2025年5月号 
開園60周年記念の
楽しい
イベントが盛りだくさん!
ーこどもの国
~読者プレゼントあり~

海、港、緑、歴史、地域、人々、さまざまな魅力を持つ横浜。この街の彩りを「よこはま彩発見」としてお届けします。今回は、開園60周年を迎えるこどもの国(青葉区ほか)からです。
広報よこはま2025年5月号に紙面掲載した「よこはま彩発見」の内容は、こちらのリンク先をご覧ください。
ページ最後には読者プレゼントもあります!ぜひご応募ください。

開園60周年記念の楽しいイベントが盛りだくさん!~こどもの国

こどもの国協会 常務理事兼園長
 秋保 尚志

「こどもの国」は横浜市の北西部にある自然公園・遊び場で、JR線・東急線の長津田駅からこどもの国線で2駅のこどもの国駅が最寄りです。

入園口を抜けると、緩い上り坂となっている「落書き広場」があり、坂の頂上から目の前に芝生や花壇に彩られた中央広場が広がります。そこから先は、100haある園内のどこに行っても自由です。野山を駆け巡っても、遊具で遊んでも、スポーツ施設で体を動かしても、お弁当を広げても・・・。

「あそびのなかに、未来がある。」をテーマに運営しているこどもの国は、今年5月に開園60周年を迎えました。これまで、小さなお子様からシニア世代まで5000万人近い方々にお越しいただいています。

中央広場と鯉のぼり

こどもの国誕生の経緯をご紹介しましょう。実は1959(昭和34)年の皇太子殿下(現上皇陛下)のご結婚にさかのぼります。当時、初めて一般家庭から皇太子妃が誕生することになり、大きな祝福の声が沸き起こりました。国民からのお祝い金が宮内庁に寄せられ、その使い道について両殿下が「子どものためになる施設を」との意向を示されたのをきっかけに、そのお祝い金や企業の寄付、国費などをもとに建設が始まり、1965(昭和40)年5月5日のこどもの日に開園しました。

元は旧陸軍の弾薬庫などがあった場所で、戦後は米軍に接収されていましたが、こどもの国建設を機に返還されました。こうしたことから、都心から30キロの場所に自然豊かな敷地が残されていました。

今年は開園60周年のため、記念事業を実施したり、恒例催事も特別な仕立てで行ったりするなど、皆様にお楽しみいただけるような企画が年間通じて繰り広げられます。

人気の115mローラー滑り台

ゴールデンウィークからは、ふれあい学び館で「思い出の遊具」写真展を始めました。親子、あるいは3世代で、今とは異なる遊具をご覧いただいて、懐かしんだり、今昔の遊びの違いについて語らったり。同時に、館内に設置したポストとホームページで、こどもの国の遊具やこどもの国で遊んだ「思い出メッセージ」も募集しています。

牧場での乳しぼり体験

5月10日には、こどもの国のシンボルの平成記念館で、東海大相模高校、横浜創英中・高校、横浜市立谷本中学校による「思い出吹奏楽」演奏会を開くほか、5月17日には、ソフトクリームと特別牛乳が名物の園内の牧場で、雪印メグミルク創業100周年記念「ミルクフェスティバルinこどもの国」が開かれ、乳しぼり体験やバター作りなどが予定されています。また、6月7日には近隣の小中学生をメインとしたダンスチームによる「ダンスフェスティバル」を平成記念館で初めて開きます。

開園当時の外観が残る浅田孝設計の「平成記念館」

7月下旬からプールをオープンしますが、今年は一番奥の25mプールを閉鎖し、この場所で水遊びの新しい企画を計画中です。また、猛暑に負けないぞとの思いを込めて、中央広場を会場に「びちょぬれ水鉄砲合戦」を夏の陣(7月19~21日)と秋の陣(9月13~15日)の2回開きます。体につけた標的(金魚すくいの「ポイ」)を水鉄砲で狙うゲームです。

秋には、10月11日に、大玉転がしや玉入れなど誰でも参加できる「三世代大運動会~よしお兄さんもやってくる」を中央広場で開きます。体操のお兄さんの小林よしひささんも登場します。また、10月25日には、子どもたちに人気の音楽ユニットのケロポンズを招いて、幼児向けステージショー「ケロポンズと歌って踊ろう」を平成記念館で開きます。

このほか、バームクーヘンづくり、五平餅づくりといった食のイベントや、じゃがいも掘り、枝豆収穫、さつまいも掘りといった季節のイベントなどもあります。これらは事前申込制ですので、ホームページでご確認のうえ、ご応募ください。

白鳥湖とボート

また、散策はどの季節でもお楽しみいただけます。多摩丘陵の面影を残す起伏ある園内は、これからの新緑、秋には紅葉、年が明ければ梅、椿、桜と山肌の彩りが変わります。季節を感じながらボートやサイクリングも楽しめます。野外炊事場やバーベキュー場もあります。また、かつての弾薬庫の痕跡をめぐる「歴史ガイド」(1部200円)や、開園当時、浅田孝、黒川紀章といった新進建築家らが構想したこどもの国の原型の痕跡をたどる「建物ガイド」(同)も入り口案内所で販売しておりますので、散策のお供にご活用ください。

弾薬庫跡の前を走る園内バス「赤ぽっぽ号」

このほか、冬にはアイススケート場もオープンします。予約制になりますが雨天でも使える人工芝の少年サッカー場や、運動会ができる総合グラウンド、テニスコート(3面)など、幅広い世代の皆様がスポーツに取り組める環境が整っています。牧場ではポニーの乗馬や動物とのふれあいも体験できます。

「あそびのなかに、未来がある。」

これから先も、私たちは幅広い世代の居場所でありたいと願っています。

イベントの日程や詳細はホームページでご確認いただき、多くの皆様のご来園をお待ちしています。

≫こどもの国 公式サイト(外部サイト)

問合せ

こどもの国協会
TEL 045-961-2111
FAX 045-962-1366

読者プレゼント

【2025年6月1日(日)締切】

「こどもの国」入園招待券

いつも「広報よこはま よこはま彩発見」をご覧いただき、ありがとうございます。感想をお寄せいただいた方の中から抽選で、「こどもの国」入園招待券を10組20名様にプレゼントします。

ご希望の方は、次の6項目※を明記し、郵便はがき(〒231-0005 横浜市中区本町6-50-10 横浜市役所政策経営局広報・プロモーション戦略課 あて)又は電子メール(ss-saihakken@city.yokohama.lg.jp)でご応募ください。締切は2025年6月1日(日)必着です。

※①郵便番号、②住所、③氏名、④感想、⑤読んでみたい記事、⑥「5月号プレゼント希望」

なお、当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。また、いただいた個人情報は、賞品の発送以外の目的には使用しません。

読者プレゼントの問合せ先

横浜市役所政策経営局広報・プロモーション戦略課
TEL 045-671-2332
FAX 045-661-2351

関連記事