥、性交時の痛み、脂質異常、血圧上昇、認知機能低下など、様々なリスクが高まります。
主な症状
症状は、平均7年、長い場合10年以上続く人もおり、症状の程度や期間は個人差が大きいです。
(1)血管の拡張と放熱に関する症状
ほてり、のぼせ、ホットフラッシュ、発汗など
(2)その他のさまざまな身体的症状
めまい、動悸、頭痛、肩こり、腰や背中の痛み、関節の痛み、冷え、しびれやすさ、疲れやすさなど
(3)精神症状
気分の落ち込み、意欲の低下、イライラ、不安、情緒不安定、不眠など
対処方法
女性ホルモンの変化で自律神経が乱れやすいため、睡眠や食事、運動習慣など、規則正しい生活は、症状の安定に役立ちます。また、心理的ストレスや生活環境の影響も受けやすいため、リラックスできる時間を確保することが大切とされています。
更年期障害の治療
更年期障害とは、他に疾患がなく、更年期症状により日常生活に支障がある状態をいいます。
女性の健康推進室 ヘルスケアラボ「更年期障害チェック」:厚生労働省(外部サイト)
更年期と思われる症状がある場合は、まず他の病気が隠れていないか確認する必要が大切です。そのうえで、女性ホルモンの低下による不調に対しては、ホルモン補充療法(HRT)や 漢方薬による治療が行なわれます。症状や体質に合わせた適切な治療を受けるためにも、婦人科や女性外来などの医師に相談しましょう。
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骨粗しょう症
女性の場合、骨量が急激に減る閉経後はとくに注意が必要ですが、若い世代でもダイエットによる栄養不足などで骨量の減少が進むため、年代に応じた対策が大切です。
あなたの骨は健康ですか?今の生活習慣を見直すことが、将来の骨粗しょう症を予防します!
動画掲載URL https://youtu.be/sb0d398F8y4(外部サイト)(外部サイト)(YouTube)
骨粗しょう症とは
骨密度の低下や骨質の悪化によって骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。
骨量は、おおむね20歳前後がピークといわれています。特に女性は、閉経後に女性ホルモンが激減することで骨量が大きく低下するため、若い時期から骨を丈夫に保つことが大切です。
<骨量の変化>

引用:骨粗鬆症検診・保健指導マニュアル第2版(一部改変)
対処方法
・バランスの良い食事をとりましょう。特にカルシウム、ビタミンD、たんぱく質を取りましょう。
・運動を習慣にしましょう。かかと運動がおすすめです。
・日光浴をしましょう。ビタミンD生成のため過度の紫外線防御はやめましょう。
・若いうちに骨密度測定を受け、自分の最大骨量を知っておくと良いです。
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善方 裕美先生と学ぶ 骨粗しょう症予防「骨活のすすめ」:厚生労働省(外部サイト)
「骨活のすすめ」 横浜市港北区のよしかた産婦人科院長の善方裕美先生が、年代別の骨活(骨粗しょう症予防)についてわかりやすく解説している動画です。
女性の健康推進室 ヘルスケアラボ「骨粗しょう症、骨折 」:厚生労働省(外部サイト)
未病女子navi「骨粗しょう症編~教えて!よしかた先生~」:神奈川県(外部サイト)
やせ
「やせ」とは、体重と身長のバランスを表すBMIが18.5より低い状態のことをいいます。
食事の量や種類が足りず、体に必要な栄養が不足してしまうことが原因の一つです。
日本では、特に若い女性の「やせ」が増えており、自分の健康だけでなく、将来妊娠したときの赤ちゃんの健康にも影響する可能性があります。
主な症状
やせによる主な症状には、筋肉量低下、疲れやすさ、免疫力低下、貧血、月経不順・無月経などが挙げられます。
栄養不足によりホルモンバランスが乱れ、骨量低下や不妊の原因になることもあります。
さらに、妊娠時には低出生体重児のリスクが高まるとされ、将来の生活習慣病発症につながる可能性も指摘されています。
対処方法
まずは1日3回の食事を規則正しくとり、肉・魚・野菜・ごはんなどをバランスよく食べることが大切です。
特にたんぱく質や鉄分、カルシウムなど不足しやすい栄養素を意識してとりましょう。
また、間食を上手に取り入れるのもおすすめです。
生理が止まる、不調が続くなどの心配な症状がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。
