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室温20℃で暖かく過ごす工夫を紹介します!【冬の節電】

室温20℃で暖かく過ごす工夫を「ウォームスタイル瀬谷」として紹介します!

最終更新日 2020年11月20日

主要な暖房器具として、夏に続いて冬もエアコンを使われるご家庭も多いかと思います。
夏よりも冬の方が、エアコンの室温設定の調節による省エネ効果が高くなります。
暖房の設定温度を下げ、暖かく暮らす工夫『ウォームスタイル瀬谷』で、冬の節電と電気代の節約に取り組んでみませんか。

ウォームスタイルのコツ 〈衣〉

首、手首、足首の「3つの首」をあたためましょう

マフラー、手袋、レッグウォーマーを活用して

マフラーと手袋

太い血管のある部分を重点的にあたためることで、からだ全体があたたまり、冷え性などの改善にも役立ちます。

お風呂あがりには一枚多く羽織り、寝る時も首にタオルをまくなどして身体をあたたかく

「素材」に着目し、おしゃれにあたたまりましょう

機能性素材の下着を着るようにしましょう

保温効果を高めたTシャツなどのインナーや、軽くて薄い腹巻など、使う下着の素材を意識して、体幹をあたためましょう。

セーターなど上に羽織るものは、機能性素材を選んで着ぶくれ防止

機能性素材を活用したセーターやジャケットなどを選ぶことで、着ぶくれを防ぎながら保温効果を高めることができます。

あたたかさもおしゃれ度も、同時にアップ!!

ひざ掛けやストールを活用しましょう

ひざ掛けでこまめな体温調節、ストールはひざ掛け代わりにもなります

スポーツ観戦などで利用されている“スポーツひざ掛け”など、男性が使いやすいものもあります。

着るものを工夫して、体感温度をアップ!

ウォームスタイルのコツ 〈食〉

「鍋」でからだも室内もあたためましょう

家族や友達と集まって鍋を楽しみながら、からだも室内もあたたかく

鍋

鍋は、家族や友人との会話を楽しみながら、体も室内もあたたかくなって暖房もおさえられる、一石三鳥にも四鳥にもなる料理です。

鍋からの湯気による加湿効果で体感温度がさらにアップ

一般的に湿度が高くなると体感温度が上がりますので、鍋はもちろんのこと、お湯をはった鍋を置いたりストーブの上にやかんを置いてお湯を沸かしたりすることで、暖房をおさえても寒さを感じにくくなります。

一部屋に集まって、ほかの部屋の暖房や照明はオフ

鍋を囲んで、みんなが一つの部屋に集まることで、ほかの部屋の暖房や照明などのエネルギーを使わずにすみます。

冬が旬のもの、根菜類、しょうがなど、からだをあたためる食材にもこだわりを

根菜類

冬が旬の食材、根菜類、特にショウガなどは、からだを内側からあたためる効用があります。

食材選びは「地産地消」を心がけることで、流通にかかるCO2排出量も削減できます。


また冷蔵庫に余っている食材も鍋にするなど、食べ物も無駄にしないようにすることも大切です。

体があたたまる調味料を使いましょう

こしょうやトウガラシなどのスパイスは、体を中からあたためて、発汗をうながします。

また、胃腸をあたため消化・吸収を助ける作用もあります。さらに、片栗粉などでとろみをつけると保温性が高くなります。

体を芯からあたため、温かさを持続することが期待できます。

★ショウガを使った鍋料理★
具材 豚バラ肉、白菜、大根、しめじ、豆腐、その他お好みの具
調味料 だし、塩でベースの味を作り、ショウガの薄切りとすりおろしを入れて、しょうゆで味をととのえます。

ワンポイント
アドバイス

白菜にはビタミンCが豊富に含まれており、免疫力を高めることから、風を引きにくくなります。

★韓国風鍋料理★
具材 豚バラ肉、豆腐、白菜、ネギ、ニラ、その他お好みの具
調味料 鶏ガラスープ、塩でベースの味を作り、お好みで味噌、しょうゆ、砂糖を加えます。コチュジャンや七味唐辛子で仕上げましょう。

ワンポイント
アドバイス

白菜の代わりにキムチを入れても、味に深みが出ます。

ウォームスタイルのコツ 〈住〉

湿度を意識し、体感温度を上げましょう

温度計や湿度計を近くに置いて、室内環境を「見える化」

湿度維持を
家庭の省エネ徹底ガイド(資源エネルギー庁)より抜粋

同じ部屋に長くいると、実際よりも寒く感じたり、あたたかく感じたりします。温度計や湿度計を置いて室内環境を「見える化」して、無駄な暖房使用を控えつつ、冷えによる体調不良にも気を付けましょう。

