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リハビリテーション部の紹介
私たちは、リハビリテーションを通して、すべての人の生活する喜びに貢献します。
最終更新日 2024年4月23日
組織目的
TEAMリハビリテーション部
"Together, Everyone, rehabilitation department to Achieve More"
みんなで、一緒に、より多くのことを達成するリハビリテーション部となることを目指します。
行動基準
人を大切にします
患者さんの立場に立脚します
私たちにとって最も大切な存在は、患者さんです。私たちの全ての活動は、患者さんの笑顔のためにあります。私たちがものを考える時には「患者さんの立場」に立って考え、「それは患者さんに何をもたらすのか?」「それは患者さんの要望に応えているのか?」と患者さんの身になって検討し評価します。
組織体制づくりも、運用計画も、最終的に患者さんに対してどのような変化をもたらすのか、ということを意識しつつ取り組みます。
個人と部がともに成長発展して、成果を分かち合える組織になります
部門運営の主役は、人です。リハビリテーション部にはたくさんの職員がいます。その一人ひとりが、プロフェッショナルとしての仕事を通じて人間力を高め、誇りと自信を深め、お互いに感謝し、活躍できる組織をつくります。
真摯さにこだわります
部のあり方、診療姿勢、職員一人ひとりの考え方など、あらゆる活動において「真摯であること」にこだわり、信用と信頼を築きます。
概要
職種 | 人数 |
---|---|
理学療法士 | 40人 |
作業療法士 | 34人 |
言語聴覚士 | 11人 |
公認心理師 | 2人 |
施設基準
脳血管疾患等リハビリテーションⅠ
運動器リハビリテーションⅠ
呼吸器リハビリテーションⅠ
廃用症候群リハビリテーションⅠ
心大血管疾患リハビリテーションⅡ
特徴
リハビリテーション治療
理学療法
患者さんの動ける可能性に挑戦しています。
入院早期より様々なプログラムを提供し、より活動的な生活の獲得を目指しています。
作業療法
自分らしく生活するための支援をします。
手と脳の機能改善に着目し、生活の中で使える手の習得を目指しています。
平成27年度から脳卒中後の上肢機能集中訓練短期入院(YOKOHAMA SPIR-IT for Hand)を実施しています。
詳しくはHANDS療法(HANDS:Hybrid Assistive Neuromuscular Dynamic Stimulation)をご覧ください。
言語聴覚療法
話すこと、食べることを大事にしています。
心理療法
心に寄り添い、脳を活性化します。
充実した施設
広々とした訓練室や中庭があり、明るい気持ちでリハビリができます。
運動療法室
退院後を想定した練習スペース
リハ中庭
実績あるチーム医療
回復期リハビリテーション病棟の在宅復帰率は、例年80%を上回っており、令和5年度は82.4%でした。
支援チーム
支援チームがリハビリテーション診療を側面から支えています。
令和3年度からリハビリテーション部全体の取り組みとして多職種による支援チームを位置づけ、各患者さんの担当セラピストやそのチームの側面支援を開始しました。支援チームには、リハ部内の安全管理運用を支える管理支援チームと患者さんの課題解決に特化した診療支援チームがあります。
管理支援チームは、安全管理支援と機器管理支援の2チームで、それぞれの管理を担当する係長とPT・OT・ST心理部門の運用担当セラピストで構成し、病院内やリハ部内の安全管理の運用に合わせた年間計画で活動しています。
診療支援チームは、現在、シーティング診療サポートと高次脳機能障害診療支援の2チームで、部門の係長と参加を希望するセラピストによるメンバー構成となっています。活動は、現場担当者からの要請に応じて検討会や勉強会を行っています。
いずれのチームも、患者さんを中心に、より安全で、より早い機能改善を目指して積極的に取り組んでいます。
安全管理支援チーム
「リスク管理の側面から、安心安全なリハ診療を支えます!」
達成目標
緊急時の初期対応が実践できる!
同じ要因で発生するインシデント0件!
