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最終更新日 2025年4月1日

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新採用職員への教育

一人ひとりの「夢」の実現のため

毎年4月に採用される職員は、1年間の新採用職員教育(初任教育)を受けます。初任教育は、消防訓練センターで6か月間の初任基礎教育を受けた後、10月から市内各消防署で6か月間の初任実務教育を受けます。1年間を通じて教育を受けることで、消防士として活躍できるようになります。ここでは消防訓練センターでの主な教育訓練を紹介します。

新採用職員教育の区分
教育名期間場所

基礎教育

4月から9月消防訓練センター
実務教育10月から3月各消防署
総括教育3月(約1週間)消防訓練センター

重点事項

  1. 倫理観・使命感の醸成
  2. 主体的に課題に取り組む意識・能力の醸成
  3. コミュニケーション能力等の向上
  4. 職責に応じた基礎的・専門的能力の修得と向上
  5. 消防業務の遂行に必要な体力の維持・向上・管理

教育の特色

横浜市消防訓練センターでは、教育生の主体性を伸ばすことを重点として、丁寧な教育を行っています。
教育の特色として、現場経験豊富な本市の職員が、教官、指導者となり、当局の消防車両や資機材を活用しながら、本市の地域特性を踏まえた実践的な教育を行うとともに、消防学校で行う基礎教育と消防署で行う実務教育を連動させることにより、教育修了後、速やかに消防署の勤務に移行することができます。
また、初任教育修了時には、救急隊員の資格を取得することができます。

救助集合写真

教育訓練

訓練礼式

訓練礼式
整列し、整頓を確認


部隊活動の基礎となる礼式で集団行動や規律心を養います。

消防体育

インターバルトレーニングの様子
基礎体力の向上

消防の職務遂行には、体力向上が不可欠です。毎日の体力錬成で消防職員としての強い身体を作ります。

消防活動基本訓練

放水訓練
一斉放水

消防隊員の基本であるホース延長訓練などを通じ、火災現場で安全、確実、迅速な消火活動のための訓練を行います。

機器取扱訓練

エンジンカッターの取り扱い
エンジンカッター取扱訓練

消防車両に積載されている様々な資機材を、災害現場で迅速かつ的確に取扱うための訓練を行います。

救助訓練

救助訓練
降下訓練

ロープを渡る訓練や救助資機材の取扱いなど、災害現場で必要な救助活動の基礎を作ります。

救急訓練

シミュレーション訓練の様子
交通外傷訓練

救急隊員として業務することができる資格取得教育を行います。心肺蘇生法から、救急車両に積載されている資器材取扱い訓練などを行います。

座学

教室で学ぶ姿
大教室での座学

消防活動等の訓練だけでなく法律や火災予防、査察など様々な知識教育を行っています。

風水害対策訓練

水防訓練の様子
水防工法訓練(土嚢搬送)

風水害に備え、土のうを使用した水防訓練やボートを使用した漕艇訓練などを行います。

大規模震災対応訓練

夜間の徒歩訓練
夜間徒歩訓練

地震等の広域大規模災害を想定し、昼夜をかけて震災対応訓練や徒歩訓練を行い、災害に負けない技術や体力、気力を身につけます。

行事等

神奈川県消防学校との親善体育大会

親善体育大会
大縄跳び

スポーツを通じ、神奈川県消防学校の学生とともに汗を流し、初任教育生の体力・気力の錬成及び団結心を養うとともに、両校の親睦を図ることを目的とします。

実科査閲訓練

家族等が訓練を見ている様子
消防活動基本訓練

初任基礎教育の集大成として、訓練センター所長や家族の前で6か月間の訓練成果を、教育生全員が精一杯披露します。

修了式

修了式

6か月間の初任基礎教育が修了し、心を分かち合った同期、教官と別れ、各消防署で実務教育が始まります。消防訓練センターで6か月間学んだことを実災害で発揮し、消防士としての一歩を踏み出します。同期は一生の仲間となり、教育生の財産となります。

自主活動

朝の体力づくり

体力錬成

朝から体を動かし心が清々しくなるとともに、規則正しい生活をおくります。また、訓練センターの敷地はもちろん周辺の道路も清掃し、地域への感謝も忘れません。

自主訓練

自主訓練

個人が主体的に行う訓練で、授業外で訓練の復習や予習を行っています。自主訓練をとおして技能の向上、目標達成、自己啓発を目的としています。

筋力トレーニング

トレーニングする様子

時間を無駄にせず、有効活用し体力錬成を行います。やらされるではない、自主的な取り組みが自分を成長させます。

このページへのお問合せ

消防局消防訓練センター教育課

電話:045-853-8612

電話:045-853-8612

ファクス:045-853-8640

メールアドレス:sy-kyoiku@city.yokohama.lg.jp

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