77.『アッテ号』に乗ってきました！

　今年11月に実証運行が始まった、地域ワゴン型バス「アッテ号」に乗車してきました。緑園都市駅を起点終点に、新橋地区・弥生台駅をぐるっと時計回りに循環する「アッテ号」。高低差のある新橋地域の移動困難を解決するために、6年前に発足した「新橋バスを走らせる会」の皆様の熱心な活動によって、ようやくこの実証実験が実現しました。
　「アッテ号」の由来は、①移動手段の提供により困っている人を地域で支えアッテ②ルート選定では多くの方が少しでも便利になるよう理解しアッテ③健康のため外出機会を増やそうと誘いアッテから名付けたとのこと。また、バスの側面には「阿久和川とあやめとカワセミ」を表現した小学5年生の作品をデザインした絵が描かれています。
　実際に乗ってみると、ワゴンバスの中は意外に広く、座り心地も快適。運転手さんはとても親切で声掛けもしてくださり、安心して乗車することができました。18か所のバス停を約30分かけて一周しましたが、新橋エリアの高低差の大きさや道の狭さを実感しました。高齢の方や足腰に不安のある方の外出の足として、「アッテ号」はきっと役に立つものと思います。実証運行は採算性が確保され、安定した運行が継続できるかどうかを検証するもので、本格運行へのステップです。地域の皆様の活動の成果がしっかりと実を結ぶよう、多くの皆様にご利用いただきたいと思っています。

令和４年12月22日 泉区長 深川 敦子