活動
全体研修、ポスター掲示、新採用職員・異動職員研修、事例共有
患者さんもセラピストも安心してリハビリテーションが実施できるよう、診療行為に関連するリスク管理の支援を目的とするチームです。
様々な場面を想定したEMコール対応研修や胸骨圧迫手技研修を計画的に行い、適切な手順・手技の習得を支援しています。また、ルート類(経鼻胃管、膀胱バルーンカテーテル、点滴等)の構造や扱い方についての研修も行っています。その他、患者誤認防止に向けた取り組みや、臨床場面でのヒヤリハット・インシデント事例を通じた対策の検討にも取り組んでいます。
機器管理支援チーム 車いす
「車いすの整備不良・誤った使い方から患者さんを守ります!」
車いす点検
車いす点検
当院では、モジュラータイプの車いすを多く使用していることから、毎月第1週を車いす点検の重点週間とし、定められたパーツについてリハ部全職員で自主点検に取り組んでいます。
点検済の車いすには月替わりの点検済カードをかけ、点検が確実に行われていることが分かるようにしています。
車いす操作研修
車いす操作研修
新採用・異動職員を対象に、当院の車いすの種類や特徴、操作方法について研修を行います。
このほかにも、車いす用クッションなど付属品の管理、調整用工具の管理、車いすの安全管理に関する情報収集なども行い、常に患者さんが安全に車いすを使用できるよう、支援しています!
シーティングサポートチーム
「車いす上での活動もリハアプローチの一つ」
安楽で、動きやすく、こぎやすい、こんな車いすを目指して日々奮闘しています!
患者さんの身体機能に合わせて調整
毎週水曜日、定められたパーツについて、リハ部全職員に自主点検を促しています。
高次脳機能障害診療支援チーム
「高次脳機能障害のある患者さんが安心して入院生活を送れることを目指します!」
「高次脳機能障害」は脳のダメージにより、注意や記憶・行動・学習などに支障をきたす障害です。麻痺などとは異なり、周りから理解されにくいため「目に見えない障害」と言われています。
チームでは、高次脳機能障害をもつ患者さんの病棟生活でのエピソードや、必要な支援について、職員の意見を募ることからスタートしました。
その意見をもとに、私たちが高次脳機能障害を理解し、患者さんを支援するために何ができるかを話し合っています。頑張ります!
人材育成
横浜市が⽬指す「⼈材育成体系」に準じ、⼈材育成の基本的な考え⽅を示す「人材育成ビジョン」を作成して、育成を進めています。
- “OJT(On-the-Job Training)を人材育成の中心に据え、人事考課と研修、そして人事異動を効果的に連携させて考えることを人材育成の基本としています。3つの人事施策(人事考課・研修・人事異動)を連携することで、職員ひとりの能⼒開発とキャリア形成を支援し、個々の能⼒を最⼤限に引き出すことを目指しています。
- 「各職場におけるOJT」では、組織的・計画的に行われる「基本的な指導・育成」(タテ)に加えて、日常のコミュニケーションの中での「育てあい・学びあい」(ヨコ・ナナメ)も「広義のOJT」としてとらえ、チーム全体で「タテ」+「ヨコ・ナナメ」のOJTを推進しています。
- 「研修」では、各専門職主催の研修会や学術大会、院内研修会、横浜市人材開発課による研修プログラムなどへの参加を積極的に推奨しています。
- 「人事異動」は横浜市立市民病院と行っています。また横浜市総合リハビリテーションセンターや横浜市立大学附属病院および市民総合医療センターと「研修交流」を行っています
- 新採用職員や転職者が配属された職場では、直属の係長を「育成者」、指導を担当する先輩職員を「トレーナー」として位置づけ、「求められる職員像」「段階別育成方針」「研修計画」に基づき、組織的・計画的に育成を行っています。
このページへのお問合せ
横浜市立脳卒中・神経脊椎センター
電話:045-753-2500(代表)
電話:045-753-2500(代表)
ファクス:045-753-2859(代表)
ページID:928-412-080