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(障害者差別事例2)知的障害・発達障害・その他 病院等
最終更新日 2021年2月9日
- 寄せられた事例がすべて「障害者差別」に該当するものではありません。また、記載内容が事実であるかどうかの確認は行っていません。
- 個人、施設等の名称などに関する情報は、公表内容から除きます。
- 長文にわたる事例や、状況等の詳細な説明は、その要旨を掲載します。
事例の内容
当事者である我が家の子供だが、体調を崩しても受診できるクリニックがない。小児科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科の全ての診療科においてである。最寄りの耳鼻咽喉科に行くことがあったが、子供が診察を怖がり、抵抗したところ、「こういう状態で来られても診られない」と言われた。小児科では、怖がって診察室にさえ入れずにいたところ、「連れて来てもこの状態じゃ仕方ないでしょう。親御さんとしてはどうしたいの?」と言われた。本人が診察室に入れなかったため、保護者が入り状態を説明しようとしても、「はい、はい、はい、大丈夫、大丈夫」と全くこちらの話は聞こうとせず終了させられた。この結果、現在では受診できる小児科が近くにない状況となっている。眼科、歯科については遠方にあるが、通院が困難である。
事例について、こうしてほしかったこと、こうしたほうが良いと思ったこと
障碍児者当事者やその家族に、どのように接すればよいのか、支援をしていけばよいのか、本人の希望や意見に耳を傾け、より良い方法を学習する必要がある。身内や周りに障碍児者がいない人も、その人たちに気付き、配慮をしてほしい。子供のうちから障碍の理解を深める教育が必要。インクルージョン教育と謳っているが、これは受け止める側(健常児側)への教育が主だと思っている。養護学校から地域の学校への交流の希望を毎年聞かれるが断っている。受入れ側の心構えが不十分で、いじめられては災難だと思わざるを得ないからである。インクルージョンの考えを進めるのであれば、まずはマジョリティーの気づきの教育をすることが先決だと思う。
対象者の障害種別
知的障害,発達障害,その他・無回答
場面
病院等
このページへのお問合せ
健康福祉局障害福祉保健部障害施策推進課
電話:045-671-3598
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