南区読書活動推進目標

　　令和元年度に「第二次横浜市民読書活動推進目標」が新たに策定されたことを受け、南区でも「第一次南区読書活動推進目標」を見直ししました。
　　第二次目標の内容と、区内にある図書コーナーなどの紹介・場所を記載したマップを合わせたリーフレットを作成しました。
　　南区民読書活動推進目標リーフレットは区役所・図書館・その他区内の区民利用施設（地区センター、コミュニティハウス等）で配布します。
南区読書活動推進目標リーフレット（PDF：2,772KB）（A4版8ページ）
南区読書マップ（PDF：1,759KB）

本は、人に生きていく活力を与え、人の心を豊かにします。
私たちが生きていくうえで必要となる教養や表現力を高め、想像力の翼を広げてくれます。
読書活動は、子供から大人まで全ての人々が共通して親しみ、交流を深めることのできる大変貴重なものです。
区民の皆様の交流がより一層深まり、南区に「あったかい風」を吹きわたるようにするため、地域の方々や様々な施設と協働しながら読書活動を推進していきます。

区内には南図書館をはじめとする読書関連施設が数多くあります。
区民の皆様が身近に本と触れ合い、読書に親しむために各施設が連携して環境整備に取り組みます。

１ 南図書館の環境整備
　読書活動の中心を担う南図書館は、南区の情報拠点として、さらに利用しやすくなるような図書館づくりを目指します。
２ 各施設が連携した広報活動
　使いやすい読書マップを作成するなど、区内の各読書関連施設を、より身近に利用していただける広報活動に取り組みます。
３ 読書活動推進連絡会の設置
　区役所・図書館・学校・区民利用施設などの担当者で読書活動推進連絡会を構成し、情報共有のため定期的に連絡会を開催して、連携した取組を行います。
４ 読書活動の担い手であるボランティアの支援
　読み聞かせ、本の修理など、区内の読書活動ボランティアの活動や学びを、区役所や図書館が支援します。

大人が本に親しむためには、幼少期の本との出会いが大切です。
そして、子どもが本に親しむためには、まわりの大人が本に親しむことが大切です。
南区ではすべての世代、様々な文化的背景をお持ちの方が、誰でも読書を楽しめる機会を提供していきます。

１ 乳幼児
　　乳幼児健診などを活用した取組
　家庭での子どもへの読み聞かせがより身近になるように、乳幼児健診やおはなし会等の機会を通じて、わらべうたや読み聞かせの大切さを伝えます。
　２ 学校
　　市立図書館との連携による学校図書館の充実
　学校司書、教職員、ボランティア、市立図書館が連携を深め、学校図書館をより充実させることで、読書が児童・生徒の日常生活の中に定着していくことを目指します。
　３ 成人
　　読書活動への関心を高める取組
　読書の日（毎月23日）や読書活動月間（11月）を中心に、展示や企画事業を行い、本との出会いの機会を増やします。
４ 高齢者
　　高齢者が読書を楽しめる環境整備への取組
　高齢者が楽しく読書活動を行うための環境、機会づくりに取り組みます。
５ 障害のある方
　　誰でも読書を楽しめる環境整備への取組
　障害の有無によって、読書の機会が妨げられることがないように、誰でも読書を楽しめる環境整備に取り組みます。
６ 多文化
　　外国語を母語とする区民に向けた読書の取組
　多文化共生ラウンジ等と連携し、多言語資料を充実させ、様々な言語・様々な文化的環境での読書活動を支援します。

横浜市では「横浜市民の読書活動の推進に関する条例」は平成26年４月１日に施行しました。この条例に基づき、南区では、平成26年度に「南区民読書活動推進目標」を策定いたしました。
策定から５年が経過し、令和元年度に「第二次横浜市民読書活動推進計画」が新たに策定されたことをふまえ、南区においても目標を見直し、「第二次南区民読書活動推進目標」として改訂いたしました。
すべての区民の皆様が充実した読書活動が行えるように、目標を推進してまいります。

南区民読書活動推進目標（素案）について、平成26年９月22日から平成26年10月17日まで、意見募集を実施いたしました。
また、いただいたご意見を参考に南区民読書活動推進目標（素案）を修正し、【南区民読書活動推進目標】を策定しました。

南区民読書活動推進目標リーフレット（平成26年11月発行）

• 南区民読書活動推進目標（PDF：3,231KB）（平成26年策定）
• 南区民読書活動推進目標（素案）に対するご意見・区の考え方（PDF：145KB）