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鉄欠乏性貧血
鉄欠乏性貧血は、体の中の「鉄」が足りなくなることで、血液中のヘモグロビンが十分に作れなくなる状態です。
ヘモグロビンは酸素を運ぶ大切な成分で、鉄が不足すると体に酸素が届きにくくなります。
月経のある女性や成長期の子ども、妊娠・授乳中の方に多くみられます。
自覚しにくい「かくれ貧血」もあるため、気になる症状がある場合は早めに確認することが大切です。
主な症状
疲れやすい、立ちくらみ、めまい、息切れ、動悸、頭痛、顔色が悪いなどです。
集中力が続かない、だるさが取れないといった日常的な不調として感じられることもあります。
また、爪が反り返る、口の端が切れやすい、舌のヒリヒリ感、髪が抜けやすいなどの変化が出ることもあります。
症状はゆっくり進むため気づきにくく、放置すると日常生活に影響する場合もあります。
対処方法
対処の基本は「鉄を補うこと」です。
肉や魚に多く含まれるヘム鉄は体に吸収されやすく、野菜や豆類に含まれる非ヘム鉄はビタミンCと一緒にとることで吸収率が高まります。
食事だけで不足しやすい場合や症状が強い場合には、医療機関で鉄剤の内服や静脈投与による治療が行われます。
また、月経過多や消化管の出血など、鉄不足の原因となる病気がある場合は、その治療が必要です。
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相談・情報提供サービス等
女性特有の症状で、お悩みのことはありますか?
相談先や情報提供サイトをまとめました。
こちら↓から、確認できます。
女性の健康に関する相談・情報提供サービス
これまでの取組紹介
【健康横浜21 公式Instagram】で女性の健康に関する悩みに産婦人科医の重見大介先生がお答えする動画を順次、投稿しています!
健康横浜21 公式Instagram @kenkoyokohama21
https://www.instagram.com/kenkoyokohama21(外部サイト)
| 対象の年代 | 内容 |
|---|---|
| 思春期 | 痩せすぎていることでの影響とは? |
| 思春期 | 生理の悩み |
| 思春期 20-30代 |
生理に関する受診の目安 |
| 20-30代 | 子宮頸がんとは? |
| 40-50代 | 更年期障害とは? |
| 40-50代 | 骨粗しょう症予防について |
女性の健康づくり応援ロゴマーク
横浜市は女性の健康づくりを応援しています。関連する取組で使用するロゴマークを作成しました。
令和7年度の取組
【終了しました】女性の健康づくり応援セミナー「更年期の健康・すきま時間エクササイズ」を開催します!
10月18日の世界メノポーズデー※に合わせて、女性の健康づくり応援セミナー「更年期の健康・すきま時間エクササイズ」を開催します。
※世界メノポーズデー:更年期の健康に関わる情報を全世界へ提供する日として、毎年10月18日に定められています。
知っているようで知らない更年期のことや効果的なエクササイズについて、専門家が説明します。
ぜひお申込みください。
1 配信期間・形式
令和7年10月15日(水曜日)9時00分~11月30日(日曜日)23時59分
YouTubeにて申込者へ限定配信(申込者に視聴用URLを送付します)
2 講演内容
■講演Ⅰ
「産婦人科医と学ぼう!更年期のカラダとこころの整え方」
聖隷横浜病院 乳腺科 産婦人科医 高橋千果先生
■講演Ⅱ
「すきま時間でできるちょこっとエクササイズ」
横浜市スポーツ協会所属インストラクター 中田真奈先生
3 対象者
どなたでも(男性も受講できます)
4 参加費
無料
5 申込期間・申込方法
申込期間:令和7年10月8日(水曜日)9時00分~11月25日(火曜日)23時59分
応募フォーム(横浜市電子申請・届出システム)(外部サイト)に必要事項を御入力のうえ、御応募ください。
事務局よりメールで視聴用URLをお送りします。
このセミナーは、横浜市と大塚製薬株式会社が共催しています。
横浜市と大塚製薬株式会社は、市民の健康増進等に係る包括的連携協定を締結しています。
女性の健康づくり応援セミナー
女性の健康づくり応援セミナー「更年期の健康・すきま時間エクササイズ」(PDF:899KB)
出張します!「骨活de健康づくり講座」※申込は締め切りました。
骨折などのトラブルや、高齢期の骨密度低下・骨粗しょう症は、働き世代の栄養不足、月経不順、運動不足などが原因かも?
