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先輩看護師紹介

最終更新日 2024年7月22日

スペシャリストの紹介

特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて、水準の高い看護実践を行います。看護現場において実践・指導・相談の3つの役割を果たしながら看護ケアの広がりと質の向上に努めています。

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師

➀なぜ、認定看護師になろうと思ったのか

脳卒中看護には苦手意識がありましたが、くも膜下出血の患者さんの回復過程の中で、看護師や家族が積極的に関わりADLが拡大していく事にやりがいを感じました。また、後輩の指導を行う中で、「これが正しいのか?」と迷いも生じていました。そんな時に当時の上司の支援があり、専門的な知識を得て看護の幅を広げたいと思い、資格取得を志しました。

➁活動内容

入院生活においてすべての場面を「リハビリテーション」と捉え、機能回復と日常生活の様々な動作が在宅支援につながる事を目標に、患者さんと共に歩んでいます。排尿ケアチームのメンバーとして活動しています。看護学校での講義や市民の方に向けた予防講座の講師も行っています。 

➂得意技

移乗動作自立に向けたサポート ボディメカニクス 患者さんの小さなADL拡大を見逃さずに喜びを共有すること。

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師

➀なぜ、認定看護師になろうと思ったのか

脳卒中の専門病院で働き始め、脳卒中患者さんの残っている機能や家族も含めて生活に戻るために、先のことを一緒に考えられるような知識や技術を学びたいと考え、認定看護師を目指しました。

➁活動内容

脳卒中リハビリテーション看護についての相談や指導を行っています。病院内の講義、市民の方への予防講座の開催、排尿ケアチームへも参加しています。

➂得意技

ポジショニング 早期離床

認知症看護認定看護師

➀なぜ、認定看護師になろうと思ったのか

看護師になったとき、いつかどの分野でもいいから、認定看護師になって看護を深く理解したいと考えていました。また、経験を重ねることで、様々な視点からアセスメントできる知識を持つこと、経験や看護を言語化してチーム力を向上させることが大切だという思いが強くなりました。これらのことから、高齢社会に向けて、「人を理解して、認知症のある方、家族の方の人生を守り尊重することが必要である」と考え、自己研鑽のため認定看護師の資格を取得しました。

➁活動内容

認知症のある人の想いを代弁することで困りごとを和らげて、その人らしく生活できる環境を整えたり、健康管理を考えたりすることを大切にしています。また、介護する家族の想いにも着目して、病院外でも講義を行っています。

➂得意技

患者さんや家族の方との会話の中では、その人らしさを引き出せるようにお話しを聴いています。患者さんの「できること」に注目して関わるようにしています。

摂食・嚥下障害看護認定看護師

➀なぜ、認定看護師になろうと思ったのか

3年目に受け持った神経難病の患者さんが、経口摂取の機能が落ちてきたため、経鼻胃管による経管栄養を指導して自宅退院へと繋げました。しばらくして褥瘡ができて再入院されたときに、家ではこっそりアイスを食べていたことを知りました。その時に、もしかしたらまだ食べることができたかもしれないのに、可能性を奪ってしまったのではないかと後悔したことがきっかけです。

➁活動内容

看護部教育担当と兼務しながら、ベッドサイドに行って患者さんを看ています。後輩の摂食・嚥下障害看護師、資格を取得したばかりの認定看護師、これから資格取得を目指している看護師の支援も行っています。院内の教育計画作成にも、認定看護師の経験や思考を活用しています。臨床実習の受け入れや看護学校での講義を通して、学生さんの支援も行っています。ケアプラザなど地域の方と連携し、市民の方への講演も行っています。

➂得意技

頸部聴診 摂食姿勢調整 食事介助(両手でできます) 患者さんが食べたくなるようなトークスキル

摂食・嚥下障害看護認定看護師

➀なぜ、認定看護師になろうと思ったのか

患者さんと関わっていく中で、「食べる」ということの面白さや大切さを感じるようになりました。根拠のある関わりや自分に自信をつけたいという想いもあり、資格を取ろうと思いました。

②活動内容

摂食嚥下障害のある人への食事介入、経管栄養管理の指導、講師(看護学校や施設など)、口腔衛生に対しての援助、OHAT-J導入や支援、NST活動、嚥下造影検査の同席、退院前の家族指導、栄養管理関連の支援などを行っています。

③得意技

歯磨き(食べるためのお口作り) ポジショニング 構音障害のある人の聞き取り 排痰ケア 観察

集中ケア認定看護師

➀なぜ、認定看護師になろうとおもったか

新卒時の配属が、救命ICUでした。「全身状態が安定して、じゃあ歩けるね!」となったとき、尖足で歩けない患者さんを目の前にして、あの尖足は我々がつくってしまったのだな・・・と思いました。その後、急性期リハビリテーション看護に取り組もうと考えて、当院に転職しました。今後も看護師を続ける上で、急性期治療のことや、人間の反応に関することをもっと勉強したいと思い、当時の上司の支援も有り、進学を希望しました。

➁活動内容

臨床現場から離れて、今は医療安全の仕事をしています。医療安全を推進するにあたり、治療に関わることや、患者さんの生体反応、文献の探し方や読み方など、学校での学びや、集中ケア分野での活動が役立っています。また、院内急変時の現場対応や指導なども行っています。