窓やドアに注目しましょう

ドア・窓の開閉は少なくしましょう

開閉が多くなると、熱が室内から室外へ逃げたり、その逆に室外から冷気が侵入することになります。

窓の断熱性能を高めましょう

室内イメージ
資源エネルギー庁ウェブサイト「無理のない省エネ節約」より抜粋

住宅の断熱で重要なのが、開口部の断熱性能を高めることです。冬は窓など開口部から、半分以上の熱が外に逃げています。厚手のカーテンを使用して、窓から熱を逃がさない工夫をしましょう。床まで届く長いカーテンの方がより効果的です。断熱シートを窓に貼ったり、複層ガラスや二重サッシなどに窓を変えることでも効果があります。

あたたまった空気を循環させましょう。

風向き調整
家庭の省エネ徹底ガイド(資源エネルギー庁)より抜粋

扇風機を併用して、あたたまった空気を循環させましょう。
 

※暖房中は適宜換気をしましょう。

「道具」や「小物」で暖房に頼りすぎない工夫をしましょう

湯たんぽ、毛足の長いスリッパやクッションなどを効果的に活用

冬の暖房時の室温設定は20℃に!

無理のない省エネ行動で節約しましょう

ご紹介した「衣」「食」「住」のウォームスタイルのコツを実践して

室温は20℃に設定
することで、エアコンの場合約1.170円の節約効果が見込めます。
※外気温度6℃の時、エアコン(2.2kW)の暖房設定温度を21℃から20℃にした場合(使用時間:9時間/日)
また、ガスファンヒーターの場合は約1,390円、石油ファンヒーターの場合でも1,020円の節約が見込めます。
※外気温度6℃の時、暖房の設定温度を21℃から20℃にした場合(使用時間:9時間/日)

他にもいろいろ!ウォームスタイルの「コツ」

入浴の時間を大切にしましょう

入浴で心もからだもあたためる

半身浴

入浴でからだを芯からあたためて、冷めにくくするには20分ほどの時間をかけて、

38~39℃程度のぬるめのお湯に半身だけつかることが効果的です。


お湯をぬるく、少なめに沸かすので、省エネや節水にもつながり、お財布にも

やさしい入浴法です。

ゆず湯、しょうが湯、大根湯などで、からだをあたためる効果が上昇

ゆずやみかんの皮を湯船に浮かべるだけで、これらに含まれている成分が皮膚を刺激し、血行を良くしてくれます。

大根湯は大根の葉を1週間ほど乾燥させたものを刻んで布袋に入れて、湯船に浮かべます。

葉に含まれるミネラル成分により、血行促進や発汗効果があります。

ちょっとした時間で足湯を行うのも効果的

足湯

からだが冷えてつらい、でもお風呂に入るにはまだ早いし・・・という時には、

大きめのたらいなどにお湯をためて足をつけることで、とても楽になります。


足湯の後は機能性素材の靴下や毛足の長いスリッパなどを履いて、

しっかり保温しましょう。

運動で身体をあたためましょう

通勤で運動

通勤、通学でひと駅分を歩いたり、3階程度なら階段を使うようにすれば、体温上昇にも健康にも効果的です。


いつもより多く動くことで、体温上昇がはかれ、新陳代謝が活発になり、血行も良くなります。

寒さを逆に利用して、日頃の運動不足も解消しましょう。

家や職場で座ってできる血行促進運動

足や首のストレッチなど、家や職場で座ってできる血行促進運動は、新陳代謝を高め、冷えやコリを防ぎます。

身近な家電で省エネ

こたつや電気カーペットは、敷布団や断熱マットと組み合わせて

断熱マット
断熱マットをプラス!

床に電気カーペットをじかに敷くと、熱が床に逃げて暖房効率が下がります。

電気カーペットの下には断熱マットなどを敷きましょう。


こたつは上掛け布団も組み合わせると効果的です。

暖房は必要な時だけつけましょう

室温は急には下がりません。お出かけや寝る15分くらい前に切るのが、省エネのコツ。

電気ポットは保温をせずに、必要な時に沸かしなおしましょう

みんなで集まろう!『ウォームシェア』

余分な暖房を止めて、みんなでひとつの部屋、場所に集まることで消費エネルギーを節約するのが

『ウォームシェア』。

例えば、個別の部屋の暖房は止めて街へ出かけて、図書館や博物館、児童館などの公共施設、

レクリエーション施設などを利用すれば、全体としてエネルギーの使用量をおさえることができます。


このページについて

※ウォームスタイルのコツ、データ等は、

資源エネルギー庁「家庭の省エネ徹底ガイド」(2012年、2017年版)及び

資源エネルギー庁ウェブサイト

https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/(外部サイト)

を元に作成しています。


※無理をせず、体調に合わせて適切に暖房を使いましょう。

このページへのお問合せ

瀬谷区総務部区政推進課企画調整係

電話:045-367-5632

電話:045-367-5632

ファクス:045-365-1170

メールアドレス:se-kusei@city.yokohama.jp

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