職場で骨密度を計測してカラダを知る機会にしてみませんか?
横浜市内の事業所に出張します!
1 実施時期
令和7年6月下旬~令和8年3月中旬
※原則月曜日~金曜日の9時~17時
2 講座内容 ※1-2時間程度
①チェックシートによる将来の骨折のリスクを評価
②骨密度測定及び測定結果説明
③運動講師による講座
3 対象および会場
横浜市内の事業所
4 講座参加人数
5名~40名/回
5 申込期間
令和7年5月7日(水曜日)~5月21日(水曜日)
令和7年度骨活de健康づくり講座
令和6年度の取組
◎【終了しました】令和6年度 女性の健康づくり応援セミナー
10月18日の世界メノポーズデー※に合わせて、女性の健康づくり応援セミナー「骨の健康・排尿トラブル」を開催しました。
※世界メノポーズデー:更年期の健康に関わる情報を全世界へ提供する日として、毎年10月18日に定められています。

2024女性の健康づくり応援セミナーチラシ(PDF:1,982KB)
<内容>
講演Ⅰ「骨粗しょう症の診断と治療について」
とつか西口整形外科 院長 三木英之 先生
講演Ⅱ「女性におこる排尿トラブル」
昭和大学横浜市北部病院 女性骨盤底センター産婦人科 中川智絵 先生
このセミナーは、横浜市と大塚製薬株式会社が共催しています。
横浜市と大塚製薬株式会社は、市民の健康増進等に係る包括的連携協定を締結しています。
◎【終了しました】出張「骨活de健康づくり講座」
職場で骨密度を計測してカラダを知る機会にしていただくため、横浜市内の事業所に出張して骨密度測定と講座を行いました。
骨活de健康づくり講座チラシ(PDF:207KB)
<内容>(所要時間:1-2時間程度)
①チェックシートによる将来の骨折のリスクを評価
②骨密度測定及び測定結果説明
③講師による運動や食生活等に関する講座
令和5年度の取組
◎【終了しました】令和5年度 女性の健康づくり応援セミナー
3月1日~3月8日の「女性の健康週間」にあわせて、女性の健康づくり応援セミナー「片頭痛・女性ホルモン」を開催しました。

女性の健康づくり応援セミナーチラシ(PDF:1,174KB)
<内容>
講演Ⅰ「女性の平穏な生活をおびやかす片頭痛を学ぼう~たかが頭痛、されど頭痛~」
横浜市立脳卒中・神経脊椎センター脳神経内科担当部長山本良央先生
講演Ⅱ「たくさんあれば良いってわけじゃない⁉女性のホルモンの良き塩梅とは」
よしかた産婦人科院長善方裕美先生
このセミナーは、横浜市と大塚製薬株式会社が共催しています。
横浜市と大塚製薬株式会社は、市民の健康増進等に係る包括的連携協定を締結しています。
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/kenko/2020/1111ootsukaseiyaku.html
このページへのお問合せ
健康福祉局健康推進部健康推進課
電話:045-671-2454
電話:045-671-2454
ファクス:045-663-4469
ページID:958-489-110