③得意技

呼吸器を装着するまえの呼吸管理 保清 臥床患者さんの手や顔のマッサージ フィジカルアセスメント 血液ガスデータを読んで考えること

集中ケア認定看護師

➀なぜ、認定看護師になろうとおもったか

ICUに配属となり患者さんと接する中で、なんとなく出来ているなと思う自分と、まだまだ足りないなと思う自分に矛盾を感じ、転職しようかと悩んでいました。先輩から認定看護師という資格があると聞き、自分には無理だなと思いましたが、患者さんの状態をもっと詳しく理解したい、知らないことを深く学びたいと思い、上司の支援もありダメ元でトライしました。認定看護師になる事がゴールではありませんが、今後どうなっていくのかと予測を立てることで出来る看護の幅も広がると感じています。日本全国に一緒に学んだ仲間がいることは、看護を続ける上でもかけがえのないものとなっています。

➁活動内容

現在は病棟管理を行っています。実践の場からは少し離れてしまいましたが、患者さんの呼吸状態や安全面が保たれているかなどを現場で確認し、スタッフに看護実践の楽しさを知ってもらうことを心がけています。

③得意技

高流量酸素投与管理 急変時対応 採血・血管確保

集中ケア認定看護師

➀なぜ、認定看護師になろうとおもったか

新人で入職した病院では急性期に携わることもありました。その後、一旦大学に進学し、医療から離れ転職した時期もありました。再度、看護師として横浜市に就職し、回復期リハビリテーション病棟、SCU、救急病棟と経験を積んでいく中で、もっと急性期治療や集中ケアについて学び直したいと思ったことがきっかけです。

➁活動内容

BLSやICLSについて院内研修を担っており、ディレクター役割の医師と、連携して活動しています。また、ICUでは師長代行や、リーダー役割を担っています。遠隔ICUシステムを大いに活用し、横浜市立大学附属病院の集中治療専門の医師や看護師と連携しながら、看護実践に勤しんでいます。

③得意技

多くの部署を経験することで、顔のみえる関係を構築してきました。その経験から、他職種連携には定評があるはず…?

感染管理認定看護師

➀なぜ、認定看護師になろうとおもったか

以前、医療安全管理室に配属となった時、感染管理について「難しいな」と感じ、あまり興味を持てませんでした。しかしその後も継続して感染管理に携わるなかで、「ICT(感染対策チーム)で医師と薬剤師の会話がもう少し解るようになりたい」、「感染対策の実践については看護師が中心となって進められるようになりたい」と思い、上司の支援もあり進学しました。

➁活動内容

看護部業務委員会内で感染管理に関する取り組みを行っています。委員とともに検討・実践・評価等を行うとともに、相談にも対応しています。ICTでは感染症の患者さんの治療や感染対策についてミーティングやラウンドを行っています。SSI(手術部位感染)サーベイランスを行い、手術看護認定看護師とともに、感染を起こさないための対策等を検討しています。院内外で感染対策についての講義を行い、他施設での感染対策支援も行っています。

③得意技

COVID-19に関する看護 環境整備 ゾーニング

手術看護認定看護師

「入院前から手術面談を行い患者さんが安心して手術に臨めるようにサポートしています。」

手術看護認定看護師・特定行為

➀なぜ、認定看護師になろうとおもったか

以前ICUに勤務していた時に、認定看護師となった先輩を見て、自分も目標を持ってキャリアアップしたいと思うようになりました。その後、生活環境も変化し、自身のキャリアについて見つめ直しました。手術室へ異動となり、周術期看護への理解を深めたいと思いました。麻酔科医師から麻酔管理関連の特定行為などについての勧めがあり、自分の実践している看護の根拠も明らかにでき、新たな技術獲得も目指すことができると考え、チャレンジしました。

➁活動内容

【手術看護】
・周術期看護に関連した勉強会の実施
・新しく導入される手術器械の調整や手順作成
・周術期関連部署との連携
・部署内での教育体制の調整
【特定行為】
・麻酔管理アシスタント:橈骨動脈ライン確保など
・RSTにおける呼吸管理サポート:侵襲的陽圧換気の設定の変更、人工呼吸器の離脱など
・RSTラウンド参加
・人工気道管理関連
・特定行為に関連した勉強会の実施

③得意技

・左右どちらの手を使っても末梢静脈ライン・膀胱留置カテーテルを挿入できる
・術中体位による皮膚障害予防のための皮膚被覆剤を患者さんに合わせてアレンジできる
・手術部屋の配線の整理(足に引っかかって転ばない!見た目も美しく!)
・麻酔において、麻酔科医が考えていることは7割程度分かります。

周麻酔期看護師

周麻酔期看護師の画像

➀なぜ周麻酔期看護師になろうとおもったか

経験を積み上げていく中で、さらに高度な知識、技術を身につけたいと考え、大学院進学を考えていたところに、周麻酔期看護師養成のお話が巡ってきました。大学院に進学できることに加え、看護師1年目からの自らの経験を活かすことができる分野であったため、チャレンジしました。

➁活動内容

 ・麻酔補助業務
 ・術後鎮痛管理チーム関連
 ・(周麻酔期に関する)部署勉強会

③得意技

 ・(以前からですが)患者さんとお話しすることが大好きなので、患者さんから情報をたくさん集めることができます。
 ・周手術期に必要な知識・技術は身についています。
 ・点滴ルートを確保することが上手になりました。

このページへのお問合せ

横浜市立脳卒中・神経脊椎センター看護部

電話:045-753-2500(代表)

電話:045-753-2500(代表)

ファクス:045-753-2859

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