天ぷら油火災　ナベのフタによる初期消火

天ぷら油に火が入った場合に、ナベを完全にフタで塞ぎ空気を遮断して消火（窒息消火）する方法です。

天ぷら油ナベの大きさに合ったフタを用意します。

注意!!空気を遮断して消火するため、小さ過ぎて油面を覆えない物や、大き過ぎて隙間が開いてしまうフタでは消火できません。

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やけどをしないように注意し、天ぷらナベに対してできるだけ低い姿勢を取り炎と熱気から身を守ります。

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ナベのフタを利用して炎から身を守りナベに近づきます。
フタを手前から静かに被せます。

やけどをしないように、落ち着いて行います。

完全にフタをします。

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注意!!フタは被せたままにします。
被せた後すぐにフタを取るとまた燃え出すことがあります。

天ぷらナベにフタを被せたら、コンロの火を消してください。

ポイント

• 初期消火に失敗した場合に備えて必ず避難路を確保してから初期消火に当たってください。
• コンロの火を消しても、すぐにフタを取るとまた天ぷら油が燃え出すことがあります。フタを被せてからも、油の温度が発火点より下がるまでは再び燃え出す危険がありますので、油が冷めるまではフタを取らないでください。
• 消火の際は、腕にはタオルを巻くなどし、やけどをしないよう十分に注意してください。