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苦情事例集 キハダマグロの食中毒
最終更新日 2023年4月1日
1.概要
キハダマグロソテーを摂食した81名のうち8名が発症しました。症状は食後15分で発疹、舌のしびれを呈しました。
キハダマグロの写真
2.調査結果
小さな切り身から、ヒスタミンが3.1g/kg検出されました。大きな切り身からは検出されませんでした。
3.結論
苦情品からヒスタミンが検出されたことにより、ヒスタミンによるアレルギー性食中毒(腐敗)であると考えられました。
4.参考
ヒスタミン:腐敗に際しヒスチジンから生じ、また他の物質と結合して不活性の状態で筋肉、脳下垂体、その他の動物器官中に、また植物界では麦角にあります。動物体内でヒスタミンが過剰に遊離するとアレルギーを起こすと言われています。
2007年3月8日掲載
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