こんにちは区役所です（第３７回）　講演会「発達障害の子とハッピーに暮らすヒント」を開催しました

12月１日（火曜日）に戸塚公会堂で、障がい児スマイル事業普及啓発講演会「発達障害の子とハッピーに暮らすヒント」を開催しました。公会堂のロビーでは障害児関係機関によるパネル展示も同時開催しており、約240人の方にご来場いただきました。
講師には、ご自身が発達障害のお子さん４人の子育てをされた、堀内祐子先生（発達障がいハッピーサポート代表）をお迎えし、体験談を交えて、子育てや地域でできるサポートのヒントについてお話しいただきました。

講師の堀内先生が、とにかく明るく、元気！
発達障害のお子さんとのやり取りの様子、その行動特性のお話しや自分のとってきた対応を、素晴らしく愛情のこもった視点で、ときに面白おかしくお話しをされ、また、先生が投げかける「自分ならお子さんにどのように対応しますか？」などの質問に、参加者の方々からも様々な意見が出るなど、予定時間があっという間に過ぎ去った講演会でした。
ご自身の体験からのお話だけに、熱心にメモを取っている参加者が多く、アンケートからも、「とても参考になりました」「勇気づけられました」「気持ちが少し軽くなりました」などの声が多く寄せられました。先生、ありがとうございました。

区役所福祉保健センターでは、４か月、１歳６か月、３歳のお子さんを対象に、乳幼児健診を行っています。その中で近年は、発達に関する相談が増えてきており、区役所で行っている個別の発達相談についても新規利用は数か月待ちの状況で、年間延べ約440人の方がご利用されています。また、より専門的な機関である戸塚地域療育センターの利用者も増え続けています。
こうした状況の中、区役所では発達障害のお子さんが身近な地域で安定した生活ができるような環境づくりを、保護者や支援者の皆さんや、地域や学校などの関係機関とも連携しながら進めていきたいと思います。

笑あり涙ありのお話に吸い込まれます！

みんなの作品を一本の木に柱立てた“みんなの木”

平成27年12月16日　福祉保健センター担当部長　林　昭宏